塗装で失敗したかなぁって、落ち込んでます。この輪郭線は失敗だったかもしれない。髪の毛の青い影も、要らなかったかも。けれど、普通に塗ってしまうと、「絵本玩具」じゃ無いかなぁって、色々な迷いもありました。
これを仕上げ磨きして、オイルを塗るとまた、違った表情になるので、まだ決めつけてはイケマセンが、あまり期待してません。作り直しかなぁ。
こういう時は、何かにすがりたい気分ですが、すがれる物はありませんし、誰かに頼る訳にも・・・そうそう、親方が居ましたんです、私には。
ルル親方は鳥のくせに、絵描きも上手で、頼まれれば、器用に何でも描いてしまいます。好きな色は黄色やオレンジだそうです。
生来のイタズラ好きなので、幼鳥の折より巣の周りに落書きばかりしては、親鳥から怒られていたそうな。そんな親方が、昔居た部隊で描いた絵の見られるのが、下の写真(写真のつもり)。
戦闘機を修理したついでに、国籍マークも描いたのだけど、マークが自分の目玉と似てるので、勝手に自分の顔や姿も描き加えた、そうです。
ところがこれが、部隊の隊員には好評だったらしく、このまま部隊の識別マークとして暫くの間、使われていたそうですから、親方のデザインセンスも馬鹿に出来ません。
しかし、尾翼に描いた自分のサインは、部隊と関係無いとて、直ぐに消されてしまったのが、ルル親方には納得が行かなかったと、後で私に話してくれました。
親方は、すごいなぁ・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