以前、のほほん様からのコメントで、「サンダー使い」の称号を頂いたりして、ちょっと、嬉しかったんですが、そうは云っても、玩具作り始めてから未だに、解消してないサンディングの悩みは、幾つもあります。
その一つが、軸付きドラムサンダーに使う、サンディングスリーブの種類です。ボール盤で使うタイプのドラムは、ネットで購入するしか、扱いが無いのですが、購入出来るサイズと番手が限られているのが、悩みの種です。
番手の悩みで云えば、長さが50ミリまでのドラム用スリーブの番手は、120番手までの扱いしかありません。(何故?)それ以上を使う場合は、卓上型のスピンドルサンダー用の長いサイズを購入して、カットして使います。
ところが、これの作りや、研磨効率が、どれも今ひとつなのです。スリーブ表面に接着剤のはみ出しがひどい物が多くて、精密な研磨が出来ません。このはみ出した接着剤は、カッターでそぎ落とすにも、中々奇麗に処理出来ません。完成品は要らないから、素材だけ売ってもらって、後は自分で作りたいくらいです。
ちょっと出費を我慢して、アメリカ製のスリーブを購入してみましたが、作りは良かったのですが、肝心の研磨効果が、随分宜しく無い。扱う材や使用条件などが適してないのかもしれませんが、どちらにしても、上手く行きませんでした。
どれをとっても、帯に短し襷に長しです。唯一、一番ポピュラーな120番手のスリーブは、どのメーカーの物を使っても、研磨、研削効果が満足出来ます。研削量や操作性で、80〜100番手よりも優れており、木工加工では、120番手は黄金番手?のようです。
240番手は、広葉樹の仕上げ研磨には適した番手なのですが、作りの悪い物が多く、サイズも限られています。小さなドラムサイズでの、需要が低いのは解りますが、どこかで、ちゃんとしたスリーブを作って頂きたいです。
私にとって、軸付きドラムサンダーは、刃物加工で云えば、鉋の善し悪しほどに、大事な工具なのですが、中々良い条件が揃いません。
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