2012年5月3日木曜日

不器用と意地

 一日休みを頂いて、久万高原町に出かけた。また、前回と同じ場所でワラビ穫り。何度穫っても楽しいワラビ穫り。
 それから、毎年恒例の竹森ガーデンでのお花見イベントに参加。娘と妻と、私の母の三人は、ブドウのツルを使ったカゴ編み教室に参加。無心に編んで行く三人。
 果樹園のリンゴの花が奇麗。
 妻の作品。始めてにしては上手に編めました。
 娘の作品。不器用で飽きっぽい娘は、途中でカゴを編むのを諦めて、「クモの巣のクモ」なんてオブジェを作った。アナタは、クモが大嫌いぢゃなかったのか?

上手く編めない苛立ちが、嫌いなクモの復活を成し遂げたのか。しかし、大丈夫なのか?アナタは美術科にも通ってる筈だが・・・。
美術科の意地。連休中のスケッチの宿題も兼ねて、野の花をスケッチしてる娘。

アナタのトボケた性格は、お父さんも大好きだし、取り柄でもあろうけれど、もうそろそろ無条件に笑っていられなくなりましたよ、父さんは。

今の楽しい高校生活も、3年経てば終わりだぞ。アナタは絵の世界で、一体何を目指したいの・・・かな?

2012年5月2日水曜日

アルミとゴム

夜、娘と公園で対刃護身訓練をしました。公園でしてるので、あまり明るいうちから怪しい事をするのも気が引けるので、暗くなるまでは走ったり、柔術みたいな事したりして、遊ぶ。
今日の訓練で使った模擬ナイフ。手前アルミ製は自作ナイフ。上は自衛隊の売店で売ってる安物の訓練用ゴムナイフ。外国製の物なら、もう少し凝った造りになってる。

自衛隊の格闘術はここ数年で劇的に変化している。テロ対策出動が任務に加わったからだけれど、じゃあ、今まで何故同じような訓練をしなかったかと云えば、任務に無かったからだ。任務を与えられなければ、その為の訓練も(表立っては)無い。

上のゴムナイフは、刃渡りが17センチで、ウチの文化包丁と同じ長さ。下のアルミナイフは9センチ。ナイフの携行は目的が無い限り、通常は6センチ以上は禁止されている。15センチ以上なら、所持も原則禁止だ。

15センチ以上となれば、外国のサバイバルナイフのクラスになって、通常は実用的でないけれど、包丁や果物ナイフなどは15センチ前後あるので、この長さの刃物が犯罪に使われる可能性は大いにある。

それで実際に使ってみると、刃先が長い分、下手な避け方では腹に刺さってしまう事が解る。今までの短いナイフと勝手が違う事に、私も娘も再認識したのだ。

もっとも、下手に動けばの話しで、基本的に避け方はどちらも同じだ。
今日は道具を使った訓練もしてみた。ナップサックを両手に持って、前に突き出す。刃先が長い場合はこの方がより安全だ。

あまり身体の側に広げると、突き通った刃先が身体に達するので、成るべく身体から離せよと、指導する。

余程薄い物でなければ、刃先は突き通っても握り拳までは突き通らないので、攻撃はそこで止まる。

振り回す刃物は、拳の部分を布で受ける。刃先を受けると切り裂かれて身体に達する畏れがある・・・などと、実地で感じた事などをその場で指導しながら、訓練した。

帰りは例によって、学校の事など話してくれながら・・・帰りました。

2012年4月30日月曜日

木工と重機関銃

 単純な構造で、何かと重宝する道具を持てる喜びを味わえる、この機械。角ノミ機の取り外したモーター使って、作りました。と云っても、モーターを台に固定しただけ。

モーターに始めから付いてるチャックには、軸付きドラムサンダーを噛ませて、横軸のドラムにする。モーターの回転数そのままの回転速度なので、ドラムの径が小さいと作業効率が悪い。

