2012年1月10日火曜日

文鳥の文太くん

外の仕事してたら、お客さんの子供(小1くらい)が、「あ!お地蔵さんが、歩きよる!」なんて、しきりに騒いでる。

仕事終わってからその子供に、「そう云えばキミはさっき、お地蔵さんが歩いてる、なんて云ってたね。」「オジサンも見たいなぁ、何処に居るの?その歩くオジゾウサンは。」「ねぇ、教えて〜。」なんてしつこく云ってやると、「お地蔵さんは・・・居らんかった。」なんて、しおらしく答える様も、いとおかし。

昨晩、コタツの部屋の床に文鳥のカゴを置いて、寝転んで一緒にテレビを見ていたら、文鳥が人恋しいような?感じで、壷巣から顔を寄せて見ているので、いつもより長めに、口笛で子守唄など唄ってやると、目を閉じて気持ち良さそうに眠ってくれる。

クチバシを微妙にカチカチやったり、喉を鳴らしたり、たぶん甘えてる仕草なのだと思うけれど、そう云う所がいつもカワイイ文鳥です。

普段は仕草の荒い娘に敏感で、傍を娘が通ると緊張してるのだけど、それも無く随分深く眠るので、そのまま定位置の玄関まで、カゴを戻して電気を消してやった。

文鳥が、動かない事に最初に気が付いたのは、翌朝、学校に出かけようとした娘で、この文鳥を飼うと最初に言い出したその本人だったのは、何かの因縁かもしれませんね。
眠った姿そのままに、命を終えた文太くん。良く永く生きてくれました。
 文太君を抱えて、山中の葬列。2年前に先に死んだ、メスの文ちゃんの隣に埋めてやります。
目印の苗木と共に。この苗木も、この2年で少しは背が伸びました。文ちゃんと、仲良く眠って下さいね。

帰りは皆、無言で山を下りました。

2 件のコメント:

わきたけいこ さんのコメント...

文鳥さん、静かに亡くなっちゃったんですね。
一番幸せな死に方で理想的かと思います。

けど、寂しいです。
短い命ですもんねえ。。。

うちもそういう日が来ると思って
いつも家の者と話てるんですけど
トリは天寿を全うするのは難しい・・・・

文鳥さんは毎晩子守唄を歌ってもらって
しあわせでした。

ヤマドリ さんのコメント...

わきた様、こんばんは。
本当に、静かにいってくれて、悲しいながらもホッとしました。

寝入るまでは、餌もガツガツ食べて、普段と変わらなかったんですが、寝入り方が、随分深かったように感じました。

欲を云えば、娘の高校受験の結果発表の日まで、もう2週間くらい頑張って欲しかったんですが、年を越してくれただけでも、良しとしてます。

2日前に、新しい餌を買ったばかりで、随分食べ残されてしまいましたが、残りはベランダに集まるトリに分けてやります。

黄色いお方のほうは、随分永〜い天寿をお持ちな感じです。