帰りました。久し振りでしたが、何とか身体も頭も付いて行けました。懐かしい人にも逢えて、良かったです。
予備だし、短い期間なので、表面的な訓練しか行えませんが、少しでも身に付く物は、身に付けておきたいです。
以下、訓練内容の一部ご紹介。(写真は、写って困る物は写してませんが、立場上のたしなみで、全て画像処理してますので、ご了承下さい。)
心肺蘇生法とAED使用の訓練中の場面。現職隊員による実技指導の後、実技訓練。心肺蘇生法は、私が以前習った方法と、手順が少し変わってる部分がありましたが、現在は人工呼吸処置より、心臓マッサージに比重が置かれてるそうで、現場での経験から、技術面が日進月歩で変化(進化)されてる様です。
阪神大震災以降、自衛隊各部隊に配備されている、人命救助用の機材の紹介。教官が手にしてるのは、瓦礫の隙間に差し入れて、生存者を捜すファイバースコープ。
各駐屯地では、阪神大震災の教訓から、常時、救命機材と車輌と人員が、1時間以内に災害出動態勢を、完了出来るように準備されていて、今回の震災でも、素早い部隊の展開が可能であったそうです。
ガスマスクの装着訓練。8秒以内に装着と、気密点検を終えないとイケマセン。マスク装着のあとは、科学防護衣を着ます。これもまた、装着と脱着で、細かな手順がある。
雨天とて、ポンチョを着て野山をハイキング。黙々と歩く。自衛隊のポンチョを着たのは、20年以上前の、新隊員の時以来だったので、嬉しかったけど、やっぱり中はビチョビチョになったので、もう次はいいや。
やや、緊張度の高い状況下での営門警備要領。こういった訓練は、9.11テロ以降から、行われるようになりました。
来訪者に対し、各種質問をしている警戒要員。金属探知器による、身体検査も行います。この際、応対者は柔らかな言葉使いをするのが、原則です。
例えば、映画みたいに格好良く、「何の用だ?」「こっちへ来い」なんて云わないで、「どういった、ご用件でしょうか?」「どうぞあちらへ、お進みください。」と云う感じです。なのでドラマの演出家は、ガッカリされるかも。
車輌の場合の応対。運転者への質問から、不審車輌と判断すれば、そのままお帰り頂く事になる。
車輌検査の一場面。棒の先に付いた鏡を使って、車輌の下を検査してます。何か隠してないか、隠れてないか、細かく検査しますが、車は他人様の財産ですから、勝手に触ったり、勝手にドアを開けたりしては、イケマセンのです。
もし、不審物でも見つかれば、やはりそのまま、お帰り頂く事になる(笑)。もっとも、状況に寄って、応対は臨機応変に変わるのが、常識ですから、不審物の持ち込みは、成るべくご遠慮下さいませ。
予備の訓練とは全く関係無い、他部隊の装甲車の前で、勝手に記念撮影。
このタイプの車輌は一昔前、イラクの砂漠を走ってる所が、ニュース映像で良く流れてましたが、あれから10年以上経って、ようやく松山の田舎の駐屯地にも、配備されてきました。
今回は訓練前半のみ。後半は、来年の予定です。
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