2010年5月30日日曜日

公園飛行機

私は一日仕事、娘は一日パソコン、で、夕方近所の公園に、紙飛行機を飛ばしに行きました。紙飛行機と云っても、胴体はバルサ、翼は厚紙です。手で直接投げても飛びますが、ゴムカタパルトで飛ばしたほうが、良く飛びます。
私の調整が悪いので、カタログ通りには長く遠くは飛びませんが、公園の範囲内で丁度いいくらいに、飛んでくれて、結構楽しいです。日曜日ですが、夕方なので人影も少なく、飛行には丁度いい場所です。(写真の場所は、昔、野球場のあった所)
公園の範囲内ですが、腕にも脚にも、結構な運動になりました。娘も随分楽しかったようです。満足してくれました。今度は、もっと色んなタイプの飛行機を作って、飛ばして見ましょう。

あくび解禁

今日は1時間走って、90分数学をしました。勉強中、あくびは幾らでもしていい事に、なってます。こちらの説明に、やる気の無い顔で聞いてると、口調にパンチを効かせて、怒ります。最期は成る可くお互い、ニコニコ笑って終わります。
もっと俗っぽく、コミックな感じでって、思って付けた「クラミック」ですが、そう思って作ってるのが、逆に絵本な感じのデザインじゃなかろうかって、思って来た。まぁ、どっちでもいいんですが。

6.5ミリ厚のホワイトバーチ合板を芯材として、2ミリ厚の航空合板を2層に貼り付けて、立体的なイラストを作りました。こういうキャラクターは、語感でなくて、なんていうか、腕感というか、何となく、とか、フィーリングで描き上げて、結果こういうキャラクターになったっていうのが、一番落ち着きます。

理屈で考えるには、キャラクターの背景の物語まで考えないと、進みません。それは大変なので、鉛筆の進み易いなりに、心地良く進めて行って、何か描けちゃった、って感じなものを、作ります。それでも、中々描けませんです。
細かな切断で、細かなバリが生じるのですが、それの処理が中々手間です。文句云ってたら、いい物は作れませんが、文句を云わないと、進歩が出てこない。

貼り合わせの様子。薄い合板なので、数枚重ねた所で、薄っぺらな作品です。果たして存在価値のある物なのか、否や?
ただ単に、立体的な絵って事では、作品としては物足りないかもしれない。
イラストの立体なら、すでにフィギュアの世界で確立した物があって、そちらに進めばいい。

僕の世界観は、あくまでも2次元的な表現作品なのが、特徴かもしれないので、そこで何か、他者とは違った物が、作れればいいなぁと、思います。

2010年5月27日木曜日

輪郭線

先日の切り抜きに、色を塗ってみました。水研ぎせずに、そのまま塗りましたが、全く問題ありませんでした。これは、良いかも。

上の写真は、エッジに斜めに筆を当てて、輪郭線を付けている所です。私は、輪郭線のある絵が大好きです。輪郭線こそ、絵です。なので、輪郭線を付けます。

輪郭線が付く事で、より絵画に近くなります。絵画、というか、イラスト、或は漫画、コミックですね。木の作品を、よりサブカルチャー化する手段として、色塗装と輪郭線に、着目してます・・・何となくそんな感じって、事です。
輪郭線は、あまり神経質に引いてしまうと、後々大変ですから、試験的な作品でも、意識してラフに引きます。作り手の緊張感は、他に伝わり易いでしょうから、そうしたほうが良いように、思いました。

塗装後は、スポンジサンダーで、仕上げ研磨します。300〜800番手くらいで、仕上げる。サンダーが当たりにくい所は、気にせず残します。それくらいの、作り手に余裕を持たせた作品でないと、続かない。

いつものように、ミネラルオイルを塗って、車輪付けて完成。何の予定もなしに、出たとこ勝負で作りましたが、それなりに作品になりました。逆に、却ってそれが良かったかもしれないですね。

取り敢えずこれが、クラミックな玩具の入り口です。

2010年5月24日月曜日

いよいよ出番の糸鋸

新しいスタイルを、頭で考えるだけでは、一向に前に進まないので、先に新しい技法を試してみる事にしました。
試験作業その1〜バーチ合板のタイヤを試作しました。これは塗ってませんが、思案では色塗ったり、柄を入れたりもします。つまり、着色するタイヤです。色の着いたタイヤがあっても、いいですね。

バーチ合板は、ブラックチェリーの土台に貼り付けてます。剥がれ難いように。2本のダボを入れましたので、手間はかかる。車軸にも、ダボを入れて抜けないようにしてる。張り合わせるバーチ合板のタイヤのサイズは、土台のサイズに関係無く大きく出来ます。写真のサイズは直径約50ミリ。

それから、エッジ処理を、トリマー使わず、ボール盤に付けた軸付きドラムサンダーに斜めにあてて研削処理しました。手作業なので、研削量がマチマチですが、それを敢えて狙ってます。フリーハンドな味わいの輪郭線が、得られますし、作業時間も早く済む。

試験作業その2〜バーチ合板を糸鋸で切断して、切断面の様子やササクレ具合を、確認しました。一番薄い6.5ミリ厚の合板に、適当にイラスト描きました。本当に適当なので、バランスが悪いですが。足も描いて、車も付ける事にした。
切り抜いてサンダーかけて、穴開けて車輪を付けた所。肝心の切断肌は、奇麗なようですし、裏側にはササクレも、ほとんど有りませんでした。バンドソウの時はひどかったですが、細いノコ刃と上下運動の違いでしょうか。

それにしても、随分久し振りに、糸鋸機械を使いました。時間はかかるけど、楽しいですね。今回は、ペンに墨を付けて線を引くような感覚で、切断出来ました。木目が交互に交叉した積層合板という事で、木目にノコ刃が影響される事も無くて、終始同じ感覚で切断出来たので、扱い易く、微妙なカットが出来ました。

暫くはこんな感じで、試験的な作業を続けます。

2010年5月22日土曜日

お風呂でお気に入り

塗りました。色々考えたんですが、どれも今ひとつですね。色の組合わせは難しいです。顔は、以前のように頭と塗り分けたほうが、可愛かったですね。
今回、塗装の仕上げ研磨を、こちらの水平ディスク不織布サンダー使って行いました。思ったより、手早く奇麗に仕上がりました。これなら、もっと早くから使えば良かった。

このタイプの、床に対し水平回転するディスクサンダーは、研磨材がサンドペーパーの場合だと、大変使い辛いものです。研磨速度がディスクの中心と円周とで、全く異なるので、均一に研磨する事が、ほぼ不可能な為ですね。

このように不織布を使った、仕上げ研磨の場合は、当たりがソフトで削れ過ぎが目立たないので、当て方を工夫すれば、実用的な研磨に使えます。小さいディスクでも、不織布サンダーなら、目詰まりも無くて、永く使えます。
貼付けパーツのネジ止めの図。ここには上からカリンの円形パーツを埋め込みます。
羽根の裏にはダボが一本通ってますから、これで羽根が剥がれる事はほぼ、ありません。ドライバーなど使って、梃子の原理で押し上げなければ、剥がれません。この数年間、ひょっとしたらすぐ、剥がれるんじゃ無かろうかって、抱いてた不安も、これで解消します。
薄い首の部分も、バーチ積層合板使ってますから、強く、折れません。
手前に写ってるのは、オランダの玩具メーカーAMBI社製の、お風呂玩具です。プラスチック製ですが、デザインが良くてお気に入りです(私の)。娘が小さい頃、この玩具と一緒にお風呂に入ってました。娘は、どうでも良かったようですが、私は気に入ってました。

私のトリのデザインが、このデザインの影響を受けているのは、一目瞭然です。

この形を、木で作ってしまうと、相当高価な置物になってしまって、親は玩具として子供に与えないでしょうね。それは当たり前な事です。もちろん、お風呂にも浮かべられない。

私の性格は、アマノジャクな所が有るので、木の玩具を作りながら、プラスチック玩具の良さも訴えたいと、思ったりする。私のはもともと、プラモデル作りの延長ですし。

子供の頃に、「近頃の子供は、プラモデルばかり作ってるので、手が不器用になった。」なんて、昔の大人達から批判を受け続けて、心を萎縮させた世代ですが、プラモデルへの憧れは、大人になって、木の玩具作ってる今でも変わりません。つまり(ある種の)子供達にとって、木とかプラスチックとか、そんな事は関係無いんです。そういった事は、大人の事情でしかない。

