2012年7月3日火曜日

ガラス塗料を希釈

前回、塗装中に粘度が増して塗り難かったので、今回は希釈してみる事にした。説明書には、希釈、洗浄には「高純度イソプルピルアルコール」「シンナー(ペイントシンナーは不可)」を使えと書いてあった。

シンナーはラッカーシンナーでも良いのかもしれないが、何か自信が無い。イソプル何とかは何だろうって調べると、溶剤や消毒などで使われるアルコール系らしい。100%純度の製品は薬局で取り寄せ注文するような物らしいが、99%純度なら、自動車用のガソリンタンクの水抜き剤で売られていた。

防錆剤が含まれているので、玩具製品には向かないが、テスト使用なら構わないし、そんなに沢山要らないので、1本数百円の水抜き剤で代用してみた。(水抜き剤も、種類によってイソプル純度が違うので、要確認)
 無色透明、臭いはエタノールに近く、ツンと鼻を突く感じ。ただ、シンナーほどにはクラクラしない。それでも、作業中はガスマスクが必要です。
 概ね、2倍に希釈して塗ってみた。今日塗ったのはこちら。ガラス塗料用テストピース。前回の液体ガラスで使った物を研磨し直して使用。どれも下塗りに液体ガラスを一回塗りしてる。
 ガラス塗料を塗り終わったヒノキの木肌。
 こちらはハードメイプル。
 マホガニー。
ブラックウォルナットの木口。

みなさん、どれもツルツルピカピカです。ツヤは非常に良いです。濡れ色にもなります。希釈して塗ったので、塗りムラも少ないですが、しかし筆塗りする以上、多少の塗りムラは避けられないように思う。

前回も書きましたが、塗る感触と見た目は、クリアラッカーを塗るのと左程変わりません。違うのは塗った後のコーティング効果でしょうね。

耐水、耐火、耐紫外線、耐傷、耐劣化効果など、その性能は雲泥の差があると思われる。

このあと、数日落ち着かせてから、色々テストしてみます。結果はまた後日。

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