2009年9月21日月曜日

マッチ箱な旅行

私の仕事は、土日祝日のほうが忙しかったりしますが、今日は半日休みを頂いて、家族で小旅行に出かけました。目的地は、住まいから目と鼻の先にある、松山城!。
ストレートに行けば、歩いて登って20分程なので、玄関でてから逆方向の駅に進み、市街電車に乗ってトコトコと約5分、松山市駅で降りました。ちょうど松山観光の目玉、坊ちゃん列車が止まってました。

松山市街地を走る伊予鉄道の市街電車は、写真左の通称「チンチン電車」と、新型で低床式の今風なデザインの物、それと写真右側の「坊ちゃん列車」が走ってます。この蒸気機関車型の列車は、実際の動力はディーゼルですが、外観などはかつて、松山市を走っていた機関車の実車に忠実に復元された物で、毎日普通に営業運行されてます。

地元民ながら、伊予鉄道の各列車のカラーリングや、スタイルには、時代を超えて飽きのこない、センスの良さを感じます。子供の頃からずっと、大好きです。
駅を降りましたらば、松山らしく、とっても短い地下街を通って、松山随一の繁華街でショッピング。とは云っても、親子揃って寄るのは画材屋か、本屋ばっかり。ずうっと賑やかな通りを抜けて、着いた所が松山城のロープウェイ乗り場。我が家と正反対の位置の山麓にあります。

ロープウェイ乗り場って云っても、城のある山の標高はせいぜい、132メートルなので、乗ってみれば、あっという間に着いてしまう、何とも松山な規模のロープウェイ。でも、ここにはロープウェイのほかに、リフトも並走してたりする。観光旅行なら、ここはリフトに乗って、ちょっとした遊園地気分も味わいたい。

このリフト、私が通ってた高校の教室の窓から仰ぎ見れば、山の茂みの切れ目から僅かに、見る事が出来て、授業中は良くこのリフトの運行を、ぼ〜っと眺めてました。

写真中央に写ってる後ろ姿が、私の娘。高いような、低いようなコースを3分ばかり、短いコースなので、ゆっくりと進みます。大人片道150円でした。
リフトを降りて、もう暫く登ると、そこに松山城の天守閣が見えてきます。写真では左下の構造物が天守閣。右上に仰ぎ見えるのは、城門の構造物。松山城の詳しい事は、面倒なのでこちらでどうぞ。

この小旅行、不定期に時々、家族でしてますが、最後は山頂売店で、アイスやソバなど飲食して終わりです。どちらかと云えば、これが一番の目的だったりする。今年は何故か、メニューからソバが消えてたので、娘はうどんとカキ氷を、私と妻はトコロテンとアイスを、食べました。

この小旅行、何が嬉しいかって云えば、最終目的地と自宅がほぼ、同地点って事で、観光終えて、リフトと反対方向のルートから、山を降りれば、もうお家が目の前。
煩わしい帰りの行程が無いのが、あまり遠出したがらない我が家向きって感じです。

で、今日は電車に乗って、繁華街で買い物して、リフトに乗って、お城を眺めて飲食して、そこそこ観光旅行っぽくて、いい感じでした。

今度は、松山と云えばここ、「道後温泉」を観光してみるつもりです。

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