2010年3月22日月曜日

いよかんソフト

この3連休中、娘が部屋でアシカみたいに、ゴロゴロしてるので、これはイカンと思って、午後は早めに仕事を切り上げて、急遽、松山城観光をしました。今日は普通に、家の近くの西口登山道を登ります。昔から変わらない、急勾配の石積みの階段。休日とあって、子供達の自転車なども見られます。
一般向けの道は使わず、山の古老から伝え聞いた(ウソ)、登山道の脇道を登ります。先日の大雨のお陰もあってか、山肌の苔も蒼々として、美しいですね。脇道は原生林のような雰囲気があって、特に子供達には人気のコースです。

小さな山ですから、道に迷って遭難するなんて事は、ないですが、馴れない人が入ると、遭難気分も味わえるような、鬱蒼とした原生林の趣があって、良い所です。
娘が前衛の斥候役で、先を進みます。山頂付近で、銃を持った3名の不審者と遭遇したので、私が尋問したところ、サバイバルゲーム目的の青年達でした。現在、戦闘行動中であるかと尋ねれば、これからだということでしたので、ならばと、引き続き歩いて登ります。帰りは別ルートにしよう。

この山の植生は、松山大空襲の戦災後に、計画的に植林されたものと、聞き及んでおりますが、自然林に近い植生で、素晴らしい景色です。麓は常緑樹が茂り、山頂付近はブナやナラ科の落葉樹、通称「ドングリの木」或は「クワガタの木」の雑木林が広がってます。

広がってるって云っても、小さな山ですから、あっという間に終わりますが、それでも楽しいものです。自然林の箱庭みたいな感じですね。こんな景色が、ウチから歩いてすぐの所にある事を、幸せに思います。
昨日はお彼岸でした。ついでとばかりに、山頂付近の土手に眠る、メスの文鳥のお墓に、お参りしました。この小さなドングリの木の手前に埋めてあります。国有林なので、ペットなど埋めちゃあイケナイんでしょうが、小さな文鳥の事ゆえ、大目に見て下さいませ。
今日の天守閣。山頂は観光客で賑やかでした。観光産業で食べてる松山市ですから、賑やかなのは良い事です。かくいう私も今日は観光客ですから、観光客らしく色々見物しました。
毎度恒例の、山頂売店でのお食事は、この「いよかんソフト」。伊予柑の皮で作ったジャムが、甘酸っぱくて大人な味でした。
行って帰って、1時間半ほどの観光旅行でしたが、飽きもせず楽しめました。これで家族みんな、満足出来るので、大変有難いです。

2010年3月16日火曜日

タイヤ成型

今日の家庭教育は、数学をしました。私の時間では、塗装とタイヤの研磨。タイヤは昨日成型し終わってましたので、後はボール盤の回転使って、研磨するのみでした。

昨日のタイヤ成型の過程を、写真でご紹介。
デバイダーで材に直接円をケガキ、車軸の穴と、ホイルの円を彫り込んだ後、バンドソウで材からタイヤを荒く切り離します。
大体、これくらいの余分をみて、スピード重視でカットします。
垂直に研削するベルトサンダーの120番手で、ケガキ線の外側まで、成型します。
更に、ケガキ線を消すような感じで、水平研磨するベルトサンダーの240番手で、研磨痕を消しながら成型仕上げします。タイヤ側面の向かって左が、サンダーかけたあと。繊維方向に水平にサンディングすると、研磨痕が目立たなくなります。
トリマーで面取りしたタイヤ材。これを、丸棒咬ませたボール盤に付けて、回転させて仕上げ研磨します。

2010年3月13日土曜日

航空合板

新作に取りかかってます。一度に3種類作ります。

ところで、バンドソウ利用のベルトサンダーのフェンスに、グラファイトシートを貼って、滑りを良くしてましたが、これが使う程に窪んでしまって、垂直に研磨出来なくなってきました。
写真は、L型金具に貼ったシートが、材に押されて窪んでしまった所。柔らかい鉛なので、局所的に圧がかかると、凹んでしまうんですね。

今回は、薄くて丈夫な、航空合板を貼り付けてみました。滑り易くするのに、気休めですが、シリコンオイルを塗ります。
金具の幅が、ベルトより広いので、普通に使うと凹みの縁を、削れません。それで、臨時に木片を使って削ります。
もう、何度かご紹介したのですが、改めて。
研磨面の垂直精度を確認します。これなら問題ないですね。航空合板が、どれほどの使用に耐えるのか、興味深いです。