それより、子供にとって、一番良い環境は何より、両親の仲が良いという一点に尽きます。

・・・たぶん。

ソバ娘

今日は数日振りに、娘と走りました。

毎日走れれば、良いのですけど、お互いにそういう訳にもいけません。私は、自分のためだけに走るのは、もういいし、娘は、独りで走るのは心細いようで、それで、2人揃って走れる日に走ります。

少しずつ、距離を伸ばしていますが、娘は運動部ではないので、そんなに記録を狙うような走りは、させません。心地良い苦痛くらいで止めておかないと、続きませんね。

靴がどうにも、学生向けの物はつま先が、硬くて、踵が分厚くてイケマセン。何度も書いてるんですが、やっぱり嫌だなぁ。硬い靴では、柔らかく走れないので、娘の走りから中々、足音が消えません。まぁ、今はいいっか。

来月末に、期末試験があります。一度、良い成績を体験した娘は、また、良い成績を取りたい衝動に駆られてるようで、それなりに独りで、机に向かってます。

今度、また良い成績を取ったら、何か買ってくれるか?なんて、世知辛い事を云うじゃないかと思いながら、希望を聞いてみれば、何か、美味しい物を食べに行きたいって、いうので、じゃあ(いつもうどんを食べに行くので)、今度はソバ食べに行こうかって、云いましたら、随分嬉しそうにしてました。

なぁんだ、ソバでいいのか、この子は。私も食べに行きたくなったので、じゃあ、成績が上がったら、大盛り、上がらなかったら、並にしようって事に、なりました。

娘は昔から、食べ物に釣られ易くって、ちょっと厳しい山登りに行く時も、「山頂でオヤツを食べよう!」って誘うと、喜んで付いて登ってくれたもんです。

変わってないなぁ。

2010年5月19日水曜日

ブーボー

今日(火曜日)の家庭学習は、平面図形の扇形の面積。これを2〜3日続けてますが、本人は苦手なようです。明日も少し、復習しますが、明日の夜は映画を観に行きます。「タイタンの戦い(3D泣)」。

私は二次元平面映像で観たいけど、娘はチャキチャキの現代っ子なので、三次元立体映像が良いそうです。

旧作の「タイタンの戦い」は、学生時代に映画館で観ました。ハリー・ハウゼンの人形アニメーションが大変気持ち悪くて、夢にも出て来そうで、凄く良かったですね。
旧作のメドゥーサの気持ち悪さと、新作のCGの迫力と、どちらが面白いか見比べてみたいです。

もう一つ、お気に入りが、梟のブーボーでした。金属製のカラクリ梟の動きが、監督は子供向けにコミカルにしたつもりでしょうが、逆に気持ち悪くて、凄く良かったです。あの気持ち悪さは、ウルトラセブン以来だったですが、さて、新作にもブーボーは登場するのかな?

数年前に、娘に見せてやろうと思って、DVDをレンタルして、数十年振りに観ましたが、昔観た通りの印象で、良い物はいつ観ても、良いですね。

私はあまり、映画をレンタルして観ないんです。何時でも観れるとなると、ちょっとつまらない。昔のように、見たい映画のテレビ放送を待ちわびてやっと、画面のテロップにタイトルが現れた時のワクワク感が、テレビッ子世代の一番の感動でした。

「2001年宇宙の旅」を始めて見たのは、中学時代だったか。深夜の県外局の放送で映りの悪い、ザーザー雨の降ってる画面で、父母に特別に許可を貰って、父母の寝てる暗い部屋で、兄と2人画面を囲んで、小さな音で、食い入るように観ましたが、画面が荒い分、アポロ宇宙船の月面着陸をライブで観てるような、臨場感があったように思う。

最近は、昔の映画はテレビ放映待っても無駄ですから、時々は借りて観てます。
水研ぎ乾燥後の、仮組みの様子。頭と首のパーツに、随分隙間が出来てます。
理由は、この空間。芯材の無い部分の貼り合わせたメープルの板が、やや反ってしまったようです。芯材の割合が少なすぎると、こうなり易いですので、もう少し面積を増やしたほうが良いかもしれない。中々、ままなりませんね、玩具と云えども。
左がバーチ合板、右が無垢のメイプル。バーチ合板のシワが良く解るかと、思います。仕上がりは無垢のほうが美しいのは、否めません。これを今後どう処理するか、どう使い分けて行くかが、私の課題です。独り地道にコツコツと、かんがえま〜す。

