2014年3月26日水曜日

曲線切りガイド自作のトスキテ。

 グリズリー社製9インチバンドソーの自作ガイドとテーブル。テーブルはバーチ合板に無印良品で買った薄い樹脂のまな板貼ってます。摩耗しにくいかなって、思いましたが作業性は良くも悪くもありません。

このガイド使ってもう随分作業しました。適当に作った割には壊れる事も改良する事もなく、今日に至っていますので、満足してます。
 帯ノコ刃を支える両側のベアリングは外して、皮ポンチの下敷き板に切り込み入れたガイドで刃を支えてあります。

これはツルツルしたやや硬質の樹脂なので、熱を持ちにくく、刃物も痛めないようです。使ううちに切り込み巾は摩耗してやや広くなりますが、ある程度広がれば、それ以上の摩耗は見られませんし、実用に差し支えありません。

この機械程度の作業なら、樹脂でなくても木でもMDFでも、何でも良いかもしれません。
 取り付け裏側。抜いたベアリング軸穴に8ミリの丸棒をさしてある。丸棒を埋め込んだ木片に、ガイドになる樹脂をネジ付け・・・それだけ。丸棒は芋ネジしめて固定してあります。
分解した所。
 樹脂取り付け裏側。汚い工作でお見せする程の物でもありませんが。樹脂はバンドソウでサクサクカットして、好みのサイズにします。
上の写真で注意点を一つ。刃の背をベアリングが支えています。これが無いと樹脂も取り付け台の板も、刃の背でドンドン削られます。刃の陰が板に映って、隙間が空いてる事が解るとおもいますが、ここが重要です。
下のベアリングはそのままです。下もサイドベアリングをとってしまうと、刃先が歪みすぎて制御しにくかったような記憶が・・・。ここでも刃の背を受けるベアリングが大事な事は、云うまでもありません。
 ついでに、ベルトサンダーに特化させたユタカバンドソウのガイドを紹介。こちらは黒檀のチップをサイドのガイドに使っています。使ううちに削れますが、そうしたらまた作り直します。

手前に置いてあるのは、テーブル下側に取り付けるガイド。磁石で取り付けてます。
ベルトサンダーの場合は、このフェンスの自作が一番難しいです。これは約5ミリ巾の薄いフェンス。薄い航空合板に糸ノコ用の刃(刃先は削ってある)を貼付けて作りました。

性能に満足してる訳ではないですが、何とか騙し騙し使ってます。