2010年3月10日水曜日

ヤレヤレ

今日の娘の家庭教育は、国語を指導致しました。漢字など自分の勉強にもなって、丁度いいかもしれません。私らが受けてたのとは違っている教科内容もあり、興味深いです。

夕方は、ジョギングついでに、志望校の高校までの道のりを、二人で走りました。今はまだ、近くて遠い道のりです。

自分の時間は仕上げと組み立て。ちょっと意外と時間を喰ってしまった。目玉のサイズが大きすぎて白目が割れたりもした。これは、目玉のサイズが小さい程、起りやすいのだけれど、要はサイズの誤差が、小さい物程大きく響く、訳なのでしょう。
塗装の仕上げ研磨する時の、三種の神器。スポンジサンダーと、ハケと、バキュームボックス。サンダーの番手は、400〜800番手まで。掃除機ホース繋いだバキュームボックスの上で、研磨します。

研磨粉が木の導管に入るので、細い毛のハケではらってやります。ハケの毛の付け根部分は、金属で補強されてるのが、作品に当たると傷を付けますから、ここはテープ張って保護してます。用心用心。

ニキビ跡みたいな、導管が見て取れますでしょうか。ここに塗料の研磨粉が入ると、後で見苦しいです。ハケで叩くように、はらい落とします。

ボール盤で穴開け作業中、ドリル刃を交換しようとして、テーブルの中心の穴から、下のこの写真の固定用定盤に、落としてしまいました。目立った傷は付きませんでしたが、次もありそうでしたので、落下地点に柔らかい板を貼り付けておきました。これで、落としても嫌な音は、しないかもしれません。

作品完成致しました。このひと月間、宿題やサイトリニューアルに追われてて、新作が作れませんでしたので、ヤレヤレって感じです。詳しい事は、次回に。

2010年3月8日月曜日

何故に?

今日は目玉のパーツ作りと、タイヤの研磨、それにパーツの水研ぎをしました。

仕事のほうも、ここ数日間、1日中仕事部屋に籠って、手内職をしています。ので、世間様とは、ほとんど繋がりもなく、時々訪れるお客さんや、電話の応対で、かろうじて外の世界と繋がってます。

右手が少し、痺れるなぁって思って、これはサイト作るのに、パソコンで手を使いすぎたかなぁって、思ったのだけれど、よく考えたら、仕事のほうでも数日間、1日中、カッターナイフを手に、あるものを切りまくっているので、そちらの疲れのほうが大きいのかな。

手内職は、子供の頃から馴れ親しんでおりますが、私の性格は、この手内職で培ったのだろうと思える。

大学の寮生活中、とあるプラスチック製品を、洗面所で水研ぎしてましたが、1時間以上磨いてる私を見た友人が驚愕して、「何故に、そんなに磨いていられるのか?」なんて尋ねられたりもしましたが、そんな事に驚かれた事に、私は驚いてしまった。他人は思わぬ所で、驚いてくれる物ですね。
今日の水研ぎパーツ。居室に持ち帰って乾燥中です。今回は、芯(脚)になる材に、ハードメイプルを一つ、使ってます。脚の部分も塗って、これまでにない変化をつけてみます。
水研ぎ後の、部材表面のアップ。400番手で仕上げてますから、もっと番手をあげれば、ツヤツヤ感も出てくるでしょう。塗装するので、そこまではしません。

ミネラルオイルにしろ、植物性オイルにしろ、仕上げ段階で極力ツルツルにしておかないと、オイルが落ち着いたあとの表面は、何となく、くたびれた感じになるように、思います。

結局、手を抜いて良い所はなく、なので、楽に手をかける方法を考えないと、いけないんですね。

2010年3月7日日曜日

軸付きドラムサンダー

娘の勉強の、些か芳しく無いところ、幾つかありまして、私が直接教える事に、しました。

昔、親子で参加する写生大会などで、子供の絵に親が手を加えるのを見て、子供心に卑怯ではないか、なんて思った事もあり、あまり子供の勉強などに立ち入らないように、しようとは思ってたのですが、どうやらそういう訳にはいかないようです。

子供時代の私、申し訳ない・・・・。

それで、これからの1〜2年は、私の製作時間がだいぶん、削られるのですが、作品は成る可く定期的に作りたいと思います。

どこか、他の無駄な時間など、削減してみます。

ただ、勉強にかこつけて、親子のコミュニケーションも出来ますので、それはそれで、嬉しかったりする。自分の将来の夢より、今しか出来ない事を、優先してしまう私。
新作のデザインのラフスケッチ。脚のデザインのちょっとした違いで、印象がガラリと変わってきますが(私には、そう思えるんですが)、その中で一番しっくりくる形を探します。
型を作って製材して、型を写してバンドソウでカットします。これは金曜日の作業。
土曜日の夜からはここまで。研削成型と接着、トリマーでアール加工。あと目玉を作らないと。
これはボール盤で使う軸付きドラムサンダー。写真左の軸がボルトなのが、自作した50㍉ドラム。右のサイズの短いのが、ネットで購入したアメリカメーカーの既製品。

