2010年10月14日木曜日

これでどうかね?

黒檀の目玉を一度に40個、作りました。数作るのも、だいぶん馴れてきて、苦じゃありません。削る時に、テーパーかけてやるので、多少のサイズ違いも支障にはなりません。

それにしても、ルル親方の仕事は見事なもので、クチバシで削る親方の目玉のサイズは、誤差0.数ミリ単位で仕上がります。
黒檀をベルトサンダーで削ると、ベルトに黒檀のカスがベットリ張り付いて、取れません。(写真左)黒檀は硬い材ですが、削ってみるとこのように、油脂成分らしき物が粘着剤のようにくっつきます。

ベルトが直ぐに駄目になりやすく、作業効率も落ちて、何ら良い事はありませんが、削らない訳にはいかないので、幾らかの対策はたててます。

其の1、成るべくこまめに、クリーニング棒で、クリーニングしてやる事。削りカスが、削りカスを更に癒着させますので、一作業毎に、クリーニングします。

其の2、材を強く押し付けない事。癒着を減らすには、切削屑を効率良く排出する事が、大事ですので、材は成るべく軽く当てて、排出の隙間を残してやります。

これくらいの事しか、してませんが、少しは違うように、思います。

2 件のコメント:

  1. ヤマドリさん今晩は
    黒檀とチークのサンディングはやりにくいですね。黒檀の場合は押し付けると研磨材に真黒に付着してどうしようもないですね。
    樹脂が溶け出すようなので、私は出来るだけ
    スピードを落として温度を上げないように研磨しています。
    部品を数多く研磨すると、集塵していてもそこいら中真黒になって汚くて嫌になります。

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  2. たくどう様、こんばんは。
    コメント有難うございます。

    やはり、黒檀には困ってられるんですね。
    私はチークは使いませんが、黒檀より油脂成分は多そうですね。

    それと確かに、温度も関係あるように思います。番手は小さいほうが、詰まり難いんでしょうが、結局は同じ結果になりますね。私は100番を使ってます。

    研磨材に癒着した黒檀を、溶かして剥がせるような溶液があれば良いのになぁって、無いものねだりの日々でございます。

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