だからこれは、ドラム径の大きめ(75ミリ前後)のサイズ専用で使う。ドラムには、戸当たりテープのクッション材が貼り付けてあるので、研磨面はやや平面となって、ドラムのマークが付き難くなってる。

或は、面取りした後の材の仕上げ研磨にも、有効に使える。
 作業し易いように、軸をやや上方にあげて固定している。この姿はまるで噴進砲か擲弾発射機のようだ。

大きな車輪の付いた野戦砲などは、威力も精度も良いが、運用にとても手間と時間が掛かる。専門の部隊要員や段列も必要だ。なので、肝心な時に、痒い所に手が届かない。

対して、人間が一人で運べる小型の砲、例えば軽迫撃砲や敵弾筒、バズーカなどは、近々の危機に対して、素早く有効に火力制圧出来て、現場では何より頼もしい味方であったろう。

職人が、目の前の自分の便利な道具を信頼し、道具を基準とした製品造りに情熱を傾けるのは良く解る気がする。で、それはたぶん、中国大陸の日本陸軍もそうだったのだろうなんて事を、思ったのだ。

もともと、国力からして、大火力の支援部隊など持てなかったせいもあるけれど、機械より手鉋でシャ〜ってやるのが、日本人の職人気質にあってるように、大火力の機械化部隊より、小型の武器を使った職人技で戦闘を行うのが、日本の兵隊気質に合ってたのだろうなんて思う。
こんな風に、手で材を送って使う。道具や機械を作る時は、予め必要とされる作業内容が設定されてないと作れない。逆に云えば道具の形状が、作業内容や思惑を物語る訳だ。

日本陸軍は、弾丸を面にばらまく用途の重機関銃に、精密な照準眼鏡を取り付けたが、そんな事をしたのは世界中で日本陸軍くらいな物だったらしい。

何故そんな必要があったかと云えば、中国大陸やロシア国境での戦闘で、トーチカの銃眼に正確に弾丸を撃ち込む目的を、陸軍が要求したからだろう。

だから敢えて発射速度を落とし、命中精度を上げて、トーチカの銃眼に撃ち込める命中精度を、重機関銃に求めてそれを開発した。

お陰で戦場で兵隊は、中国軍の水冷式マキシム機関銃から、途切れる事なく大量にばら撒かれる弾丸に苦戦したが、味方の機銃はテケテケ撃っちゃあ、銃身を冷やす為にしょっちゅう休まないといけなかった。

機関銃に限らず、陸軍の要求した兵器の性能は、大陸での陣地攻撃に特化された性能であったと云える。戦車もそう、大砲もそう、小銃もそう、部隊運用と訓練内容も、そう。

ところが、蓋を開けてみたら、ロシア、アメリカ、そして後半は中国も、大火力の機動戦だった、という事だ。手鉋で薄く美しく削り出す技も、機械相手の市場競争には大きく苦戦してしまった。

・・・で、何が云いたいかと云えば、こんな手製の機械で喜んでいる自分が、木の玩具で独立しようなんて夢を描くのは、中国のトーチカ潰しの戦闘に明け暮れてた日本陸軍が、アメリカ相手に戦いを挑むのと同じ次元の話ではないか、なんて、ふと、心配になったのだけど、それでも挑んでみたいと思うのも、私はやっぱり陸軍タイプなのかなぁ、なんてしみじみ思うので・・・あった。

2012年4月20日金曜日

色と木の玩具考

 ん、できた。
 ・・・ん。
・・・うん。
木の製品は、基本的に経年変化が激しい。何故、美しい木肌に色なんて塗るのか!って聞かれれば、塗らないと(ひとりでに)汚くなるからだ、と答えるのが良いかもしれない。

汚くなるは、言い過ぎかもしれないが、それくらい云わないと、おそらく理解し難い。

植物油で仕上げても、時間と共に油焼けをおこして、木肌は激しく黄変する。

白木なら、触った手の汗や汚れが浮かんできたりするし、ハエの糞の汚れなどが染みて取れなかったりするし、白木自身のアクが浮かんできて、赤黒く変色もする物もある。

木の仏像だって、昔から伝わる物は、元々色が塗られていたのが、風化して剥げてしまった物がほとんどで、むしろ始めに漆などで色塗装されてたお陰で、今に作品が残ってる訳だ。

