ヤマドリ警備隊は夕刻より、いつもの演習場を使って森林レンジャー訓練を実施致しました。
背負うリュックには、重り用の水をペットボトル3.5リットル分と、飲料用の0.5リットル、計4リットルを各自詰めてあります。それと、携行糧食にビスケット。
森林レンジャー訓練なんて云っても、要は森の観察しながら、みっちり歩くのが目的です。夕方6時から、8時まで2時間。仕事帰ってから、急いで支度して、出かけました。急な話でしたが、隊員Aは決して嫌とは云いません。有り難い事です。ビスケットを持って行くと知ると、目が輝いてました。
先頭を歩く隊員A・・・のように見えますが、これらは皆、やらせ写真。クモの巣がはってあるのが嫌な隊員Aは、夏場は前を歩きたがりません。
本当はこのように、隊長がずっと先導しました。手に持つ竹の杖を振りながら、クモの巣を散らして進みましたが、それでも体中にクモの巣が絡みつきました。
樹間から差し込む光の広場でたたずむ隊員A。これも演出写真。今回は移動中、こういった森の中での演出を考えた写真撮影のレクチャーも行った。
何を主体に撮りたいか、植生をどう生かすか、山の起伏をどう表現し、利用するか・・・つまり、写真に限らないレイアウトの決定ですね。
毎日、どんな状況でも、常に何かしらの場面を切り取れるような意識(眼)を持つのも、クリエイターになるなら必要でないかい?隊員Aよ。
本当は教わってる段階で、もう向いてないって思うのですが、でも出来るだけの事は、してあげよう。
倒木の腐食した幹が、折れたところがまだ新しくて、フワフワのスポンジみたいな手触りを確かめる隊員A。これもまた森林レンジャーの大事な仕事だ。
日が落ちて、暗くなるまで歩きました。登りも下りもずっと、隊員Aは口の動きを止める事なく喋り続けて、隊長を感心させたのであった。
途中、カブトムシのメスを見つけたので、虫探ししてた親子にあげました。
ボランティアに行って泊まった阿蘇市のYMCAの宿泊所では、ノコギリクワガタを見つけたので、これも人にあげた。
森に入れば、本能的に虫を探して見つけられなければ、森林レンジャーにはなれないのだ。
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