2010年6月8日火曜日

挟んで叩いて

今日もまた、破壊実験をしました。今回は、厚み12ミリと、6.5ミリのホワイトバーチ合板の破壊強度テスト。例によって、バイスに挟んで、木槌で叩きました。

上写真の、厚み6.5ミリのほうは、一撃で真っ二つになりました。合板なのでもう少し、強いかと思いましたが、表面の材の繊維方向に水平に、バイスで挟んだせいもあるようです。
5層の合板なので、衝撃に強い、垂直方向の積層材は、内側の2枚しかありませんから、弱い訳です。

左の12ミリ厚のほうは、表面の材の繊維方向に垂直に挟んで叩いてます。10回程叩いても、割れも入りませんでした。後で、水平方向に挟んで叩きましたが、やはりヒビは入りませんでした。

バーチ合板なら、厚み12ミリ以上を、玩具の材に使うのが、良いようです。
次に、合板を自分で作ってみました。6.5ミリのバーチ合板に、化粧用の厚み約3ミリのイエローバーチの薄板を両面に、瞬間接着剤で貼り合わせました。厚みは約12ミリになります。

表面の繊維方向に水平に挟んで、叩きましたが、割れるのに、約20回程かかりました。感覚的には、12ミリのホワイトバーチ合板のほうが、やや強度に勝る感じですが、玩具の強度としては、どちらでも合格ではないかと思います。

こんな合板も自作すれば、塗装表面の仕上がりも良くなるでしょうが、手間に比して、効果が高いかと云えば、やや疑問です。

もっと詳しい事は、近日サイトにアップします。

仕上がった、合板の玩具。写真では実感し辛いでしょうが、質感的に、つまらない、安っぽいです。下地塗料で塗り潰した上から、塗装してるので、木でなくても良い感じです。むしろ、木じゃないほうが良いかもしれない。

色々、迷いながら、検討してみます。

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