2009年6月4日木曜日

スリーブレスサンディングドラム

これは最近、TAMA CRAFTさんで代行輸入していただいた、スリーブレス サンディングドラム(SSD)の、25㍉径に、各種ペーパーを巻き付けた物です。SSDの国産品は一般市場では、ついぞ見かけた事がありません。以前にはオフ・コーポレーションさんの通販で取り扱いがあり、セットで随分お得な価格でしたが今は無く、今後も取り扱いの予定は無いそうです。(以前、電話でお聞きしました。)

細い径は自分で作ったりもしましたが、ペーパーが外れ易く、軸のブレも幾らか有って、やはり既製品には敵いませんでしたので、思い切ってまとめて(19㍉径と25㍉径を)購入しました。巻かれてあるクッション材は、いずれ摩耗するでしょうが、これは自分で張り替えれば済む事です。既製品の最大の利点は、頑丈で、回転精度が宜しいところです。

自分でも自作しておいて、こんな事云うのも何ですが、自作に費やす時間と労力と費用を考えれば、既製品を買った方が早くて効率的です。もっとも、自作するのは楽しいですから、それはそれで良いとは思います。

径が19㍉とか、25㍉とか云ったサイズは、精密模型工作では大きすぎ、造作や家具木工では小さすぎて、ほとんど出番が無いと思われますが、私の工作では、このサイズが生命線です。それで、このサイズで最も研磨効率の良い組み合わせを探してみる事に、しました。4つのSSDに、それぞれ違った研磨材を巻き付けてあります。それと、ほぼ同径のスリーブ式ドラムサンダーを併せて比較します。研磨材の粒度は、皆120番です。

今日の作業はペーパー巻き付けまでで、おしまい。あと、新作の型作りをしました。作品作りと同時進行で、研磨実験を行っていきます。
新作の型。新作といっても、前作「エビセン」の応用編。しっかり転がせるエビセンを、作ります。

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