2010年12月21日火曜日

モヤモヤなステーキ

娘の成績が少し、上がったので、何か食べたい物があるかと尋ねたら、ステーキを食べたいと云う。前回のソバから、いきなり贅沢になったではないかと、思ってみたが、本人曰く、「私はまだ、一度もステーキを食べた事が無い」そうで、そう云えばそうだった。

ステーキ屋さんに行こうかとも考えたが、娘は私に似たのか、外食は緊張するから、家で食べたいって云うので、近所の肉屋でステーキ肉を買って、食べる事にしました。

妻が、馴染みの肉屋でステーキ肉を買って来ましたが、見ると厚みが1センチくらいです。ステーキ用の上等品ではあるそうだし、実際美味しかったけれど、何て云うか、ステーキってのは、レンガみたいな厚みのある物かと、思ってたので、拍子抜けしてしまった。

娘は、有難い事に、そういう事を知らないので、大変満足したようだ。実際、味は良かったし。ただ、これはステーキじゃあ、ないなぁって、モヤモヤ感は残ったので、今度は安くて分厚いのを、買って貰う事にしました。

娘には、毎月の小遣いは有りません。それで不満な顔をするかと云えば、した事が無いです。時々、食べたい物のリクエストに応えてやると、それでかなり満足するようで、親としては有難い。もっとも、ピアノや絵画の習い事で、親に余分なお金を使わせてるなんて、自覚が多少有るようで、その為かもしれない。

世の中、不真面目なほうが、楽だし、絶対得だから、そうしたければそうしていいよって、昔から何度も真面目に力説し、言い聞かせて来ましたが、そういうのが逆効果になって、真面目に育ってくれてるのかも、しれない。

世界は、矛盾と不正義に満ち満ちてる事ぐらい、子供は知ってるので、あまり建前で子供を教育すると、信用を無くすようにも思うのですが、どうでしょうか。

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