2011年3月27日日曜日

 春ですね。
 ここにも。
 そこにも。
 こんなところにも。
 「七郎次、野武士はどの辺に居た。」「あの・・・茂みのあたり・・・」ではありません。野鳥を見付けては、喜ぶ娘。最近は野鳥観察がお気に入り。
ワニに喜ぶ母と娘。
シマヘビがカワイイ〜。
砥部動物園のペンギン池が水槽式になって、水族館みたいになりました。

2011年3月20日日曜日

歩幅60センチで前へ

山道の夜間測量機動訓練を行いました。測量方法は2つ。
・30メートルのロープを使った距離の測定。
・歩測を使った距離の測定。(一歩の距離は60センチで測定)
ロープは、上写真のように、自作の糸車を使って張りました。
ロープを伸ばしている様子。この写真では隊員Aが糸車を持ち、ヤマドリ隊長が道を進んでます。
ロープの先に、ペグを結わえていて、ロープの限界の所で地面に差し込む。ペグには暗夜でも見付け易いように、白布を結わえてる。
ペグを差し込んだらば、互いに合図を送る。まだ見通しの良い明るいうちは、手信号で合図。
お互いに合図確認したら、糸車の担当は糸を車に巻き付けながら、ペグの位置に進む。これを役割を交代しながら、進んで行きます。

日もすっかり落ちて、相手が見えなくなれば、赤いフィルター付けたライトで合図し合います。
隊員Aに光の合図を送る、ヤマドリ隊長。先ずは隊員Aの居そうな方向に、水平に光を振ります。

隊員Aは、この光を見付けたら、光の方角に、自分のライトをつけて、応答します。

隊員Aの返事が見えたら、今度は大きく円を描いて、確認の合図にします。これに対し、隊員Aも、円を描いて、応答します

最初に相手の応答が得られなければ、ペグの位置から少し戻って、光を出します。赤く弱い光で、わざと確認し辛くするのが、訓練のポイントであり、面白い所です。
帰りは、歩測で計ってみました。私が娘連れて、山を歩く速度が、一歩60センチの距離。互いに距離と歩数を確認して、それが大体共通なので基準にした。

50歩(30メートル)歩いて、ライトで合図。応答無ければ、10歩戻って合図。山道は凸凹、クネクネしてますから、光が見えなかったり、相手の位置を間違えて、見当違いの場所に合図送ってたりと、意外と手間が掛かって、楽しい。

今までは、一人で先頭で、暗闇の山の中を、歩きたがらなかった隊員Aですが、こういう訓練では、歩きながらでも、考えたり、する事が一杯あるので、あまり怖さを感じなかったようです。
行きと帰りの測定誤差は、行きのロープ測定が451メートル、帰りの歩測が456メートルで、5メートルの誤差でした。上々の結果で訓練終わった隊員Aの、満足げな姿。

こういった訓練は、私が自分で勝手に考えた内容ですし、直接何かの役に立つ訳では、ありません。そんな事考えてたら、こんな訓練は楽しく出来ません。しかし、色んな経験の蓄積からしか得られない、技術や知恵の基礎の一部には、なる筈です。

暖かくなり、娘の嫌いなクモが巣を張り出すと、もう夜間訓練は出来ませんので、今のうちにもう少し、他の訓練を考えておきたい。今日も楽しかった、です。

2011年3月19日土曜日

たぶん

 休みをいただいたので、少し時期外れの梅の花を、見に行きました。妻は急用が出来てしまって、今日も娘と二人の山歩きですが、訓練ではない。

場所は毎年恒例の、砥部町は七折(ななおれ)という地域の梅畑です。時期外れだけあって、半分以上は散ってますが、残ってる花でも奇麗でしたし、他に人影も無く、貸し切り状態なのが、良かった。
 こういう場面での、お決まりのポーズをとる娘。たぶん、誰とでも社会生活を上手くやって行ける、性格に育ってくれるだろう(笑)。この木は、梅の木としては、巨木に入る方でしょうね。樹齢100年くらいか?
 どこへだって、食べ物があれば付いて来る、娘。たぶん、どんな環境でも、幸せを掴んでくれるだろう(笑)。
 解らないでしょうが、写真中央付近の枝に、とても地味な鳥が止まってます。娘の知らない鳥でしたが、地味なのがいたく気に入ったらしい娘。帰って調べたところ、どうやらツグミの仲間で「シロハラ」って鳥だろう、という事になった。
とても天気の良い、暖かな春の到来を感じた、一日でした。

2011年3月12日土曜日

お見舞い申し上げます

東北関東大地震に被災された、全ての地域の方々に、心より、お見舞い申し上げます。

全く、唖然としてしまいました。気仙沼の大火災に至っては、身体も震えて参りました。被災された方々は、尚更でしょう。今は何も出来ませんが、ただただ、犠牲者の数の、少ない事を願うのみです。