白木の美しさを存分に五感で味わえるのは、残念ながら制作者側の特権であろう。作品や製品になってしまった後の白木の美は、消え行く残り香に過ぎない。

それもまた、美ではあるけれど、そんな揺らめくような価値観の商品は、特定の世界の人以外を相手には扱えない・・・つまり、普通の流通、市場には出せない。

ドイツの木製玩具が基本的に、分厚い色の塗装膜で木肌を完全に外気から遮断しているのも、白木の製品が如何に経年変化や汚れに弱いかを前提にした造り、である事の証左でもあると、推測している。

冷静に考えてみれば、完全に固形化した塗装膜の破片の一片を、幼児が飲み込んだとしても、それが健康を著しく害するとは思えない。ただ、未消化のままウンチに混ざって排泄されるのではないか?

対して、無塗装の白木の玩具の、表面に染み付いた汚れや細菌は、幼児の健康を損なわないとは云えない。なので、子供の健康の為に色を塗らない、という口上には反対しないが、納得もしてない。

じゃあ、塗装すれば問題無いかと云えば、そうでもない。塗装にも、経年変化を生じる塗装と、ほぼ変化しない塗装があり、ドイツ製の多くは、ほぼ変化しない皮膜の分厚い塗装である。

その場合は、塗装膜自体が無機質なツヤを放ち、外観だけでは素材である木の風合いなど皆無であるが、手にした時の適度な重量や質感は、木である事を感じさせてくれるし、作品に色のバリエーションを加えられる。

そして、大事に扱えば、数十年間は商品としての品質が変わる事なく保たれる。汚れも濡らした布で簡単に落とせる。これこそが、木の玩具大国である独逸の大人な答えであろう。

研究すればするほど、憎らしくも感心する、独逸の木の玩具ではある。(ただし、デザインに関しては、「先進という名の保守」的な思考に固められて、自由が無いように思う。日本のデザイン界は些か独逸製の木製玩具を誉め過ぎだ)

それに対して、私が今やっているのは、経年変化の現れる塗装法である。写真ではツヤのあるこの作品も、2〜3年も経てば黒いウォルナットの部分のツヤは半減し、色彩のツヤも減る。少し水でも被れば、ツヤも減り、ムラが出るかもしれない。汚れにも強いとは、云えない。

これらは、仕上げに塗ってるミネラルオイルの変化であるが、これを防ぐ手段を今の所知らない。不乾性オイルなので、コマメに布や手で撫でていれば、ツヤはある程度保たれるけれど、それだけ手間が必要という事だ。

変化する事を解ってて、それを商品として売って良い物かどうか、その事が今、一番頭を悩ませている。これは果たして、商品となり得るのだろうか?そんな根本の所からまた、振り出しに戻ってしまった

僕は、学生時代に憧れた宮崎さんの才能ほどに、魅力的な木製玩具を創作する事ができるので・・・あろうか。

2012年4月14日土曜日

半細ベルトサンダー

10年以上も 昔、始めて買ったバンドソウが、このユタカのマイティカット。妻の友人に使ってもらってたのを、また返納して頂いて、ベルトサンダーに特化して使う改造作業をしてました。

この機種は、造りは丁寧なのですが、馬力が150Wしか無いのが欠点。しかし、ベルトサンダーで使うなら、問題無かろう。
このベルト幅は約5ミリ。オリジナルのベルトを半分にカットしている。バンドソウをベルトサンダーとして使う場合、一番工夫を凝らしたいのがベルトを支えるフェンスの造りだ。

