「走るよ!」って、帰ったら、「今日も原生林に行きたい」って娘が云うので、今日も原生林に行きました。原生林と云っても、元は人が植えた人工林ですが、鬱蒼としてて、原生林みたいなので、そう呼んでます。上の写真が、その原生林みたいな「お城山」。西口登山道の手前。
麓に近い所からの撮影なので、山頂のお城はギリギリ見えません。標高が130mくらいだったか。
先日の強行軍のせいか、授業の走り幅跳びのせいか、脚が筋肉痛らしいので、走るのはあまりしませんでしたが、その代わり、道もあまり通りません。ゴソゴソと薮を掻き分けて、クワガタ虫なども居ないか、チェックしながら進みました。
後ろに、Y字型の木が生えてたので、嬉しそうに真似して写真に納まる娘。歩き始めで、まだ余裕があって、元気です。
原生林みたいな趣ですね。この辺はかつて、野良犬のグループが巣くってた場所で、人間は中々入り込めなかった場所です。数年前から、何時の間にか、すっかり居なくなり(たぶん捕獲された)、今はこうして入る事も出来ます。なので余計に、人の手が入った形跡の少ない場所です。
犬はもう居ませんが、それなりに緊張はします。犬より人のほうが、怖いですからね。時々、あの世の入り口にもなってる、森なので、そういう気配がないか、娘には気付かれぬように、気を張りながら、進んでます。
昨日の雨のせいか、今日は蚊が多う御座いました。小指と人差し指の関節を、刺されたのが痒く痛く、だんだんテンションの下がって来た娘。指の腫ればかりが気になります。
「また、原生林入る?」「・・・もういい」「じゃあ、秋頃にしようか」「秋はクモがおる」「じゃあ、冬なら良いんじゃない?」「うん」・・・って事で、冬までお預けです。
2 件のコメント:
路地道や脇道や裏道を歩いていると、時々、周囲の空気がふっと変わる瞬間に遭遇します。そして、その先を歩くことに躊躇してしまう自分がいます。歩みの先には、あの世の入り口があるのでしょうか?それとも萩原朔太郎の如く猫町が待っているのでしょうか?
松山市民には「お城山」と呼ばれ親しまれている山にも、そんな入り口があるのかもしれませんね。
さて、ヤマドリ警備隊の皆さん、お疲れ様でした。蜘蛛や蚊がいなくなった季節の警備!よろしくお願い致します。
fujita様、コメント有難うございます。
霧の向こうに、ヤモリの森でも現れれば、娘も大層喜ぶと思いますが・・・市民から親しまれている分、ここを人生の終焉の場所に選ばれる方も、時々いらっしゃるようで、そういう意味の、あの世の入り口で、ございました。
周囲一帯の木肌に、ナタの打ち込まれた跡が、無数にあったりと、とかく人間の行いは、恐ろしい物でございます。
野武士に妻を連れ去られたような、切り口でした。
野犬に突然、遭遇した時は、ただ黙って道をお譲りして、人間どもは山の斜面など、登らせて頂ければ、野犬様も、追って来たりは致しませんが。
山で無茶苦茶に、ナタを振り回して る途中の方と、遭遇した場合は、どうすればいいでしょうね。
そういう事も、頭に入れながら、山に入ります。
警備隊はお休みしますが、今度はヤマドリ探検隊で、入るかもしれません。お菓子で釣ったら、単純な子なので、また、山に付いて来てくれると、思います。(笑)
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