2011年8月11日木曜日

石鎚山岳機動演習詳報 後編

 石鎚山の奥宮のある山頂(弥山/ミセン)の隣に、もう一つ小高い山がそびえていて、そちらが実は、西日本最高峰の天狗岳(1982m)です。

奥宮の山頂から天狗岳まで、岩場の尾根を歩いて200mほどの所です。先ずは腹ごしらえを済ませてから、隊員一同、天狗岳を目指します。

弥山山頂から数メートルほど、鎖を使って岩場から狭い尾根に降りる隊員B。
 先頭は隊員Aが勤めます。落ちたら死にますが、見た感じ程、険しい足場ではありません。
 写真左奥が天狗岳の山頂。隊員Bのお尻の重さを考慮して、山頂手前で引き返す事にしました。
 ほぼ、西日本最高峰の岩場に立つ隊員A。人生も、ほぼ最高峰の幸せを、自分の力で掴んで下さい。
 天狗岳側から、奥宮を見た景色。霧を遮る壁の様に立ちはだかる、石鎚の偉容。実際、四国に迫る台風は、この石鎚の山脈によって、進路を遮られて東に逸れて行くのです。
 隊員Bの指差す方向に、奥宮が見えます。石鎚山頂は雲の通り道なので、深く霧がかかったり、急に晴れたりと、景色も急変します。
 再び、鎖を伝って弥山山頂広場へ戻ります。こう云うのは、楽しそうな隊員A。
ヤマドリ警備隊の記念撮影。さあ、これから下山です。
 空中回廊。下り側は手すりが無くて、スリル満点です。楽しそうな隊員A。
 お陰さまで、全員無事に下山出来ました。今回の演習は、良好の評価を頂きました。
帰りのロープウェイ乗り場。こういう景色を見るとすぐ、映画「荒鷲の要塞」を思い出す世代の隊長でした。

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