テーブルにL字金具を固定する従来の方法では、加工作業の制約が多すぎて、意外と使えない。特に、狭い場所にベルトが入っていかない。

細かく複雑な研削作業を望むなら、ベルトを細くし、それに合わせてフェンスも細く、薄く、丈夫に作らないとイケナイが、これが中々難しいのだ。
薄く細いフェンスの固定方法に、この数日試行錯誤してたのだけど、今回ようやく解決策を見出した。カギは写真の通り、磁石の利用です。

糸ノコ刃利用の薄い金属板を磁石で固定してるだけですが、これで実用上問題は無い。薄いのでたわむ心配がありますが、これも工夫次第で解決する。
この様に、材の厚みギリギリまで、フェンスを支えるアーム部分を下げてやると、フェンスがたわむことはない。

また、磁石で仮固定してるだけなので、ベルトの位置が変わった時でも、すぐにフェンスの位置変換が可能なのは、作業効率と作業精度の向上にとって、大変好ましいのだ。
このように、材の片減りもなく、ほぼ垂直に研削する事が出来る。両側はベルトがこすれて焦げ付き易いが、これは仕方ない。

それにしても、予想以上に真っすぐ快適に研削出来る。このまま、カットまで出来そうなので、やってみた。
この様に、ブラックチェリーの20ミリ厚の板が、ベルトサンダーでカット出来てしまった。150Wの馬力でこの結果は驚きです。今まで改造してきたベルトサンダーの中でも、一番の好結果が得られました。

これで、研削成型用の細ベルトサンダーは、約3ミリの極細タイプ、約5ミリの半細タイプ、約10ミリの細タイプの3種類が揃って、初期の目標を達成したのだ。

あとはまた、作品作りながら、改良改善、火の用心を、繰り返す日々が続くの・・・だった。

2012年4月9日月曜日

入学式


 入学式です。お目出度うございます・・・自分で云ってみました。仲の良い母と子。どっちの入学式でせうか。

通学路の向かい側にある、公園の桜が満開なのですが、上手く写りませんでした。
 学校に着きました。本当に、入学式です。娘は学校から近いので、徒歩通学です。

慣れない革靴に、はや靴擦れが出来て、足を引きずってますが、校内では背筋を伸ばせと、後ろから父親の喝が入ります。
 理事長ご挨拶。いよいよ、入学です。これから3年間、美術の他、色々学びます・・・ちゃんと学んでおくれよ。
 校舎の中に入りました。私が学生の頃は、女子校だった学校です。県内で唯一美術科のクラスが1クラスあります。なので、クラス替えもなく、3年間同じメンバーで進級するらしい。
 これからは義務教育ではないんですよ、学ぶ気持ちの無い人は辞めてもらいますと、シビアなお話を担任から頂いて、少し緊張気味の娘。
 帰りは仲良しの友人と一緒。両親とは少し距離を置いて帰る。娘は背が低い。妻はもっと低い。

向こうに見えるのは、松山名物チンチン電車と奥道後バスのコラボ。松山〜な風景。
何を話しているのやら。嬉しそうですね・・・いいなぁ。

2012年3月27日火曜日

輪郭

 ベルト幅3ミリの細ベルトサンダーのフェンスを、金属板で作り替えた。使ったのは手挽き糸ノコの替え刃。刃とアサリをグラインダーで削った。
 こういう狭い部分の曲線も、細ベルトサンダーで垂直に研削成型出来る。ただし、フェンスとベルトの厚み分の隙間は必要で、その辺が糸ノコカットでの工作とは違う。そう云う事を前提にデザインを決めておかないとイケナイ。
 ベルト幅10ミリの細ベルトサンダーのフェンスも作り替え。今までのより、細く薄くした。
 キッチリ直線を出すには、やはりある程度のベルト幅がある方が有利だ。
 ようやくエッジの研磨まですんだ。この後は塗装作業だ。
今回の研究作業の最も重要な課題は、キャラクターの顔の輪郭と口元の手描きの雰囲気を、機械工作のみでどこまでシャープに表現出来るか、という事だった。

