2014年9月22日月曜日

サンディングベルト自作の参考、その二。

サンディングベルトの自作第2回目。前回の製作記事はこちら
今回はホームセンターで売られてる、ロールタイプの布サンダーを使って製作。
 布サンダーを必要な周長に切ってから、12ミリの結束テープをサンダーの長さ中央から貼り初めて、輪っかを作り、幅の余分をテープに沿ってカッターでカット。

前回と違って、ベルト周長全体にテープが貼られてますから、剥がれたり切れたりする心配が格段に減ったと思うし、接合部分の段差が無いので、作業中の振動が発生しない筈。

これは、市販の布サンダーの布の厚みが薄い事が幸いした。ネットで買うようなロールタイプは生地が厚く、それはそれで良いのですが、今回の使い方では厚みが邪魔をするように、思う、おそらくたぶん。

今までは、ユタカ社製の専用の物を、ネット通販で買ってましたが、一本あたりの単価が高くて、困ってました。これでかなり安くなるのではないかな?任意の幅も作れるし、こういう事が出来るようになれば、大変心強い。
 機械に取り付けて、実際に動かしてみた。長さがやや長過ぎましたが、機能としては問題無し。逆に、貼り合わせの段差が無いので、加工がスムースに出来る・・・素晴らしい。
ささっと簡単に作れる訳でもないですが、出来る事が解っただけでも、素晴らしい進歩だ。

2014年9月20日土曜日

高級で困ってしまう。

今はこれ(左)を製作中。(右)の昔作った四輪車の、車輪デザインを変えて作ってる。仕上げも右のミネラルオイルから、液体ガラスに変えている。液体ガラスはオイル焼けしないので経年変化も少なかろう。

デザインや仕上げに凝った作品は、他と差別化して違うジャンルで発表した方が良いかもしれないと思ってますが、ぢゃあどういうジャンルなのか、それも困ってしまう。

始めに使った「絵本玩具」とか、言葉の継ぎ足しや読み方の変換でそれらしい意味を与えてみても、どうにもしっくりこなくて困る。

ここは敢えて嫌らしく、俗っぽく、そして一番伝わりやすい表現が良いかもしれない。ので、「ヤマドリ工房の木製高級玩具」なら良いだろう。値段を聞く前から、高いぞ、ビックリするぞ、でも高級感もあるぞ、とお客様にお知らせ出来て、結構だ。

2014年9月17日水曜日

どうちがうのか?

 出来た。色々と失敗もあったので、今後に生かせればいいけれど、また次も同じ失敗するような気がする。
 今回は、これが気に入った。船のような、他の何かのような。タイヤは前後輪の3輪が接地していて、中間のタイヤはただの飾り。

だけど、これを飾りととらずに、何か意味があるのだろうと、あれこれ考えて遊べる子に幸あれ・・・だ。
後ろ姿が格好いい。私はこういう形が大好きで、格好いいと思う。何故葉っぱが付いているのか、と聞かれても困るが、私の家のベランダからは、トネリコの木が枝葉を広げて伸びてるし、都会のビルディングは屋上緑化で木が植えられてるし、森の中の戦車には偽装の葉っぱがびっしり付けられている。

人工物に植物が組合わさるのは、むしろ自然で日常的な情景である・・・なんて理由を用意してますが、要は何となく、です。

最近思うのだけど、もう玩具の括りで作品出すよりも、アートとか、美術品とかの領域で進めていった方が良いような、気がする。

大人の方々に、これを「木製玩具です」と云ってお見せしてしまうと、大抵の方は当然「木のおもちゃ」の世界をイメージされてしまう。それは仕方の無い事ですから、こちらの提示の仕方を変えようか、なんて、色々悩む事も沢山あります。

2014年9月16日火曜日

ヤマドリスタンプ。

 作品番号と一緒にヤマドリスタンプを押す事にした。スタンプはボールペンで描いた原稿を元に、はんこ屋さんで作ってもらった。小さいので消しゴムでは無理だった。

この数字が、1000を迎える日は果たして、来るのでしょうか。
液体ガラスを塗って、乾かし中。これにタイヤを付けたら完成です。

問題は、値段ですね。適正価格がどれほどか、自分でも良く解りませんが、実感的、希望的価格の半分程度で出すと思います。売れて、どなたかの手に渡らないと、作った甲斐がありませんが、是が非にも売る為に安くするのも、宜しく無いでしょう・・・難しいです。

2014年9月13日土曜日

懲りない情熱。

塗装終わって、仕上げ作業。せっかく塗った塗装面をスポンジサンダーで磨く、というのがミソ。大丈夫と解ってても、最初はちょっと勇気がいる。

写真に横縞が写ってるのは、カメラのノイズ。いよいよ買い替えの時が来てしまった。

今年はヒロヤさんのお世話で、地元の百貨店の企画販売に参加させていただく事になったので、今これを作ってます。

「えひめものがたり」というタイトルで、愛媛の様々な正しい作家さんの作品を集めて、展示販売します。私は自称作家という事で、その中にこそこそと混ぜてもらって、出品します。

期間は10月8日から21日まで、愛媛県松山市のいよてつ高島屋で開催されるそうです。

今年は地元なので、見に行けるのが嬉しい。おそらく、今回も全く売れないんでしょうが、家に帰れば優しい妻と可愛い娘がいますので、大丈夫です。まだまだ作り続けます。

それにしても、懲りずにお声を掛けていただくヒロヤさん、有り難うございます。

2014年9月7日日曜日

緑色の日。

今日は塗装。緑の部分ばかりを塗った。塗装面の木肌は、あらかじめ濡れタオルで湿らせて毛羽立たせてから、400番手で毛羽取りしてある。

塗装も根気が必要ですね。

2014年9月4日木曜日

何とかしたい。

複雑な形は作業に手間がかかるし、仕上がりのシャープさに欠けてしまう。単純な形の加工の方が楽しいし、仕上がりも良い・・・というのは、わかっている。そこを何とかしたい。

ベルトサンダーで成形切削から仕上げ研磨まで、半ば以上の加工を行うのは木工らしくないかもしれない・・・というのも意識にあるが、そこを何とかしたい。

何とかしたい、事だらけです。

2014年9月2日火曜日

番号。

これからの作品には通し番号を入れる事にした。スタンプで作品の目立たない所にペッタンと押す。作品(商品)の管理にも役立つかな?

今後作り続けて、千個まで行けばいいなぁと思っています。千の数には何の意味もありませんが、まぁ、きりのいい目標として。