2011年3月6日日曜日

チャック交換

お問い合わせのありました、卓上ボール盤miniのチャック交換の方法です。私も正しい事は、良く知らないんですが(笑)、自分では、このようにしてます。
チャックの付く軸の直径より、少し大きめのスパナを、軸に差し込みまして、
木槌でスパナの持ち手をコンコンと、叩いてやります。あまり力任せに叩くのは、軸の精度に影響が出るかもしれませんが、と云って、トイレのノックのような遠慮がちな叩き方では、中々ラチがあきません。焦らず、根気良く、時には思い切って、叩きます。
反対からも、叩いてやります。梃子の原理で、スパナがチャックを押し下げるように、してやる訳ですね。専用の工具など、有るのかもしれませんが、私はいつもこうやってます、間違ってたら、すみません。
今回も無事、チャックが取れました。差し歯が抜けたような感じで、ちょっと痛々しい。
ので、直ぐに付け直しました。取り付けの時は、軸にもチャックの穴にも、油は塗らないようにしましょう。金属同士が、摩擦抵抗で抜けないようになる、理屈ですから、油塗ると逆効果です。ウェスなどで周りの汚れなど、奇麗に拭き取ってから、取り付けましょう。
チャックの爪は、完全にチャック内に収納しておきましょう。それから、当て木を当ててから、木槌でコンコン叩いて、チャックを軸に打ち込みます。これは軽く打ち込んでみて、手で外せないようなら、OKかと思います。ガンガン打ち込むと、必要以上にキツく入ったり、軸が痛んだり、するかもしれない。

ところで、一人で作業してるんですが、カメラ持つ手と、木槌持つ手は、どうなってるのでしょうか?
特殊撮影の裏側。こうやって、撮影してました。木槌は脚で固定してました。
参考までに、こちらは大型の卓上ボール盤。大人と赤ん坊くらいに、サイズが違いますが、これくらいのサイズになると、チャック外す為の、六角ボルトが付いていて(写真中央の黒いボルト)、これをスパナで回すと、チャックが落ちる(外れる)仕組みになってて、楽に作業出来ます。・・・オマケでした。

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