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2016年10月19日水曜日

手押しドラムサンダー盤改

以前の記事で書いた、ドラムサンダーの定盤延長計画を、実行しました。長さ160センチの作業台に、MDFで長さ180センチの定盤を設けました。定盤保護の為に表面には塩ビシートを敷いてます。

基本的に、自動カンナ盤の様に使いますが、治具を利用して手押しカンナの代用としても有効です。定盤が長くなったので、1メートル以上の長さの材でもかなり正確な平面精度が期待出来ます。
 定盤が水平、平面になるように工作するのが、中々手間でしたが、カンナなどで少しずつ台を削って調整してあります。まるで航空母艦の滑走路のようになりました。
 機械部分は本体以外を分解して外してしまいました。新品をばらすので、ためらいもありましたが使い勝手と精度を考えれば、他の部分は必要ありません。
 通常の使用では加工高さは約7センチですが、この空母は上甲板が外せて下甲板でも作業が出来ます。その場合は高さ14センチまで加工で来ます。なので治具を使った場合、幅130ミリまでの板の平面、直角出し加工がこの機械一台で可能です。
 こちらは新作。今回は塗りに変化をつけました。水彩画っぽくしてます。
 縦でデザインしたのですが、横にしてみると意外にしっくりします。ので、横置き型に変更。
前作と並べてみる。満足してます。どんどん仲間を増やしていこう。

2016年9月17日土曜日

軽作業用集塵作業台を作った。

エアクリーナー内蔵の作業台を作った。使わなくなったキッチンワゴンの骨組みに、換気扇を組み込んで周囲を合板で囲った簡単工作です。
換気扇は三菱製のダクト用換気扇。電力48w風量400㎥/h騒音36dB。オフコで取り扱いされてるJETエアクリーナーで比べれば、弱(360㎥/h)〜中(480㎥/h)の中間クラスのパワーです。ちなみに、S社のクリーナーの弱運転(840㎥/h)の半分の風量。

同社の同シリーズで、もっと風量の大きな物(最大760㎥/h)もありますが、私の用途ではこれで充分かとおもいました。
 台をひっくり返して、裏から見た所。
四周にランバーコア合板をネジ止め。隙間はパテやテープで埋めて、空気漏れを防ぐ。
フィルター取り付け口。
フィルターはカーブ集塵機用の1ミクロンフィルターを流用。
作業天板を取り付け。バイスも付けてある。集塵口は裏に金網貼った別板をはめ込んである。フィルターの掃除はこの板を外して、掃除機で行うので、フィルター交換の費用は要らない。

実際に使ってみた所、吸塵能力はやや弱め。もう少し風量の多い方が確実だったかもしれないが、手作業での研磨作業で出る粉塵処理に限れば特に問題無し。周りに囲みを付けてやればもっと集塵し易くなるだろう。

そのまま付けっぱなしにしておけば、普通にエアクリーナーとして使えるし、騒音値が低く静かなので、音のストレスが無いのも、手作業用には向いている。

なので名称は、「軽作業用集塵作業台」としておこう。

2016年1月26日火曜日

ボール盤バイスの大中小

 ホームセンターでも売られてる廉価版でミニサイズのクイックバイス。口板を取り付けてからは使い勝手が良くなって、小物の加工用に使ってます。
 例えばこんなサイズの材の穴あけ加工など、手で持ってても出来ますが、何かの拍子に手から離れて材がドリルごと高速回転する時がある。そうなると当然、手を怪我したり、火傷したりする。

私がこれまで経験した怪我の原因の一番が、小物材の穴あけ加工に由来してる。ので、出来るだけバイスを使うように心がけてます。
 その時に、このバイスが丁度良いサイズと軽さなので、重宝してます。このサイズならバイスごと手で保持してやれば、安全に加工出来る。
 ところが最近、安さ故のお約束か、ネジを噛んでる金属歯がすり減って空転し、ネジが効かなくなった。こうなると使えない。買い直そうかと思ったが、他のパーツは使えるし、また口板加工するのも面倒なので、すり減ったパーツを木で作り直してみた。

元の材はアルミか亜鉛の柔らかな合金製。高価なドラムサンダーのネジもそうだったが、一番肝心な所に決まって摩耗しやすい材が使われているのは、何故か?
 自作の材はブナの丸棒。旋盤でサイズに削り、カッターとのこぎりと彫刻刀なんかでコツコツ削ったら、何とか同じような物が出来た。仕上げは椿油を染み込ませて滑りを良くした。もしかしたら、オリジナルの合金より摩耗に強いかもしれない。

