2011年6月26日日曜日

短尺薄板の貼り合わせ技法の参考

 ボランティア行く前に作業した、小さな板材の貼り合わせ加工の、参考写真。ブラックウォルナットを挟む様にして、ハードメイプルを貼付けるんです。

で、貼付け作業の下ごしらえに、3枚合わせた通し穴を2カ所、左右の隅に開けて、位置ガイド用のダボ穴に使います。
 最初の貼り合わせ。右上に付いてるのが、ガイドのダボ。瞬間接着剤を片面に満遍なく塗ります。
 そうして、自作した「40センチくらいまでの長さの板貼り合わせ用クランプ一型」を使って圧着してやります。この貼り合わせの時、ダボが2カ所付いてるお陰で、圧力に負けて材がズレたりする事が、ありません。
 更に瞬間接着剤を塗る。端っこが塗れてないのは、使わない部分だからワザとです。それと、両端にはハナ落ちがあり、隙間が出来るので、始めから捨てる覚悟です。
ググッと圧着して、さあ、ボランティアへって感じで出発しました。で、今はもう型通りに切り抜いて水研ぎまで進みました。板は隙間無く張り合わされていたので、このクランプも役に立ったようです。

僅かな経験ではありますが、水性の接着剤では、たとえ短着材であっても、広葉樹の材の貼り合わせに使うのは、難しいようです。作業中に板が反ってしまいます。ので、私は瞬間接着剤を使っています。

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