例によって、ベルトガイドのローラーの凸部を削る為に分解しようとしたら、中々分解出来ない。台湾製の時も手こずったけど、今回の中国製はそれ以上だった。
で、随分荒っぽく力業で分解した。その為にパーツがやや破損したけど、仕方ない。写真左が中国製のローラーで、中のベアリングと軸が外れないのと、ローラーとベアリングも外れない。
組立て分解手順で云えば、外れないとオカシイ。つまり、パーツ同士の精度が始めから悪く、組立て時に力業で組み立てた、という事だ。
意地になって、ベアリングの破壊も覚悟で、金槌でガンガン叩いたが、それでも外れない。右の台湾製は、適度な締め付け感で、それぞれのパーツを分解結合出来る。
結局、台湾製の余ってるパーツにそっくり入れ替えてやった。ローラーの凸部は軽く削って半分ほど平にしてる。ここを削り過ぎると、ベルトのテンションがかかり辛くなるので、注意。
ちなみに、ローラーの上のアームの金属板が、何かの衝撃で凹んでいる。型抜きしたあと、籠に放り投げたのか?
こちらはオリジナルのまま、ほぼ全面平に削ってる。ここはしっかり平面出さないと、材が平面に削り難い。このローラーの軸は、下とは逆にややガタが有る。ので、軸に二液式の接着剤ぬって隙間を埋めている。
プーリーの面は始めから平で、これは唯一助かった。
二液式の接着剤で、自作木製ローラーとベアリングの隙間も埋めた。瞬間接着剤だけでは、すぐに剥がれてガタが来てしまった。多分これで、大丈夫だろう。
中国製の機械を買ったら、やはり何だかんだで余計な手間を喰った。メイドインジャパンも、戦後暫くはひどかったらしいし、中国製品でも当たり外れは有るだろうけれど、砲艦外交で周辺諸国を恫喝して、資源を独り占めしてるんだから、もうそろそろマトモな製品を作る意識改革でも、して欲しい。
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