これは先日、ドラムサンダーと自動カンナ盤と手押しルーターで、ブラックチェリーの荒材を製材した時の写真。玩具作り用なので、ミリミリと平面や直角の精度を気にしなくても良いのですが、精度は出てたほうが気持ちがいい。
手押しカンナが無くても、何とかなってます、の、写真でした。
今日は更に、目玉のパーツを60個、切って、削って作りました。写真はバンドソウで切断中の所。ケガキ線に近い所で、如何に早く円形に切断するか、腕の磨き所です。
ケガキ線を気にしすぎると、切断速度が落ちますので、眼は向けるが焦点は合わせずって感じで、材を送りますね。
一番疲れる作業の、削り出しです。写真は途中のところ。ベルトサンダーで、ケガキ線消すように、削ります。これは照明をしっかり当てて、成るべく顔を材に近づけるような、体勢をとってやります。作業中の身体の姿勢と作業効率の関係は、深い物があると思ってます。
面倒でも最初から、一番楽で効率的で安全な作業体勢の準備をして、実行するのが結果的に、後が楽ですね。
何しろ、円形パーツの大量生産は、避けて通れませんので、これの作業の効率化が生命線です。システムの工夫と同時に、身体の使い方の工夫や研究も取り入れないと、名人達人な世界は手に入りませんし、そう云う所が、実際に物を作る醍醐味でもあると、思う。
2 件のコメント:
ヤマドリさん今晩は~
私も車輪は良く作ります。
私はもっぱら木工旋盤を使っています。
小さな物は四角板そのまま、大きい物は八角形にバンドソーで切ってから旋盤に掛けています。バンドソーの刃幅が51mmと大きいので丸くは切れないのです。と言って糸鋸では
スピードが遅くてせっかちな私に会わないのです。木工も同じ物を作るにも人それぞれ持っている機械とか好みでやり方が異なっても良いですよね。
たくどう様、こんばんは。
コメント有難うございます。
ほんとうに、皆さん色々で、それで触発される事も多いです。
たくどう様の良く作られる、スポーク付きのタイヤは、他ではあまり見ませんね。キッチリとした、仕事の出来る方でなければ、あれはなかなか・・・。
たぶん、私の作り方も、あまり一般的では無いと思いますけど、私の性分と身体に合ってるようです。
木工旋盤は小型の物を持ってますが、中々私の作業システムの輪の中に入れなくて、埃を被ってスネてるんですが、いつか活躍する時も来るかもしれません。
自動カンナ盤も、ようよう、愛着も湧いて来ました。
機械だって、一筋縄ではいかないほうが、面白いかもしれませんね。
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