組んでみると上手く収まった。あまりキツくネジを締めないほうが、良いかもしれないが、実用に問題はなさそうだ。
 修理終わったミニクイックバイスとオフコ社で買ったクイックバイス。これは取っ手のプラハンドルを外し、鉄のハンドル軸を半分に切ってある(邪魔だったので)。こちらはやや重く大きいので、片手で取り扱うのは少し不便ですが、固定する力はミニバイスより強く安定してます。ボール盤テーブルに直接固定して使うのに適した物です。
こちらは重量がある鉄製バイス。オフコさんで買ったスライドバイスのパーツを使って自作した物で精密作業、重作業用。このようにバイスを大中小(重〜軽)と揃えておくと、便利ですね。

2015年12月31日木曜日

サイクロンでポリ袋を使いたい、第二弾。

サイクロンのダストデピュティで45ℓサイズのポリ袋を使えるようにする計画、第二弾。
今回は45ℓポリバケツを使う。漬け物樽と同じく2重構造にするが、ポリバケツは同じサイズの物を使う。
 先ず、インナーとなるバケツの口と底をカット。のこぎりで切った。口側は使わない。胴と底の部分を使う。切り口がギザギザしてるとポリ袋が破れてしまうので、カンナやペーパーで丸く整えてやる事が大事だ。
 インナーとなるバケツをポリ袋に入れてから、本体のバケツに入れる。この時にバケツの底に極力空気が残らないように、注意するのも大事だ。大きな負圧がかかるとポリ袋が底から膨らんで破裂してしまう・・・ので、わざわざこのような底の二重構造にしている。

切り離したバケツ底が浮き上がってしまっては、意味が無いので注意する事。
 大きな負圧がかかると、ポリバケツは漬け物樽より変形しやすい。変形するとバケツが割れたり、底蓋が浮き上がったりして困るので、ワイヤー製の植木鉢台を入れてある。これが中々サイズがピッタリで、用途に丁度良かった。これを入れると、バケツの変形が止まってくれた。
 大事な中蓋の内側。縁にクッションテープを貼って、気密をとっている。
 中蓋の外側。外側にも二重にクッションテープを貼る。気密と安定の為。
 サイクロン装置の付いた外蓋。これも負圧でバケツに吸引されるので、使用中に外れる事は無いが、不使用時の固定の為にゴムチューブを使ってる。

一度このポリバケツ使って、ポリ袋式に挑戦した所、大きな負圧で袋が破れてしまって、断念してましたが、今回は上手くいきました。
 前回作った漬け物樽のサイクロンポリ袋式。
 ゴミが溜まってきたので、袋を取り出してみました。上蓋と中蓋を開けた所。
 袋ごと中樽も取り出し・・・
中樽を袋から引き出し、新しい袋に入れて、元に戻した所。上手くいきました。
なかなか、嬉しいです。

2015年12月4日金曜日

サイクロン漬け

オフ・コーポレーション社で扱われてるサイクロン式クリーナー(ダスト・デピュティー)を使ってます。

クリーナーの性能自体は問題なく、安っぽい見た目の割りに価格が高い事を除けば、良い仕事をしてくれます。全部自作する手間を考えれば、価格も妥協しないと駄目か・・・。

アマチュアの狭い工房向けの為か、付属のバケツの容量が小さく、それはそれで良いのですが、出来ればもう少し大きいのが欲しいのと、家庭ゴミで使える45ℓサイズのゴミ袋がそのまま使え、かつ粉塵が散らぬようにゴミ捨て出来るようにしたいと思いましたので、今回ダストケース部分を自作してみました。
これが完成品。集塵容量は約30ℓ。オリジナルが20ℓですから、1・5倍に増えました。サイクロンの付いた上蓋はゴムのフックでケースに固定。
上蓋を外した所。中蓋が見えます。上蓋はゴムフックが無くても吸引時の負圧で固定されます。なのでゴムフックは使ってない時の固定の用が大きい。
中蓋アップ。この中蓋が今回の工夫の目玉。中蓋はポリ袋の中に入った状態。黄色い容器はホームセンターで買った漬け物樽40ℓサイズ。なのに集塵容量が30ℓなのは何故か?
中蓋を取ると、下にもう一つ漬け物樽があります。これのサイズが30ℓ用。
30ℓ樽を取り出したところ。中樽がポリ容器の中に入れてあるのは、ポリ袋が負圧で浮き上がらないようにする為。つまり、外樽と中樽でポリ袋を挟んでやるのだ。

