「ほら、フヂちゃんの乗る電者が来るよ。」「お母さん見て〜、シマシマの電者やね〜。」「電者にも色々模様があって、面白いね。」「うん。」
電車を現実とは逆に、電線の上を走らせてる絵を描くと、面白いだろうなって、考え始めたのが昨年の今頃。それから約1年目に再度チャレンジして、ようやくイメージを絵にする事が出来て、私は今とても嬉しいです。
この嬉しさは、しかし、共有出来る人が身近に居ないため、実に孤独な喜びではある。孤独が好きって事はないけれど、結果そう云う事になってしまってるのが、悲しや淋しや。
電線の上を走るなら、綱渡りみたいに、ヒトガタが歩いて渡るのが良いなと思って、当初は普通の電車の車体に、ヒトガタが付く形で描いてましたが、中々まとまった絵にならなかった。
それから紆余曲折あって、結局、船の形にヒトガタが付く、今のアイディアに行き着きましたが、しかし、昨日までデザインがまとまらず、昨晩は敗北感に打ちひしがれてました。おそらく、20種類くらいのカットは描いたと思う。
もう駄目なんじゃないかって、思ってたら今日、このデザインが浮かんでから、ようやく納得の行く絵が描けた。絵を描いてて、嬉しくて楽しいのって、久し振りでした。
しかし、これを今度は違う角度から描かねばならず、絵の辻褄合わせの課題は、大きく膨れるばかりで、ございます。
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