2012年7月25日水曜日

サンダルと長靴

私のボランティア活動は、どこまでも自己満足の為である。

今日の晩から阿蘇に出立するけれど、先方の道路状況や受け入れ態勢などが、日を追うごとに変わるので、準備した荷物やルートの変更が相次いで、出発直前までドタバタしそうだ。

例えば飲料水も、活動日分を持ち込むのが基本だろうけれど、昨年の宮城県で活動した時は、地元のスーパーが完全復旧していたので、現地で買えば済んだ物が多かった。

その辺の見込みは、行ってみないと解らないのだろうけれど、取り敢えずマナーとして、概ね半行程(二日分)の飲料水(5リットル)を持ち込む事にした。

一日の作業で必要な水分量は、涼しい時で1〜2リットル、暑くなれば2〜3リットルは必要だ。昨年は6月下旬の作業で2リットルは飲み干したので、今回は3リットルくらい必要かもしれない。

活動後の追記:炎天下の屋内作業が主でしたが、水分は毎日約6リットル使った。その内、頭から被ったのが2リットル近く。毎日の水分補給は自前のペットボトルと、ボランティアセンターで貰えるペットボトルで併せて調達した。7月下旬の炎天下での作業は、さすがに暑かった。

朝夕は、今回は宿泊施設で食事が出るので必要ない。作業が終わった後、車で少し大きな街に出かければ、必要な物は何でも買えるだろうから、本当はそれほど考え込まなくても良いかもしれない。

サンダルで山を登る人が、大勢居るように、サンダルで泥出し作業が出来ない訳でもないが・・・しかし・・・やはり、災害ボランティアの原則は「自己完結」であるべきである。

重たくても、邪魔でも、恥ずかしくても、自己完結できる装備で出かけるのが、マナーというものだ。

じゃあ、全行程(四日)分の飲料水を持って行けよって、話ですが、そこはまた経験から学んだ知恵という事で、自分を納得させるのだ。

四日間は晴天が続きそうで、有り難い事ですが、四日続けて炎天下での泥出し作業に、体がついていけるかどうか・・・少し不安ですが、出来たらきっと嬉しいだろうなぁと思う。

スポーツには興味ない身体ですが、こういう事に使う身体は、とてもエキサイトしてしまう。昔は何にも使えなかった自分の身体が、今は何かしら使える身体である事を密かに、幸せに思って・・・いる。

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