下地塗料を塗った、バーチ合板の表面。
色んな機械で、下地磨きします。先ずは、ストローク式ベルトサンダー(造語)。
糸鋸機にカットしたベルトサンダーを咬ませて、使います。
こういった、狭い部分の機械的な研磨に最適です。
軸付きドラムサンダーに、600番手の布サンダー巻いて、曲面研磨。
最後は、平面部分をスポンジサンダー使って、手で磨きます。磨きながらも、合板の表面、特に鋭角なカットをした部分が、ポロポロ崩れて行きました。
そうです、早い話しが、失敗です。最後まで仕上げますが・・・。こんな事では、とても沢山作る気になりません。このスタイルは、駄目です。
このホワイトバーチ合板は、細かな切り抜き作業には向いてません。向いてませんって、云うより、元々そういう材ではないですね。元々は、テーブルやボックス加工向きです。
玩具で使うなら、もう少し構造材的な使い方が、いい。デザイン、加工も単純なラインなら、ムシレの発生は抑えられます。ので、全く使い道がない訳ではなくて、強度が優先される箇所には、使いたい。
こうやって、経験を積み重ねて行くしか、上達と、開拓の道は開かれないように、思う。
ガッカリしたけど、まぁいいや。
特別付録/ストローク式ベルトサンダーの、作り方。
ベルトサンダーを、糸鋸刃のサイズの長さに、カットします。幅はお好みですが、実用は、3〜6ミリくらいまででしょうか。
サンダーの両端には、アルミテープを巻いて、補強します。これをしないと、直ぐに切れてしまいます。
セッティングの様子。(ヘグナー糸鋸機の場合)
機種ごとに、刃のセッティング方法が違いますから、どれにでも使える訳ではありませんが、工夫すれば、何とかなる機種もあると、思います。
機械的なサンディングとしては、一番狭い部分をサンディング出来ると、思います。
2 件のコメント:
孟子いわく・・・「已むべからざるに於いて已むる者は、已まざる所なし」←要は、やめてはならない所でやめる人間は、何をやっても中途半端なことしかできない、と言う意味だぞ!中学校の先生が言っていたことを突然思い出すfujitaです。授業中、居眠りばかりしていたのに何故覚えているの?まさか、睡眠学習??
日々の鍛錬&試行錯誤!右往左往しながらの失敗が積み重ねとなり、それが経験、そして技術を生み出す!!様々な研磨法を見て、ふと思いました。
ものづくりの研究に近道はありませんね!
fujita様、こんばんは。
格調高くて眠たいコメント、有難うございます。
フハ!(水木しげる風)、近道はありませんか。
近道があれば、こっそりとでも、教えて頂きたかったのですが。
寝ても覚めても、運転中も、近道ばかり探してます。
近道が有れば、どんなに遠い所でも、行って通りたい。
楽に思い通りに作りたい!
ああ、いい近道は無いでしょうか。
そういえば、近道さんって、名字の方は、いらっしゃるのでしょうか。
近道トオルさんとか、近道ワタルさんとか。
いらっしゃれば、お近づきに、なりたいですね。
こうしてコメント頂けると、ちょっと近道に近づけそうです。
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