自作のほうは、サイズが長くて便利なんですが、今回、サンドペーパーの付け替えが、上手く行きませんでした。直径のサイズの問題かと思って、回転させて、少しドラム本体を研磨したのですが結局、ゴムの表面がザラザラして抵抗が大きく、新しいペーパーが入らない。

これ以上本体を研磨すると、今度は研磨精度が落ちてしまう。

で、急遽、既製品の短いサイズを、今日は使いました。こちらは既製品だけあって、ペーパーの脱着があっという間です。既製品の当たり前な使い勝手の有難さを、痛感した次第です。

既製品が全て良い訳ではないんでしょうが、規格物を使う場合は、下手な自作は劣るかもしれない。この、50㍉サイズ以上のドラムサンダーは、自作で何とかしてきましたが、今回のこともあり、既製品を積極的に入れてみる事に、します。

2010年2月26日金曜日

本日は、母を連れて午後の数時間ほど、臨時に休みをとりまして、砥部町は七折地区まで、梅の花を見に行きました。松山市街から車で40分くらいの所です。砥部町は、砥部焼で有名な陶芸の町でございますが、自然も豊かな所ゆえ、梅の栽培なども盛んで、この時期は梅祭りなど、開かれます。

毎年恒例なのですが、梅祭り期間中は混むので嫌だと云う、母の慎ましい我が侭を汲んで、雨が降るのも厭わず、出かけました。

昨年春より、ハハ倒レテ入院シ、リハビリも続けてきましたが、こうやって軽い山歩きも出来るようになりました。ただ、何となく昔の母とは違った所もありますし、歩き方も、歩いてるというより、浮いている感じなのが、不思議に面白かったりする。母の記憶と顔を持った、別の世界の何かと、話してる気もいたすので、ございます。

久し振りの、昼間の外の世界の、写真です。
梅の山の登り口。紅白の梅が混在して咲いております。

ちょっとした日本画のようですね。
雨も丁度、小降りになってくれました。菜の花も一面に咲いて、奇麗です。
山の奥へと続く道。どの斜面にも梅の花で彩られてます。
祭り期間外なのと、天候のせいか、私たちが居た時間帯は珍しく、ほぼ貸し切り状態でしたし、雨のおかげで、私の花粉症の鼻も、それほど賑やかになる事も無く、済みました。

今年は何かと、梅の林と縁の多い年になるかもしれません。

2010年1月8日金曜日

プラグカッター用治具

「寒いですねぇ」って、心の中でブログの出だしを考えながら、深夜の作業場の温度計を見ると、約7度。あんまり同情される程の室温では無かったので、ちょっとガッカリ。でも寒いですねぇ。

兵庫県の伊丹市の駐屯地に居た頃、北海道の部隊から移動してきた人の云うには、北海道より伊丹のほうが寒いらしい。そんな事は無かろうと思ったのですが、要は暖房設備の差に在るらしくって、暖房設備が中途半端な西日本の駐屯地は、寒いって事らしい。

そう云えば、冬用の防寒ジャケットなんて、支給されてなかった。唯一、警衛所に数着置かれてて、冬場の深夜の動哨(見回り)の時に、交代で着ていた。これはかなり暖かいジャケットで、自衛隊なのに、こんな暖かい服を着ていいのだろうか?なんて、恐れ多いほどだったけど、これは北のほうの部隊では、皆に支給されてた物だ。

寒ければ、暖房付ければいいのだけれど、暖房付けるにはちょっと・・・なんて思って、寒さを我慢してるうちに、どうにもならんってところでやっと、暖房付けたりするところが、北の隊員にはこたえるのかもしれない・・・なんて昔の想い出話で、お茶を濁してようやく本題に。

プラグカッターを使う時の治具。写真は、10㍉のカッターでイエローハートを刳り貫いた所ですが、刳り貫いた材をカッターから取り出すのに、下に置かれた丸棒付きの板を使います。丸棒は直径8㍉ですが、先端はやや細くしてあります。


カッターの真下に板を置いたら、そのままボール盤のレバーを下げて、カッターを降ろします。丸棒に材が押されて、簡単に中の円材が取り出せます。これが、材種によっては、焼き付いたりして中々取れなかったのですが、この治具使うと、簡単に取り出せます。解ってみれば簡単ですが、もっと早く気が付けば良かった。

取り出した円材。板の周りが赤いのは、治具の印。端材なのか治具なのか、ゴチャゴチャした作業場では判別付きにくいため、こうやって赤マジックで印を入れてます。それでも良く、何処に置いたか解らなくなりますね。

