2012年11月2日金曜日

たりたり

 先日、娘の高校の文化祭に出かけた。生徒作品の参考展示で娘の鉛筆デッサンも出展されてたのが、「あら、良かったねぇ」って感じだった。本人も内心得意だったろうと思われる。

私は、デッサンをした経験がほとんど無いので、評価の仕方が解らないけれど、鉛筆の運びに娘の性格が現れてるように思えた。雑だけど、本人なりに真面目に工夫してる、そんな印象だ。

娘は、与えられた目の前の課題には、真面目に一生懸命取り組んでますが、さて、将来自分が何をやりたいのかは、おそらく見当がついてないと、父さんは見ている。放っておいても自主的にやってる事が、やりたい事ではあろうけれど、実は彼女にはそれが無い。

取り敢えず、美味しい物を食べて、親と楽しく過ごしていたら、それで大満足感プンプンなのだ。それはそれで、親として嬉しいが、手放しで喜んでばかりはいられない。
それだから、娘の自己啓発を兼ねて、一緒に走ったり、山登ったり、映画みたり、小説や漫画読ませたり、プラモデル作ったり、させるのだけれど、そうする程に娘の親離れ、或は親の子離れが進まないのかな?なんて思ったりもする。

それでも、父さんがあまり深刻に悩んでない理由は、彼女は比較的人に好かれやすく、友達もそこそこ居るからだ。他人と仲良く出来れば、社会に出てからの事は、それほど心配は要らないだろう・・・と、思っている。

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