小林式角ノミ(標準タイプ)が届いた。JET卓上角ノミ機の規格とは、錐の軸長がやや異なるので、メーカー側のメールでのアドバイスに従って、12ミリ程カットした。
手引きのカネ鋸で簡単にカット出来た。写真は15ミリ用の錐の軸。12ミリ短くなった。切り口はグラインダーで奇麗にしておく。ところで、15ミリ用の錐の軸は太さが11ミリあって、JET角ノミ機では使えない(チャックサイズ10ミリまで)事が判明。
メーカーさんのメールでのアドバイスには、16.5ミリまで使えると書いてあったが、それは軸受け(ブッシュ/シャンク)のサイズの事であって、錐の太さまでは考慮になかったのであろう(18ミリ以上はシャンク径28.5ミリだそうだ)。
なので、おそらく実用出来る角ノミのサイズは12ミリくらいまででは、なかろうか?・・・或は、チャックを取り替える手もある。
しかしながら、私の玩具工作では箱ノミだけで使うので、取り敢えず支障はないか(ちょっと悔しい)。
それでも、試しにモーター付けて回して、オフコさん扱いの角ノミと切削具合を比較してみた。
右がオフコ扱いの角ノミ(値段は小林式の半分以下)。左が小林式。・・・仕上がり具合は大して変わりませんね。切削抵抗は、小林式の方が少なくて、錐が入りやすい。
こちらは小さなサイズ。これも仕上がりは変わらん。
箱ノミだけで仕上げた比較。これもあまり変わらん。結局、仕上がり具合はあまり違いを感じなかった。ただし、サイズが大きくなる程、小林式の方が切削抵抗が少なくて、ストレスが少ない。小林式の切削ストレスの少ない要因は、この錐の仕上げ具合が大きいと、思う。左のオフコ扱いの物は、錐の先端の研磨がシャープさに欠けてるのが、比べると良く解る。
上が小林式、下がオフコ扱い、それぞれ箱ノミとブッシュ(軸受け)。
角ノミの取り扱い説明書。角ノミ(ケース)の外側の研磨は、絶対にするなと書いてある。
でも、しました(笑)。角も丸くした。私の作業では、このケースだけで加工しますから、外側も研磨します。内側も、更に削って薄くしてやりたいとも、思ってる。
角ノミの研磨は水が冷たくて、辛かったけど、久し振りの砥石作業で楽しかった。
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