2009年6月6日土曜日

早いは正しい?

ドラムサンダーの実験はひとまず置いて、今日は作品制作。ボール盤でストロークを加えながら研削します。実際の製作では、材とドラムの双方を頻繁に動かす事で、ひどい焦げ付きは防げます。こういった問題は、重く大きな工場機械を使えば、すぐに解決する事かもしれませんが、それが無い限りでは、いろいろ試してみるしかありません。どちらにしても、25㍉前後の小さな径のドラムでの作業は、効率良くとは行かないのではないか、という気がしてきた。
パーツの中仕上げ研磨。右が120番手の縦ベルトサンダー仕上げ、左が写真に写ってる、横ベルトサンダー320番手仕上げ。一気にツルツルに仕上がります。ただし、320番手では研磨量が少ないので、120番手の研磨痕を消すのに、時間の掛かる部位も出てくる。時間が掛かると、面もだれてくる。セオリー通り、120番手の次は240番手のほうが良い様な、気がしてきましたので、次回は変えてみたい。

早さ=善って事ではありませんけど、早い作業の可能な工具は、仕上がりの奇麗さと比例する感じがします。例えばカンナなら、カンナ台とカンナ刃が、正しく研磨、調整されていれば、
早い加工と奇麗な仕上がりが(概ね)保証されますが、カンナが良くなければ、平面が中々出せず、結果製品も宜しく無い様な、そんな感じで、研削、研磨加工に於いても同じ事が云えるのでは、なかろうかなぁと思う。
仮組してみました。次回作はこんな感じ。名前は決まってません。やっぱり「◯◯エビ」って付けたいけど、ザリガニもいいかなぁとか。昼間、仕事しながら考えましょう。

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