2014年7月12日土曜日

ボロボロの切れっ端。

 大五木材さんでまとまった材料を買いました。端材コーナーの中に、カリンの端材を発見し、つい触手が伸びてしまった。ネットでカリンを買う時は、色味が良く解りませんから、ちょっとバクチのような買い物になります。

材木屋さんで買えれば、色味が確認出来て良いのですが、何処でも何時でも在庫のある材、という訳では無いようです。だから、目に入ればつい買ってしまうカリン。

カリンは白太の部分とのコントラストが美しいですね。残念ながら白太部分は劣化が激しく使えません。劣化してなくても、あんまり使い道ないかな。
 白太はこれだけ劣化してるのに、赤身の部分はしっかりしてるのが不思議です。見た目こんなに汚いボロボロの木の切れっ端。一体誰が金出して買おうというのか?・・・私が買います。この白太部分をバンドソウで大まかに切り取ってやります。
マグロの赤身みたいです。ムラはありますが、全体的にはっきりした色味の綺麗なカリンです。木で赤い色味の物は、他にも色々ありますね。パドゥックはカリンよりもっと赤身が鮮烈ですが、紫外線に弱いのが難点。ブビンガは赤身がややボケた感じで私は使わない。やはり加工性の良さ、色味の美しさ、変色が少ないという点で、カリンが使い易いです。

私にとっての難点は、材によって色味が様々で、望みの色味がすぐに手に入る訳では無い、という事です。

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