ゴミを捨てる時は、中樽を袋から抜き出す為に底を切り抜いてある。
外容器の底にはもう一枚、蓋のような物がある。真ん中に開いた穴は、樽の底の出っ張りを避けるため。
これは中樽の底に収まって、ポリ袋が下から浮き上がるのを防ぐ・・・というか、先に底を浮き上がらせておくのだ。そうすれば過度の負圧(ホースの詰まりとか)がかかった時に、底が浮いて中の粉塵が逆流するのを最小限に抑えられる。ついでに中樽の底の変形も防いでくれよう。
オリジナルとのサイズ比較。目立って大きくなった訳では無い。容器はドラム缶みたいに大きい方が良いのは確かだけれど、私の場合は最終的に45ℓの家庭ゴミ用袋で捨てないといけませんから、ドラム缶サイズからまた45ℓ袋に入れ替えるのに、粉塵が舞って環境を汚してしまってはつまりません。

なので、少なくとも一つは、45ℓサイズのゴミ袋が使える集塵容器があると、助かろうと思うのです。

これを作る前に一つ、45ℓサイズのポリバケツでも作ったのですが、高さが高くなって邪魔なのと、袋の浮き上がりが抑えられず、袋無しで使ってましたので何やら納得がいかず、再度のチャレンジでした。

ちょうどホームセンターで見つけたのが、この漬け物樽で、これのお陰で今回は上手くいった。ああ、良かった。

2015年8月24日月曜日

ボール盤は楽しい。

2軸スライドバイスの一部を改造して作ったボール盤用スライドバイス。スライドさせて位置決めした後は、トグルクランプでしっかり固定する。重さがあるので安定してるし、微妙な位置決め修正も出来る。
作業者目線。小さな材の加工は特に、バイスで固定する必要が出てきますが、小さい故についつい手持ち加工してしまうと、加工精度が落ちるのはもとより、材が手から離れて高速で空転し、指先などに怪我を負うことになる。

ボール盤の加工は、単にレバーを押し下げるだけの操作なので、単純作業のように感じてしまいがちですが、目的に応じたバイス、固定治具があってこその機械です。

2015年3月20日金曜日

プロクソン社製ミニサーキュラソーテーブル随想。

今年は自宅兼工房を建てよう!!と一念発起したものの、土地購入で何度も躓いてしまって、中々前に進みません。大きなお金が動くので精神的疲労も多く、ついでに娘の進学準備でドタバタしたり、風邪ひいたりと、肝心の玩具製作が上の空で宜しくないとは思うのですが、ともかく今は自宅兼工房を建てる頭で精一杯です。

ブログも進みませんが、こういうときですから昔の機械を振り返って、ご紹介してみます。
プロクソン社のミニサーキュラソーテーブル。小型卓上丸ノコテーブル。15年前くらいに初めて買った木工機械。使うノコ刃のサイズによるけれど、基本的に10ミリ未満の厚みしかカット出来なくて、そこに不満を感じたのが、木工機械購入連鎖の始まりだった。

今は丸棒のカット専門に使っています。ので、丸棒を正確に素早くカット出来るように、改良してある。本体左に貼ってる黒い物はマジックテープ。マジックサンダーを貼付けてエッジを研磨する時に使います。
サイズが解りやすいように、アルミテーブルに5ミリ間隔でカッターで筋を入れてある。フェンスには両面テープでスペーサーを貼付けている。
これはガイドを使った、40ミリカットの場合。カット前は材がスペーサーに当たっている。
カットが始まると材とフェンスの間に隙間が出来る。これでカットされた材がフェンスに挟まれ、ノコ刃にはじかれて飛ぶのを防ぐ。こんな小さな機械と材では、材が飛んでも探す手間が増えるだけですが、大きな機械だと大ケガの元になりますね。

飛んだ材を探す手間を無くすのも、量産する時は大事です。
自作ガイドの使い方。先ほどのフェンスを基準にカットする場合と、短い物はフェンスに付けたメモリでカットする場合と・・・
さらに短い材を安全に、定尺でカットする場合は、ガイドインガイドを使う。ガイド上をスライドさせると、下にメモリが現れる。ガイドがテーブルの役割も果たしながら、安全正確にカット出来ます。
こんな構造。オリジナルのガイドのパーツを使ってます。15年使い続けてここまで進化したガイド。
実は同じ物をもう一つ、持っている。これは薄板の縦切り専用の機械。右に突き出てるのは集塵口。この機械専用の薄い刃は曲がりやすく、正確な縦切りに向かなかったが、後年チップソウ付きの丈夫な刃が販売され始めたので、ようやくまっすぐに板をカット出来るようになった。
縦切り特化なので、フェンスも長く付け足している。
安全のために、専用の送り棒も自作。主に黒檀やカリンなど、硬木の薄板カットに使っています。
思えば一番古くから手元にある機械。私の玩具製作には欠かせない道具になっています。今はモデルチェンジして、外観が少し変わっていますが、小さいながらも息の長い、良い機械だと思います。