2010年5月18日火曜日

床下で匍匐前進

今晩の深夜作業は、水研ぎしました。もうお馴染みですが。一つ変えてみた事には、バーチ合板のパーツは、一度水に浸けたら、直ぐに上げて、半乾きで仕上げ加工までした事です。

たぶん、おそらく、元々合板加工される際に、高圧の水蒸気やらで蒸されていると思いますので、改めて水研ぎする必要も、無いかもしれないと思ったんですが、それでも少しは湿らせたほうが良かろうと思って、軽く浸けるだけにしました。そういう事です。

他は、浸けたまま作業しますが、特に問題はありません。
仕上げ研磨した、バーチ合板。ところで、賢明な読者諸氏の方々には、繊維方向に走る、細かなシワが、画像から、お解りになるでしょうか?

これは、仕上げ研磨しても消えません。つまり、合板加工される時に付いた、シワのようです。大根のカツラムキみたいに、薄く剥がされる時に付くシワだと、思われます。

そしてこのシワに沿って、薄く剥離した部分も、お解りでしょうか。バーチは蒸したり圧縮されたりと、合板加工される事によって、繊維組織が脆くなっているように、感じられます。

以上の事は、私の推測ですので、根拠はありませんよ。
この、バーチ合板の特性は、作品制作の際に配慮すべきでしょうね。
上の写真は、ウチの床下の写真です。丁度、台所下で、給水管と排水管が交叉してます。
ちょっと訳あって、水回りの点検をしたんですが、異常は全く有りませんでした。せっかくなので、写真も撮りました。

何やら剥がれて落ちてるのは、隙間充填用の発泡ウレタンのかけらです。右下の木片は、基礎から浮いてる給水管の、支え役になってるようです。(気休め)

床下の空間は、高さ50センチ前後だったでしょうか、ずっと、匍匐前進です。ちょっとお腹の出てる方は、入れないんじゃないかと、思った。工事の方は、痩せてないと。

さて、今年のジブリの新作映画は、「床下の小人達」が原作ですが、ウチの床下には、小人は残念ながら、居ませんでしたが、そう云えば床上に2人も、小人が居たことでした。

2010年5月16日日曜日

合板とネジ

トリの車玩具。途中の仮組み状態。首のパーツがバーチ合板なので、落としても壊れない。壊そうとしても、壊れないくらいに強いです。そういう予定です。

翼のパーツは、今回から木ネジで固定しようと思います。何となく、ネジの使用はこれまで避けて来ましたけれど、必要とあれば、使って当たり前でなかろうかなんて、考えも変わって来た。

合板と、ネジ。この2つは、何となくタブーな先入観を、私は勝手に持ってましたけど、乳幼児が対象ならともかく、むしろ乳幼児以外が対象な故に、強度を優先するのも良いかもしれない。

後輪は、胴の中に収まって、全部で3輪になります。鳥の玩具はやはり、3輪が良い。
これくらい、素朴なスタイルだと、作る気分も素朴な?感じになってくる。自分が良い人みたいな・・・。

トリの形は何故か、木の玩具に向いてますね。

2010年5月15日土曜日

卓上横軸ボール盤

カリンの薄板を、ドラムサンダーで、均一な厚み出しと、中仕上げ兼ねて加工します。加工後は、サンダーの研磨痕を消してやりますが、これを横軸ボール盤の軸付きソフトドラムサンダー使って作業します。
材の表面仕上げを、機械加工する場合は、オービタルサンダーなど使うのが、普通ですけど、私の作業は材が小さいので、使い辛いのです。それに、オービタルタイプもディスクタイプも円運動が主体なので、細かな研磨痕が残ったりします。

その点、この横軸使った作業なら、木の繊維方向に平行に加工出来るので、研磨痕が目立ち難い利点があります。材のちょっとした仕上げ研磨作業を、機械的に行いたい時は、平八みたいに、とても重宝します。

加工形態から見れば、上のドラムサンダーの、小型ソフト版みたいですね。

横軸は、ボール盤を横向きに取り付けて、使ってます。チャックには、キーレスチャックを取り付けて、ドラムの付け替えを迅速にしてます。ダブルのチャックはスマートでは無いけれど、水研ぎもこれでしますから、チャックから機械本体までの距離は、離れてたほうが好都合です。
最終的に、600番手のペーパー付けたドラムで研磨した、カリンの表面。解りにくいですけど、研磨痕も消えて艶が出てます。材の表面を、繊維方向に水平に仕上げ研磨するには、卓上型の機械では、これが唯一かと思います。

