2015年12月4日金曜日

サイクロン漬け

オフ・コーポレーション社で扱われてるサイクロン式クリーナー(ダスト・デピュティー)を使ってます。

クリーナーの性能自体は問題なく、安っぽい見た目の割りに価格が高い事を除けば、良い仕事をしてくれます。全部自作する手間を考えれば、価格も妥協しないと駄目か・・・。

アマチュアの狭い工房向けの為か、付属のバケツの容量が小さく、それはそれで良いのですが、出来ればもう少し大きいのが欲しいのと、家庭ゴミで使える45ℓサイズのゴミ袋がそのまま使え、かつ粉塵が散らぬようにゴミ捨て出来るようにしたいと思いましたので、今回ダストケース部分を自作してみました。
これが完成品。集塵容量は約30ℓ。オリジナルが20ℓですから、1・5倍に増えました。サイクロンの付いた上蓋はゴムのフックでケースに固定。
上蓋を外した所。中蓋が見えます。上蓋はゴムフックが無くても吸引時の負圧で固定されます。なのでゴムフックは使ってない時の固定の用が大きい。
中蓋アップ。この中蓋が今回の工夫の目玉。中蓋はポリ袋の中に入った状態。黄色い容器はホームセンターで買った漬け物樽40ℓサイズ。なのに集塵容量が30ℓなのは何故か?
中蓋を取ると、下にもう一つ漬け物樽があります。これのサイズが30ℓ用。
30ℓ樽を取り出したところ。中樽がポリ容器の中に入れてあるのは、ポリ袋が負圧で浮き上がらないようにする為。つまり、外樽と中樽でポリ袋を挟んでやるのだ。

ゴミを捨てる時は、中樽を袋から抜き出す為に底を切り抜いてある。
外容器の底にはもう一枚、蓋のような物がある。真ん中に開いた穴は、樽の底の出っ張りを避けるため。
これは中樽の底に収まって、ポリ袋が下から浮き上がるのを防ぐ・・・というか、先に底を浮き上がらせておくのだ。そうすれば過度の負圧(ホースの詰まりとか)がかかった時に、底が浮いて中の粉塵が逆流するのを最小限に抑えられる。ついでに中樽の底の変形も防いでくれよう。
オリジナルとのサイズ比較。目立って大きくなった訳では無い。容器はドラム缶みたいに大きい方が良いのは確かだけれど、私の場合は最終的に45ℓの家庭ゴミ用袋で捨てないといけませんから、ドラム缶サイズからまた45ℓ袋に入れ替えるのに、粉塵が舞って環境を汚してしまってはつまりません。

なので、少なくとも一つは、45ℓサイズのゴミ袋が使える集塵容器があると、助かろうと思うのです。

これを作る前に一つ、45ℓサイズのポリバケツでも作ったのですが、高さが高くなって邪魔なのと、袋の浮き上がりが抑えられず、袋無しで使ってましたので何やら納得がいかず、再度のチャレンジでした。

ちょうどホームセンターで見つけたのが、この漬け物樽で、これのお陰で今回は上手くいった。ああ、良かった。

0 件のコメント: