2009年11月3日火曜日

ハエ叩き

今、こんなの作ってます。名前はまだ未定。色んな形を考えてはみるけれど、結局はこういった涙滴型の車に戻ってしまいます。涙滴型は木の玩具として、理想的な形の一つと云って、良いかもしれませんね。
バンドソウでカットしたパーツの切り口のカエリ(バリ)を、軸付きドラムサンダーで軽く削って除去してます。こんな仕事は、板に貼ったペーパー使って、手で作業してもいいのだけれど、数が多くなると、手作業も煩わしい。機械でするなら、ボール盤利用のこれがいいです。

切り口のカエリを残してサンディングすると、材が定盤上で浮いて、サンディング面に対して斜めに当たってしまうので、宜しく有りません。面倒ですが、こういう作業もこまめにしたほうが、結局は後の作業が楽になる。
一旦はテーブル式にした、プロクソン社のベルトサンダーですが、こんな小型の機械でさえ、置き場所に困ったゆえに、テーブル部分を分解されて、上向きに設置されてます。でもって、丸棒のエッジ研磨に使いますが、同じくプロクソン社製の小型テーブルソウを同時に稼働して、削ってはカットし、の繰り返しを行います。

カットされた丸棒は、回転するノコ刃に弾かれて、何と!自動的に手前のケースに落ちてくれます。なので削り、切断、回収が、ほぼ同時進行ですすみます。今日試しに計ってみた所、ダボ用に使う4㍉径の丸棒長さ7㍉で16個、削ってカットし終わった時間が50秒ほどでした。一個あたり大体、3秒ですね。

ところで、自衛隊の射撃では、射手の横にもう一人、大きなハエ叩きのような金網持った隊員が控えてて、射手が撃つ弾の空薬莢の、銃から飛び出してくるのを受け止めて、下に落とします。これが中々、銃を撃つより緊張するもので、ございます。

受け止め損ねると、空薬莢はヒュ〜ンとあらぬ所へ飛んで行って、後で探すのに、苦労するはめになります。見つからない時は、どうするかと云えば、見つかるまで、這いつくばって、探すのでございます。こんな事して空薬莢回収するのも、勿体ない精神が旺盛な自衛隊ならではで、ございます。

私のダボも、時々あらぬ方向に飛んで行きますが、そんな時はチマチマ探したりせず、さっさと余分の丸棒をカットします。そういう時はなんとなく、アメリカンで、リッチな気分です。

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