2010年5月14日金曜日

ギジギジ

バーチ合板を買って、いよいよデザインの幅が広がったぞなもし、なんて、使い慣れない地元の方言なども使ってみながら、喜んでたけど、さにあらず。

やはり、木の玩具のデザインは難しゅうございました。
難しいんですよ。絵を描くように、なんて云う程には出来ません。だからこそ、やり甲斐があるのだなんて、思ってみるけれど、出来なければ意味が無い。

木の玩具って、何となく工作の入門編みたいですけど、手本となる世界は、とっても限られていて、裾野を広げるのが、とても難しい・・・んだけど、解っててやってるんだから、耐えて前に進むしか無いですね。
気持ちは前に、デザインは後ろに。以前作った鳥の車玩具を、合板使って作り直してみる事に、しました。

以前は首のパーツを、12ミリ厚のウォルナット使ってましたが、この厚みでは、テーブルから落とした程度で、首が折れる可能性も大きいので、代わりに同じ厚みのバーチ合板を使ってみます。

バーチ合板の加工上の欠点は、薄い貼り合わせの表面が、繊維方向にむしれ易いって事です。写真のパーツの縁が、ギジギジとむしれてるのが、お解りでしょうか。

バンドソウで曲線カットした際に、刃の出る側の材の表面が、むしられてしまいます。なので、成るべく余白もたせてカットして、研削作業で形を仕上げたほうが、良さそうです。

無垢と合板と、それぞれ特性が違いますから、合板加工もこれから沢山経験して、奇麗に加工出来るノウハウも身に付けたい。

2010年5月12日水曜日

ホワイトウィングス

今日の家庭学習は、ランニングと数学。数学は、ちょっと難易度の高い問題集に(私も一緒に)挑戦してみました。今回は、平面図形の難しいやつ。私立の進学校向けなんでしょうけど、普通な教科書問題だけやってたんじゃあ、解けませんね。答案見ても、解んないのもあった。

娘もビックリしてましたが、全く解けない訳でもなく、解けなくても、チャレンジ精神は旺盛でしたので、それで充分かな。

そろそろ授業のほうも、進み出したようですので、あまり寄り道もしてられませんけど、時にはこんな難しいのも、してみるのも良い。

妻が最近、授業参観に行って、見て来た事には、教室に生徒の将来の夢が、書かれて貼ってあるそうですが、具体的な夢の職業の書かれてある中で、娘のだけが、「県立高校に入りたい」って、とっても近々な夢というか、希望が書かれてあったそうな。

私が普段から、とにかく県立に入ろうって云い続けてるのを、真面目に受け入れてくれてたようで、嬉しいし、責任も感じる。もっと夢らしい夢も持たせたほうが、良いのかもしれないが、大人が急いて、無理に夢をもたせるよりは、今は勉強に集中したほうが良いと、思ってます。

集中するって云っても、抜け穴は作っておいて、そこでコソコソと、隠れてしてる事が、きっと将来の夢にも繋がるんでしょう。抜け穴も塞いで勉強させれば、進学校も目指せるやもしれませんが、それはしないんです。

ランニングのコースにしてる、近所の公園は昔、野球場や競輪場だった場所で、数年前から公園に整備され、今春から解放されてます。今は試行期間中で、簡単なボール遊びや、繋いだ犬の散歩なども、公園内で出来ます。

で、そんな広い公園で、私も何か有効に遊びたいなぁと、走りながら考えてましたが、紙飛行機を飛ばすのに、丁度いい事に気付きました。で、早速模型屋さんで買って来ました。
胴がバルサ製の、滞空競技用の機種。ホワイトウィングスってシリーズです。似たような紙飛行機は、以前にも作った事はありましたが、近場で飛ばす所がないので、気軽に楽しむって感じでもなかったのですが、今は近くに広い公園が出来ましたので、気軽に楽しめそうです。

娘も誘ったら、乗って来てくれました。ウフフ。今度親子3人で飛ばしに行こう。

普段から、木の玩具の事ばかり考えてますが、自分の楽しみの為だけの工作は、してません。出来れば、プラモの飛行機製作など再開したいんですが、何だか求道者みたいな感じの毎日で、ちょっと息抜きも必要か?

