写真向かって右側が、オリジナルの硬質スポンジパッド。写真では見えませんが、反対側の面が、粘着材で溶けてしまってる。
こういった機械工具の、スポンジ類は必ずと云っていいほど、貼り合わせの粘着材で溶けてしまってる。超高品質、超高額なこのフェスト社の製品であっても、末路は同じ路をたどってる。
ので、(この製品自体、もう取り扱いされてないけれど)交換部品は木で作る事にした。ベースには、比較的柔らかいマホガニーを使ってます。
それから下面集塵はやめて、パッドの上から集塵出来る様に、1.5ミリの航空合板を、スペーサーとして貼り合わせてる。
固定ネジの穴以外、フラットになって、平面製の良くなったパッド。ペーパーに穴が要らないので、どの会社の物でも使えて、気分的にも晴れやか。
手持ちサンダーの集塵機能の歴史は新しく、パッド上面の隙間間接方式(造語)から、パッド下面の穴直接方式(造語)へと、進化して行くのですが、今回はそれを再び退化させた事になる。
研磨粉塵を吸い込む、パッドと本体との隙間。これの利点を下に書く。
- 写真の状態で、作業台に置ける。(下面式では集塵口が塞がれてしまう)
- パッド面の吸塵力で、パッドが材に吸い付く作用が発生し、小さな部材の取り扱いでは、作業性にやや、難が生じるが、これの場合はそれが無く、扱い易い。(大きな材の場合は、逆の評価になるかもしれない)
ただ、未だ長時間使ってませんから、なにかしら不備も生じるかもしれません。
ベルクロテープとマホガニーのパッドとの接着は、瞬間接着剤を使いました。
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