2010年12月26日日曜日

ラミンよりブナ

これは前に落下実験した時に裂断した、ラミン丸棒の車軸ですが、こういうのを見直しながら、ふとある事に気が付きました。以前に、割れ易いウォルナットに丸棒を繊維方向に直交に埋め込んで、補強してから衝撃破壊試験を行いましたが、これは結果が芳しく有りませんでした。
こういう感じでした。2〜3回叩くともう、パッカリ割れてしまいます。それで、丸棒の補強は効果が無いと思ってたのですが、よく考えましたら、先ほどの落下実験の時に、ラミン丸棒とブナ丸棒と、同じ径ながら、強度が数倍違ってましたので、これをブナ丸棒で実験しない事には、諦めがつかないと思って、色々と実験してみました。

まだ、実験途中でまとまった記事は書けませんが、大体良い感じです。イケルかもしれない。諦めてた形も、作れるかもしれません。たぶん、大丈夫だ。ちょっと、大分嬉しいかもしれない。

これも、壊れてくれた玩具達のお陰です。壊してみないと解らないもんですね。次回は、嬉しい記事が書ければ良いけれど。

2 件のコメント:

たくどう さんのコメント...

ヤマドリさん今晩は
私も車軸は良く作ります。
少し高価ですが、白樫を使っています。
旋盤で削りやすく、強度もあって車軸とか車輪のスポークに持って来いの材料です。
ぶなも曲げに強いから良いですね。
玩具の破壊テストまで実施されるのには感服します。

ヤマドリ さんのコメント...

たくどう様、こんばんは。
コメント有難うございます。

たくどう様なら、車軸も旋盤作業ですね。
何でもパーツを自作出来れば、サイズの自由も利き易そうです。

既製品のサイズに縛られるのは、ちょっと不自由ですね。私は8ミリを主に使ってます。何度か旋盤使って自作に挑戦しましたが、このサイズを量産するのは、私には難しかったです。

ブナ丸棒は業者さんのサイトから、通販で仕入れています。自宅に居ながら、こんな特殊な素材を買えるなんて、便利ですね。