2009年10月8日木曜日

玩具の道は、円の道

4、5、6日ときて、7日に完成、発表としたかったけど、夕食後、服のママ寝てしまって、朝まで起きられなかった。これはこれで、身体が要求してる事なので、あまりクヨクヨしない。
直径15㍉までの円は、自作の円定規使ってニードルでケビいて、ベルトサンダーにかけて手作業で研削します。それ以下は、ちょっと苦しいです。

自作定規は、座くりカッターで刳り貫いた物ですから、加工穴そのままのサイズでケビけます。座くり用のカッターで開けた穴径と、円カッターで刳り貫いた円材の径は、数字が同じでも実際の径は微妙にズレてますから、かなり隙間が出来たりします。

手で研削すれば、写真のように、ややキツめ、木槌で叩いてやっと入るくらいのサイズが、作れます。なので、結局手で円材を削り出したほうが無難だったりする。もっとも、必要とする精度は作業によって違いますから、円カッターがイケナイ訳では、ありませんね。
こちらは、穴埋めダボ用のカッターで刳り貫いた、10㍉の円のエッジ加工をしている所。自作治具に円材を挟んで固定して、ソフトディスクサンダーにかけて、エッジを手早く加工します。丸棒で挟んだ材を、ディスクに斜めに当てて、クルッと回すだけです。写真は、薄板を切り込みに差して広げ、材を取り出してる所。

家具工作などでは、材の平面や直角の精度を如何に出すかが、作品制作の大きな課題の一つのようですが、私の玩具では、必要な、様々なサイズの円形を、如何に手早く、正確に作れるか、が大きな課題の一つです。
ボール盤のハンドル部分を改造して、ブランコ式の脚レバー?にも出来ますが、それを使って、両手で材を保持して、穴開けをしている所。(写真はタイマー使って撮った。)脚を下げると紐が引っ張られて、ハンドル部が回転し、刃物が下に降ります。5〜6センチ深さくらいの加工なら、問題なく使えます。

両手が使えますから、しっかりとした材の固定が出来ます。場合によっては、手の保持は危険を伴い、バイス固定が必須の時もあるでしょうが、私の作業では、概ね手の保持で充分です。
「ヤマドリ7」出来ました。今回は尾翼のみ、ブログでお披露目。もし、全身見たい方がいらっしゃいましたら、こちらへどうぞ。

わたしは、こういうスタイルは大好きで、自分で作ってこう云うのも、何ですが、とても格好いいと思います。

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