2011年3月6日日曜日

雨天山中機動訓練

松山市内は、普段から雨の少ない地域ですが、今日はポツポツながらも、夜まで降り続いてくれたので、コタツでアザラシになってる隊員Aを起こして、雨天訓練を行いました。
今日の雨衣は、伊達ではありません。訓練装備に身を固めた隊員A。背負うリュックには、「のだめ魔法瓶」とカップ春雨が、入ってます。
 複数の裏道を継ぎ合わせて、コース選定するヤマドリ隊長。耳元はフードで覆う事なく、四周の音にも、注意をはらいます。
 雨粒と湿気で、カメラのレンズがすぐ曇りました。カメラ壊れなくて良かった。雨天ながらも月の光が空の雲に反射してか、満遍なく四方から薄明るい、山の中だったのは、意外でした。なので、道はハッキリ見え、一度もライトを使用しませんでした。
 道からそれた林間の傾斜地に、シートを使って屋根を張ります。下準備のロープを張っている隊員A。紐の結び方は、な〜んにも教えてませんので、中々上手く結べません。すぐほどけて落ちて、あら恥ずかしい。
 何をするにも、無駄な動作が多くて、時間がかかって、怒られてる隊員A。先ずは、出来ない事を身体で知る事から、始めませう。
 今日は、かき玉春雨スープ。隊長はちゃんと、箸を持ってきました。今回の訓練課題の一つは、リュックを背中から最後まで降ろさずに、行動する事でした。なので、お互いにリュックから、必要な荷物を取り出し合いながら、作業しました。

ペアで協力して作業し合う経験になるし、リュックを泥や落ち葉で汚さずに済むし、敵の奇襲攻撃に遭っては、直ぐに行動が起こせるように、する為です。
 ビニールシート一枚と、ロープがあれば、立木を利用して何処にでも、屋根持つ空間が作れます。ポタポタとシートを打つ雨音も心地良く、食事が出来ました。雨の日の山の中は、良い音に溢れていますよ。
険しそうな(そうでもないけど)山道を降りる隊員A。雨の日は、流石に何度か滑った、ヤマドリ警備隊でしたが、滑れるくらいに、やや険しい山なのが、有難いですね。今日も楽しく有意義な訓練になりました。

帰り道、家の台所の小窓から、明かりが見えました。「あれは、お母さんが居る明かりやね」「うん」「何十年後には、もうあの明かりは無いよ」「・・・」「だから、今を大事に生きなさい」「うん」・・・なんて、会話も交わしました。

行きたい所、行ける所に行って、自分なりに頑張るなら、父さんも応援してあげましょう。

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