2011年2月14日月曜日

赤い線は治具の印

 凹面を研削加工するのに、ベルトサンダーの背当て板治具を作りました。垂直の出ているブナ材の板の各面を、用途に応じて当てて研削するんです。写真はその使用例。赤い線の入ってるのは、これが治具である印。
 板面を当てたり、木口を当てたり。固定式の背当て板では、こういった凹面加工に対応出来ない事が多いです。
 何より重要なのが、テーブルとの直角精度です。どちらの面も直角が出ていないと、奇麗な加工が出来ません。
 写真向かって右側は、今まで使ってた物。木切れで一時しのぎしてたのを、ずっと使ってましたが、手で支えてるので、直角精度に難があった。それでなくとも、お高くて申し訳ない私の玩具なので、せめて値段なりの仕上がりを、追求せねばならない。

向かって左が、今回作った物で、背板に支えを付けて、安定感を増しました。簡単な作りなので、摩耗したら、また作ればヨロシ。
 背板が直角に当たれば、このようにパーツを組み合わせた時に、甘い加工の隙間の無い、奇麗な仕上がりになりますね。
20個分の材料の一部。数を作るだけの作業にも、色々と研究の余地がありますが、最も重要なのは、集中力の持続でしょうか、はぁ〜・・・。

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