2010年12月18日土曜日

民族衣装は背中で語る

今回ともう一回、衣装の記事を続けます。

ところで、こういった衣装は、今やネットで専門のショップを検索すれば、ポチっと一押しで購入する事が出来ます。値段も、私が横浜のショップまで出掛けてた頃に比べれば、旅費を引いても、相当安いです。当時(15年くらい前)は、こういった衣装が市場に出始めたばかりで、市場に出回る絶対数が少なかったせいも、あったでしょう。

民族衣装の価格は、作品としての価値というより、需要に相応した価格なのでしょう。これが日本人の作家物なら、数十万円しても全く、可笑しく無い世界ですが、現在のショップでは、ほぼ、古着扱いで数万円です。良い事かどうか、私には解りませんが、ちょっと淋しい。(相当悔しい)

あんまり、簡単に安く購入出来るので、もう集めるのは止めました。きりがありません。それに、収納する場所もありません。とは云え、良い物を見ると、胸が熱くなって、切なくなります。民族衣装に溺れてみたい(笑)。

以下、写真は全てミャオ族の衣装の背中と刺繍のアップ。

可愛い系の刺繍デザイン。色使いも見事です。 ミャオ族と一口に云っても、その衣装の種類が幾つに分類されるのか、解りません。
 こちらは、ググッとシックなデザイン。刺繍が細かすぎて、良く解りませんね。
 刺繍の錦糸に銀を巻いています。凄く細かな作業です。


 この衣装と模様のデザインは、とても個性的ですね。たぶん、古い時代の仕立てのスタイルだろうと思いますが、良くは解りません。アイヌのような文様です。生地のテカテカは、卵の卵白を塗っているそうです。艶と同時に、撥水効果が得られるそうな。
もう、説明も疲れました・・・。次回はいよいよ最終回。民族衣装への想いを、語ります!

0 件のコメント: