今度はこういう物を作る。片側の足にタイヤが付く。生物的と機械的と植物的が一つに収まっているデザイン。こういう物を何と呼んだら良いのでしょうか。何か、良い名前もあればいいと思案中ですが、中々思いつきません。
また、玩具でなく、インテリアでなく、お土産でもなく、どういったジャンルに収まるのか、それも良く解りません。
しかし、このスタイルがとてもしっくりくるのです。作品が作家の性格を投影するものだとしたら、もしかしたらこのスタイルが私の性格に近いのかも、しれません。
木製玩具あるいは木のおもちゃというジャンルから、社会的に望まれる(イメージされる)デザイン上の規範、縛りのようなものから外れる事が、まず第一歩です。
そのうえで、玩具として成立できる「自分の規範、縛り」の中で、作れる形と作りたい形を探してデザインします。
私の場合、作品にタイヤを付ける事で、玩具としての記号化を計ります。ミロのビーナスも足に車を付ければ、玩具になります。
こういう変な形の作品を千個くらい作ってやろうか、なんて考え始めています。
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