新作のデザインが、ずっと決まらなくて、困ってます。

2010年5月9日日曜日

マスクで迷ってる

防塵用などで、作業中にマスクをする時、鼻呼吸にするか、口呼吸にするか、時々迷ったりします。
図は左が鼻呼吸、右が口呼吸、上がマスク着装の外観

特に冬場は、マスク内の呼気の湿気が結露して、水滴がマスク外に落ちる事もあり、その予防の為に、成るべく鼻呼吸にしたいと思ってますが、鼻呼吸でも全く結露しない訳ではありません。

私は子供の頃から、鼻は弱いほうで、どちらか常に詰まってる感じなので、口呼吸のほうが、圧倒的に楽なんですが、防塵と防湿の意味から云えば、鼻呼吸のほうが良いと思って、成るべく意識的に、鼻で呼吸しています。

走ったりするときも、鼻呼吸を指導されたりしましたが、中々そういう訳にはいきませんでした。「した」って過去形なのは、今は鼻呼吸で走ってるからです。走り方を大きく変えてみた頃から、鼻呼吸も取り入れてみた所、これが走法と、ぴったりあいました。

ただし、必ずしも、鼻呼吸が良いという訳ではなく、運動の内容次第で、変化して当然です。例えば、柔道の乱取りを数本続ければ、もう鼻呼吸なんて、すました顔をしてられません。

が、口呼吸では、口内の水分が過度に蒸発して、余計に喉が渇きますが、それ以上に、口を開けているという、身体の状態が、走る身体を妨げてるような、そんな感覚は、あります。説明は、ちょっと難しいんですが。
マスクで鼻呼吸を習慣付ければ、万が一、粉塵が漏れ入っても、臭いでそれと解るし、幾らかは鼻孔内で吸着してくれるかもしれませんが、それより、漏れ入らない事が、大事ですね。

上の図はマスクの気密点検をしてる所。
図Aは、吸気缶を手で塞いで、息を吸っている所。マスクが凹んで、空気が入らなければヨシ。

図Bは、排気口を塞いで息を吐いている所。マスクが膨らんで、空気が出なければヨシ。
気密点検のときは、口呼吸でしてますね。
マスクの着用も、案外奥が深い・・・かな?

2010年5月7日金曜日

壊れません

仕事終わる頃から、パラパラと雨も降って来て、生暖かい感じの空気に、今日は走るのやめて、玩具の色塗りをしました。

夕食後も、娘の勉強見る気分が起らなくて、横になってテレビ観てました。大人はいいですね、気分次第で勉強しなくても、良かったりして。仕事の勉強が多い方は、大変ですが。

それなりに、娘も自分で熱心に、予習復習など、するようになって来てますから、そうなれば無理に私が付き合う必要も、無いんですが、それはそれで、親としてつまらなかったりして。
一気に作り上げました。普段はブラックウォルナットを使う芯材に、バーチ合板を使ってます。ので、色も塗ってます。ウォルナット使ったほうが、重厚感や高級感はありますが、バーチ合板は塗装出来るので、色んな変化を付けられますね。
トサカのような把っ手部分も、バーチ合板ですので、無垢材より遥かに折れ難い事と、思います。
今回は特に、壊れない玩具、というのがテーマでしたので、永年の懸案だった、目玉(白目部分)の貼り合わせを、ネジ止めにしてみました。瞬間接着剤で貼ってから、目玉の彫り込み部分にネジ穴開けて、ネジ止めします。後で目玉を嵌め込みますから、隠れてしまいます。

最期に、ダボも2本打ち込みますから、もうこれで、衝撃で剥がれ落ちる、という事は無いと思います。・・・確固たる破壊の意志を持って、大きな衝撃を執拗に与えれば、別でしょうが。

とにかく、今回の玩具は、壊れません。繊維方向の割れを気にせずに、デザインも出来たので、これまでのどの作品よりも、スマートになったとも、思います。

あくまでも、案の一つですが、無垢にこだわるより、敢えて合板を使うのも、良い結果を生むのではないかと、思いました。玩具とは云え、値をつけると安くは収まりませんから、その分、製品強度もある程度保証出来ないと、心苦しいです。