2011年3月6日日曜日

雨天山中機動訓練

松山市内は、普段から雨の少ない地域ですが、今日はポツポツながらも、夜まで降り続いてくれたので、コタツでアザラシになってる隊員Aを起こして、雨天訓練を行いました。
今日の雨衣は、伊達ではありません。訓練装備に身を固めた隊員A。背負うリュックには、「のだめ魔法瓶」とカップ春雨が、入ってます。
 複数の裏道を継ぎ合わせて、コース選定するヤマドリ隊長。耳元はフードで覆う事なく、四周の音にも、注意をはらいます。
 雨粒と湿気で、カメラのレンズがすぐ曇りました。カメラ壊れなくて良かった。雨天ながらも月の光が空の雲に反射してか、満遍なく四方から薄明るい、山の中だったのは、意外でした。なので、道はハッキリ見え、一度もライトを使用しませんでした。
 道からそれた林間の傾斜地に、シートを使って屋根を張ります。下準備のロープを張っている隊員A。紐の結び方は、な〜んにも教えてませんので、中々上手く結べません。すぐほどけて落ちて、あら恥ずかしい。
 何をするにも、無駄な動作が多くて、時間がかかって、怒られてる隊員A。先ずは、出来ない事を身体で知る事から、始めませう。
 今日は、かき玉春雨スープ。隊長はちゃんと、箸を持ってきました。今回の訓練課題の一つは、リュックを背中から最後まで降ろさずに、行動する事でした。なので、お互いにリュックから、必要な荷物を取り出し合いながら、作業しました。

ペアで協力して作業し合う経験になるし、リュックを泥や落ち葉で汚さずに済むし、敵の奇襲攻撃に遭っては、直ぐに行動が起こせるように、する為です。
 ビニールシート一枚と、ロープがあれば、立木を利用して何処にでも、屋根持つ空間が作れます。ポタポタとシートを打つ雨音も心地良く、食事が出来ました。雨の日の山の中は、良い音に溢れていますよ。
険しそうな(そうでもないけど)山道を降りる隊員A。雨の日は、流石に何度か滑った、ヤマドリ警備隊でしたが、滑れるくらいに、やや険しい山なのが、有難いですね。今日も楽しく有意義な訓練になりました。

帰り道、家の台所の小窓から、明かりが見えました。「あれは、お母さんが居る明かりやね」「うん」「何十年後には、もうあの明かりは無いよ」「・・・」「だから、今を大事に生きなさい」「うん」・・・なんて、会話も交わしました。

行きたい所、行ける所に行って、自分なりに頑張るなら、父さんも応援してあげましょう。

チャック交換

お問い合わせのありました、卓上ボール盤miniのチャック交換の方法です。私も正しい事は、良く知らないんですが(笑)、自分では、このようにしてます。
チャックの付く軸の直径より、少し大きめのスパナを、軸に差し込みまして、
木槌でスパナの持ち手をコンコンと、叩いてやります。あまり力任せに叩くのは、軸の精度に影響が出るかもしれませんが、と云って、トイレのノックのような遠慮がちな叩き方では、中々ラチがあきません。焦らず、根気良く、時には思い切って、叩きます。
反対からも、叩いてやります。梃子の原理で、スパナがチャックを押し下げるように、してやる訳ですね。専用の工具など、有るのかもしれませんが、私はいつもこうやってます、間違ってたら、すみません。
今回も無事、チャックが取れました。差し歯が抜けたような感じで、ちょっと痛々しい。
ので、直ぐに付け直しました。取り付けの時は、軸にもチャックの穴にも、油は塗らないようにしましょう。金属同士が、摩擦抵抗で抜けないようになる、理屈ですから、油塗ると逆効果です。ウェスなどで周りの汚れなど、奇麗に拭き取ってから、取り付けましょう。
チャックの爪は、完全にチャック内に収納しておきましょう。それから、当て木を当ててから、木槌でコンコン叩いて、チャックを軸に打ち込みます。これは軽く打ち込んでみて、手で外せないようなら、OKかと思います。ガンガン打ち込むと、必要以上にキツく入ったり、軸が痛んだり、するかもしれない。

ところで、一人で作業してるんですが、カメラ持つ手と、木槌持つ手は、どうなってるのでしょうか?
特殊撮影の裏側。こうやって、撮影してました。木槌は脚で固定してました。
参考までに、こちらは大型の卓上ボール盤。大人と赤ん坊くらいに、サイズが違いますが、これくらいのサイズになると、チャック外す為の、六角ボルトが付いていて(写真中央の黒いボルト)、これをスパナで回すと、チャックが落ちる(外れる)仕組みになってて、楽に作業出来ます。・・・オマケでした。

2011年3月2日水曜日

機械枕

 嬉しいな、楽しいな、木の玩具作り。赤いお目々の父さんが、腕のしびれも気にせずに、夜なべ作ってハトポッポ・・・という訳で、今夜は楽しい玩具作りの時間を、過ごしました。

写真は、ボール盤のベルトカバーに付けたクッション。どのように使うかと云うと・・・
 こんなふうに使います。枕にして寝てる訳では、ありません。沢山作る時は同じ作業が長時間、続きますので、首や肩が疲れにくいようにと、このような工夫を致しております。

或は、作業面に成る可く眼を近付けたままに、しておくにも、これがあれば便利です。歳をとるにつれ、見えにくくなるでな。
 作り方。ホームセンタで売ってる、スポンジチューブを四分の一にカット。
 2つ一組。一方に両面テープ、一方に瞬間接着剤。接着剤は真ん中に細く付けるのが、ミソ。
 両面テープ付けたのを、機械に張り付け、上から接着剤付きのを被せて、接着。
 木綿のウェスをカットして、上から被せて、スポンジの隙間にウェスの端をまくし込んで、端末処理。この隙間作る為に、接着剤は中央に一筋だったのですね。これは、機械のコーナー面に付ける場合。
平面の場合は、スポンジも平らな物を使う。二枚重ねて、ウェスを被せるのは、同じ。

スポンジなので、機械振動は頭にほとんど、伝わりません。木綿のウェスが頭に心地良くて、作業のストレスも幾分緩和されます。個人的にはとてもお薦めな、機械枕でした。