娘は、一つの事を突き詰めようなんて、発想の無い子なので、デジカメで生き物の写真をバシャバシャ撮るものの、それをパソコンに取り込んだり、写真にしたりするなんて事までしない。撮ったら撮りっぱなしで、今日撮った、この写真もそうだけど、そんなだから大抵ピントが、ずれてしまっている。
それでも、この写真は大変なお気に入りのようで、カメラの再生モードで何度も見返しては、尋ねても無いのに、私にその撮影時の状況を詳しく、語っていた。
この文鳥は、娘が小学2年生の時に、娘のたっての願いで買って来たものだけど、数ヶ月で飼い主が私と妻に、変わってしまった。娘としては、手乗りでないのが不満だったのか。
そもそも、昔、恐竜好きだった娘が、恐竜を飼う変わりに、その子孫とされてるトリを飼おうって動機だったようなので、愛らしい鳥はかえって、娘の嗜好の琴線に触れなかったのかもしれない。
そのくせ、最近になって、ようやく鳥に興味を持つようになり、鳥が出て来る「とりぱん」なんて漫画も借りて来たりしてる。で、鳥の名前とか、鳴き声なんかには詳しくなってきてる、ようですが、相変わらず生き物への接し方は、下手なので、ウチで飼ってるこの、文鳥も、娘の姿を見ると、ビクビクと警戒しているように、見える。
女の子って、そういう事は本能的に優れていそうな、気がしてたけど、それが気のせいだって事は、娘を見ていると良く解る。そういうのは男の勝手な、女性に対するロマンみたいな、物かもしれない。
そんな娘が、可愛い文鳥の寝姿を、カメラに納められたので、得意な気持ちにもなれたのでしょう。文鳥って、単純でバカな所がカワイイけれど、そういう所だけは、娘と文鳥は気が合うかもしれない。
もうこの鳥も、7歳にもなるでしょうか。時々、異常な声や行動を何度もしては、その度にもう駄目かと、ヒヤヒヤさせてくれますが、暫くすると、ケロッとしてたりで、良く解りません、文鳥。
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