今の所、上手くいっている。20ミリ以上の厚みの広葉樹で、こういう輪郭を糸ノコで切り出すと、切り口がややたわんでしまうし、下描きどおりの線にカットするのも難しい。

ベルトサンダーで研削したほうが、墨線に忠実で、シャープな成型が可能な事は予想されたので、その為の機械を自作研究したのだ。
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家庭内学習で映画「禁じられた遊び」を鑑賞した。1952年公開のフランス映画。小学生の時に、日曜のお昼に一人でテレビで観た記憶が有る。

その頃は、機銃掃射の弾着速度が遅いなぁなんて、つまらぬ事を考えながら見てたけど、やはり最後は悲しい気持ちで見終わったし、特にお墓造りが楽しい遊びとして、共感しながら見れたのは、子供時代ならではだったろう。

大人になって観て見ると、ドイツ軍がそこまで侵攻してきてるのに、相変わらず隣同士でいがみ合ってるフランス農民の姿が、むしろ映画の主題のように思えていた。

主人公の女の子を一時引取った農家の長男は、戦争に行かなかったけど、農作業中に暴れ馬に当てられて、あっけなく死んでしまうが、戦争に行った隣の家の長男は、戦地から逃亡して帰って来て、隣の農家の娘とイチャイチャしてる。

家族でお祈りが一番得意な男の子は、教会の十字架盗むし、司祭は感情に任せて少年の懺悔を暴露するし、いわゆる「ちゃんとした大人」が一人も出て来ないのが、面白い。

戦争でも、日常でも、人は常にいがみ合い、ウソをつき、あっけなく死に、そして愛し合うという、結局どんな時代でも、生きていくしかないという、ごく平凡な人間の姿を劇的に表現してる。

そう考えると、一般的には反戦映画という位置付けが強そうな作品だけど、そう云う訳ではなかったのかも・・・しれない。

2012年3月25日日曜日

折れた

 次はこれ。この2つ。カッコイイのとカワイイの。どちらも車が付きます。捨て板のMDFをネジ止めしてあります。料理と同じで、こういう下ごしらえをキチンとしておかないと、良い物は出来ない、なんて、知った風な事を云う。
 カットの実際。バンドソウは、切るというより、薄く削って行く感じの機械。なので、ある程度の細かな所も刃で削ってやる。
切り抜いたら、一気に研削成型・・・と行きたかったのですが、途中でストップ。写真には写ってない方の細ベルトサンダーの、自作フェンスが折れた。

細ベルトサンダーでの研削作業の要は、ベルトを支持するフェンスにある。フェンスの幅、厚み、垂直性、そして強度が、作業内容にマッチしてないと、余計に時間がかかったり、正確な作業が出来なかったり、する。

わざわざ、赤文字で書くまでの事でも無いけれど、私にはこれがとても重要で、中々解決出来ない問題です。

今回折れたのは、航空合板で作った厚み1.5ミリ、幅4ミリのフェンス。次は金属で作りたいけれど、丁度良い代用パーツが有るかなぁ・・・。

2012年3月22日木曜日

切り削る

 バンドソウでカットする前に、捨て板をネジで密着固定する。傷とバリ予防。ネジの入ってない穴は、穴径を間違えて開けた失敗穴。
 表はこんな感じ。空白部分に5カ所穴開けて、ネジ止めしてます。
 バンドソウでカット。切る、というより、切り削って成型する感じ。
 捨て板貼った裏側。バリが無く、爾後の作業がしやすい。バンドソウなので厚みがある材でも、糸ノコのように刃が歪んで斜めにカットされるような事は、ほとんど無いし、作業時間も圧倒的に短い。
 バンドソウで大まかに成型したら、今度はベルトサンダーで下描き通りに研削成型。大きな面は成る可く幅の広いサンダーで、狭い所は、狭いサンダーで削る。機械研磨は400番手まで使えるので、加工肌は平坦かつ滑らかに、仕上げる事が出来る。
成型完了。これに色を塗ります。
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先日、娘と家で観た映画は「ゴッドファーザー」と「アンタッチャブル」。この世界が大人の善意ばかりで出来てると思ってたら、大間違いである事を、教育出来れば良いかなと思うけれど、映画くらいでは伝わらないか。