2010年5月5日水曜日

合合板

父と娘は、昨日の疲れを覚えながらも、夕方軽くジョギング。今年始めて、上をシャツ1枚で走りました。今日(4日)は暑かったですね。

夕食後、家庭学習。数学の平面図形など、図形ものの基礎を1時間。大体覚えていてくれてましたので、楽でした。暫くは復習の連続になりますが、新鮮味が少ない分、進め方が難しくなるかもしれない。同じ事の繰り返しの辛いのは、勉強も仕事も同じですね。
タイヤを作るのに、ブラックチェリーと、バーチ合板の合板を使ってみました。合板の合板、合合板。強度の問題でなく、どちらかと云えば意匠的な工夫と、半端な厚みの材の有効利用が目的。

手間が掛かりますが、材の有効利用という事では、良い結果ですが、意匠的な効果はそれほどでもありませんでした。むしろ他の無垢材を使ったほうが、美しい。(手前はミネラルオイル塗ってないタイヤ。)

バーチ合板のパーツの水研ぎも、してみました。この手の合板は、水にも強いのですが、実際に水研ぎしてみないと、どんな変化が起るのか、解りませんね。

写真は、320番手、400番手と、2回研いだ状態。特に大きな不都合も無く、研げましたが、表面の様子は、無垢材のほうが奇麗です。

もっとも、この後、色塗装しますから、これはこれで良い。それよりも、塗料のノリや発色がどうなるか、興味津々です。

2010年5月3日月曜日

イモリとワラビ

今日(月曜日)は休みをいただいて、車で約1時間半程の場所にある、久万高原町の竹森ガーデンという果樹農園に、遊びに行きました。毎年こちらでは、ぶどう狩りやキャンプなどで、大変お世話になってますが、今日は恒例の、果樹農園のオーナーズフェスティバルに、参加させていただきました。

いや、私は、オーナーでは無いのですが、オーナー代理で、ここ数年、参加させていただいております。昨年はこの会場で、木の鉄人、(株)大五木材の高橋様と知り合う事が出来ました。高橋様にはそれ以来、中々進まぬ私の玩具作りを、物心両面で、強く後押しして下さってます。

今日も腹痛を克服されて、フェスティバルのスタッフとして、活躍されておりました。私と同い年ですが、色んな意味で、私より遥かに大きなお方ですらい。

道具を置き、野に出よう、じゃないけれど、たまにはこうした社交の場にも出ませんと、私は本当に井の中の蛙になってしまいますが、娘は蛙が大好きなので、まぁそれでもいいのかな・・・いやいや、やっぱそりゃ駄目じゃん。

妻は、お話会のボランティア活動が、違う場所でありましたので、今日は娘と2人だけの参加です。
どこへ行っても、やる事は変わらない娘。大好きなイモリの水槽コーナーで、ひとしきりイモリと戯れます。昨年こちらで頂いたイモリが何匹か、我が家の水槽の中にも居ます。

そのくせ、昨年までは執念燃やしてた、アマゴの掴み取りなど、「もういい」なんて云って、興味を示しません。年々少しずつ変わっていくんですね。そう云えば、2〜3年前まで夜ごと行った、梟やヘビやトカゲの縫いぐるみ使った劇遊びの事など、すっかり忘れている事が、昨日発覚して、私は少しショックでした。

フェスティバルでは、イベントの景品で、ハンモックを頂きました。娘は「え〜!これ、どこで使うん!」と、困った振りをする所が、素直じゃない。それでいて、私のブログに「ハンモックの事、書いた?」なんて探りを入れる所なんか、可笑しいです。間違いなく、嬉しかったんでしょう。今度キャンプで使ってあげるから。
帰りついでに、先日ワラビ採りに行った、園長ログの山林に寄りました。先回はまだ、早すぎたのですが、今日はもうちゃんと、立派なワラビが生えておりました。娘はこれが、初ワラビです。今までは興味を示さなかったのですが、今年は積極的に採ってくれました。

娘も成長し、淋しい変化もあれば、嬉しい変化もあるんですね。

糸鋸サンダー

日曜日は、パソコンを触っても良い日、という事になってます、娘は。以前は何時でも良かったんですが、絵に描いたような、お決まりな理由から、日曜だけって事になりました。

そのかわり、何時間座ってても良い事に、していますので、たぶん今日(日曜日)は、1日座ってたと思います。ので、夕方のジョギングは、いつもより長めのコースを走りました。

走りながら、問わず語りに(私が問うたのだけど)、昨日の不機嫌の原因を話してくれましたが、お小遣いの事とは関係無かったみたいです。理由は、私だけの秘密です、うふふ。妻も知りませんが、ブログ見て聞かれれば、答えます。

この数年、格好良い糸鋸機械を使わず、宝の持ち腐れ状態でしたが、バーチ合板を使った玩具作りに、糸鋸機械を積極的に使おうと思ってますので、その為の準備もしています。
これは、糸鋸サンダーです。ベルトサンダーのベルトを、ノコ刃と同じ長さにカットして、刃の代わりに取り付けて、サンディングに使用します。合板相手なら、実用になります。

こういった工夫も、近々サイトにアップする、予定です。乞うご期待?

2010年5月2日日曜日

刃物注意

仕事から帰ると、何やら娘の機嫌が悪そう。あからさまでは、無いけれど、「私は今、機嫌がちょっと悪いわ」な空気を、尻尾みたいにぶら下げている。

そのまま、知らん顔して夕食し、夜勉の数学をしましたが、機嫌の悪いせいか、単純な計算間違いが続くので、とうとう、原因を尋ねたのだけれど、元々遠回しな云い方をする子なので、
始めは良く解らなかったのだけれど、どうやら、小遣いを貰えてない事に関する、不満のようだ(今もハッキリしないけど)。

娘は、解り易い子なので、すぐに正反対の事を云う。なので、「私は、お金には興味が無いんよ。」なんて、未練たらたらな感じで、解説する。「何故、あんな紙切れが、物の価値と同じになるのか?」なんて、子供哲学な事も訴えてくるので、私も一所懸命、例え話を駆使して、説明したけれど、一通り話しが弾むと、それで満足したのか、笑顔になって、お風呂に入って寝ました。

知恵の無い頃の単純さも、面白かったけど、小賢しい知恵も付いてくると、ある種の緊張感も生まれて、難しくもあるけれど、新鮮です。
曲線切り用の、バンドソウの刃口付近のテーブルに、刃物注意のマーキングをしました。

バンドソウは、比較的安全な工具の位置付けですが、写真のような、小さな部材の曲線切りの際は、刃先に指が近付いて危険です。特に切り終わりの、刃が材から飛び出してくる一瞬は、危ないですね。それで、刃口付近に、このようなマーキングをして、自分に注意喚起してます。

ケガだけは、すまいぞ。

2010年5月1日土曜日

ホワイトバーチ

今日の夜勉は、数学を約30分。・・・短かったです。もちろん、短いと私も嬉しい。自分の事が出来ますから。前回のテストで、「良い成績を取ると嬉しい」事を知った娘は、自分で積極的に勉強をするようになって来ました。有難いですね。それで、今日は短く納めました。

ウチの住居部分は平屋なので、娘の部屋での気配も、良く解りますが、最近は神妙に勉強しているようです。あんまり、勉強ばっかりしてるのも、つまらないですが、まぁそんな事もないのでしょう、きっと。

進学校に入れたいとか、そういう意識は無いのですが、ただ、普通に呼吸の出来る学校に、通えるようにしてやりたいとは、強く思います。私が県立の高校に入った時、普通に呼吸出来る事に、とても感激したものです。緊張しないで、教室に座っていられるのが、何とも信じられなかったけど、本来はそうあるべきですね。

学校を責める気も、期待する気もないので、自分で色んな努力をするつもりです。

注文しておいた、ホワイトバーチの合板が届きましたので、早速使ってみる事にしました。
厚みは18ミリ〜6.5ミリの各種サイズを注文しましたが、今日は18ミリのみを、使用します。
必要なサイズを、ジグソーで不定形にカットします。合板の表面は加工の時に付くらしい、横シワのような傷が、走って目立ちますので、これをドラムサンダーで馴らしてやります。

ドラムサンダーの220番手をかけた後の、表面です。繊維方向に水平にかけますから、傷が目立ちません。

今日の夜仕事はここまで。合板を使ってますから、強度が木の繊維方向に左右されません。ので、このような細めの足を、前後一体で造形出来ます。頭のトサカみたいなのも、子供が掴んで体重かけても、無垢の木のように折れ易くは無いと、思います。

せっかく合板使ってますから、もっともっと、デザインの冒険してみても、良かったのですが、今回は、ちょっと慎重になりました。

それぞれ、一長一短有るでしょうから、作りながら確かめてみたいと思います。

ところで、明日(今日)は、普通に仕事です。