震災、原発事故など、深刻な問題を抱えてはいるけれど、しかしある意味、今の日本はとても良い時代を送っていると、思っている。

2012年3月21日水曜日

手間まで喰う

 例によって、ベルトガイドのローラーの凸部を削る為に分解しようとしたら、中々分解出来ない。台湾製の時も手こずったけど、今回の中国製はそれ以上だった。

で、随分荒っぽく力業で分解した。その為にパーツがやや破損したけど、仕方ない。写真左が中国製のローラーで、中のベアリングと軸が外れないのと、ローラーとベアリングも外れない。

組立て分解手順で云えば、外れないとオカシイ。つまり、パーツ同士の精度が始めから悪く、組立て時に力業で組み立てた、という事だ。

意地になって、ベアリングの破壊も覚悟で、金槌でガンガン叩いたが、それでも外れない。右の台湾製は、適度な締め付け感で、それぞれのパーツを分解結合出来る。
 結局、台湾製の余ってるパーツにそっくり入れ替えてやった。ローラーの凸部は軽く削って半分ほど平にしてる。ここを削り過ぎると、ベルトのテンションがかかり辛くなるので、注意。

ちなみに、ローラーの上のアームの金属板が、何かの衝撃で凹んでいる。型抜きしたあと、籠に放り投げたのか?
 こちらはオリジナルのまま、ほぼ全面平に削ってる。ここはしっかり平面出さないと、材が平面に削り難い。このローラーの軸は、下とは逆にややガタが有る。ので、軸に二液式の接着剤ぬって隙間を埋めている。
 プーリーの面は始めから平で、これは唯一助かった。
二液式の接着剤で、自作木製ローラーとベアリングの隙間も埋めた。瞬間接着剤だけでは、すぐに剥がれてガタが来てしまった。多分これで、大丈夫だろう。

中国製の機械を買ったら、やはり何だかんだで余計な手間を喰った。メイドインジャパンも、戦後暫くはひどかったらしいし、中国製品でも当たり外れは有るだろうけれど、砲艦外交で周辺諸国を恫喝して、資源を独り占めしてるんだから、もうそろそろマトモな製品を作る意識改革でも、して欲しい。

2012年3月19日月曜日

カラカラ

卓上型のベルトサンダーの取り扱いが消えた!と、以前書きましたが、再開を望む声が多かったらしく、P–TOOLS.COMさんのネット販売で、扱いが再開されました。

かつて、赤いレクソン社ブランドで販売されてたのと、色以外はほぼ同じ型番ですが、モーター出力が250Wから300Wに増えてます。他で扱ってた時は一時期、150Wに落とされてたので、これは嬉しい変化。

ただし、ネットの写真で見ただけでも、それと解る仕上がりの、中国製です。が、また直ぐに取り扱い終了する可能性もあるので、ハズレ覚悟で買ってみました。
 外箱も中の発泡スチロールも、くたびれた感じの中国製。箱の中には小石も入ってた。全部英語の説明書は何故か2部入っていて、そのうちの1部には、靴の跡が・・・。

で、モータープーリーの裏から、カラカラ音がする。回して見ると途中で何かが詰まって動かなくなる。プーリーを外してみたら何と、モーター固定ネジが早速外れてるではないか(下写真)・・・職工さん、なにか余程急いでたのかな?
 予想通り、造り全体が、学徒動員の中学生が作った感じの、仕上がりでしたが、取り敢えずモーターの動きは問題無いので、使えると思います。
大きな変化は裏にあった。台座の鉄板の裏に、補強が入ってました・・・何故?下の赤い台座は、昔のレクソン社ブランド時代に、台湾で作られたもの。ここに、こんな手間をかけるより、もう少し仕上げをきちんとして欲しい、と思います。