2010年1月7日木曜日

ドラムサンダーの研磨痕


本日は、いよいよ玩具作りを再開しました。合板の型は昨日作ってましたので、今日は製材から始めます。写真はハードメイプルを挽き割って、ドラムサンダーで平面出した所。最高番手の220番の研磨痕です。通した筋がクッキリ見られます。サンダー表面に多少のヤニなども付着して、余計に筋が強く出てます。

それでも、私の玩具作りならこれで充分なんです。家具工作ならここから、カンナで仕上げる必要があるでしょうが、こういう状態の面を、カンナで仕上げるのも、ちょっと大変ですね。ドラムサンダーはたぶん、サンディング仕上げが基本の工作物に向いた、機械だと思います。

水平研磨の自作ベルトサンダーで使ってる、ユタカ社製の220番手のベルトの継ぎ目を、研磨してみました。80番手の研磨布で磨きましたが、厚みは大して変わってません。しかし表面がツルツルになったお陰か、作業時にコトコト感は残る物の、研磨面の凸凹は以前より目立たなくなりました。

この作業はもちろん、のほほん様のサイトで紹介された技法を参考にしてます。たぶんこのへんです。

研磨後の部材表面の参考。継ぎ目の出っ張り部分がツルツルになったので、凸凹に削れにくくなり、材も扱い易くなりました。良かった良かった。のほほん様、有難うございました。

2010年1月6日水曜日

ナバロンの工房

今月は、ヤマドリ工房環境保全強化月間です。誰が決めたって、そりゃあ私が決めました。なので今日は、保全についての関連記事を載せてみます。

以前から、サンディング作業時の微粉塵や研磨粒などが、作業者の呼吸器や眼球に宜しく無かろうとは、思ってましたが、今回それに関連した用品を購入して、試用してみました。

先ずは、防塵マスク。

写真左側のマスクが、モノタロウの通販で新しく購入したもの。興研社の防塵マスク1021Rタイプ。吸気缶が2つ付いたタイプで価格が2500円くらい。右側がホームセンターで購入して、これまで使ってきた、興研社の1010Aタイプ。吸気口が1つのタイプで価格が1500円くらい。

カタログデータでは、1010Aタイプのほうが吸気抵抗が低く、つまり呼吸がし易いとなってまして、実際に比べてみても、確かにやや、楽かなぁとは思います。吸気口が2つあったほうが楽そうなんですが、そうでもないようですね。

ならば、値段の高い、吸気口が2つのタイプは、何の為にあるんでしょうね。フィルターの寿命が永いんでしょうか。個人的には、1021Rタイプのスタイルが格好良いので、こちらを付けたいのですが、使用感で選べば結局、1010Aタイプに手が伸びます。

次は、作業ゴーグル。

山本工学のゴーグル型保護メガネ。2000円くらい。モノタロウで買いました。眼鏡レンズ周りのゴムが柔らかそうで、良いかなぁと思ったのですが、着装時にやや、メガネのフレームに干渉して、メガネをずらしてしまう。ので、保護パットのゴムの一部分をカットしてみましたが、それでも及第点は付け難いです。

それならば、これでどうだって訳で、サカ井式C防塵頭巾を買って、私の着装に便利なように縫製し直したもの。これもモノタロウで購入。2500円くらい。本来ならば、頭巾で肩周りを覆って粉塵の侵入を防ぐものですが、私の場合は取り敢えず、眼の周りを保護出来ればいいんです。カタログでは、1021Rタイプも使えるって書かれてますが、使いにくいです。これは1010Aタイプ専用と思ったほうが良い。

で、使用感はどうだったかと云えば、ご覧の通りの大袈裟なスタイルが、私の作業内容と釣り合わないかなぁ、なんて、思ってしまう。ただし、寒い今の時期は、頭の防寒に非常に都合が良いので、今の時期に限って使ってみようかと思ってます。

では、それぞれの保全用品のファッションショー。

防塵ゴーグルに、それぞれのマスクを着装した姿。帽子被ってないので、白髪頭が目立ってしまった。高校生の頃から、白髪頭な私。メガネが無ければ、このゴーグルでも一向に構わないんですが、どうしてもメガネの座りが気に入らない。これは人それぞれでしょうから、この商品がイケナイって訳でもないんでしょうけど。

マスクに防寒頭巾を付けた姿は、「2001年宇宙の旅」か、「ナバロンの要塞」か、といったところ。玩具作るのに、こんな子供を泣かすような格好では、絵になりませんが。ただ、眼は至って快適です。夏は相当蒸れそうだ。冬季限定ですね。それより、旋盤用の保護面被ったほうが手間が無い。

買ってしまったので、悔しいから暫く使ってみますが、どうなるかなぁ。

2010年1月5日火曜日

ミャオ族の刺繍

正月も三ヶ日を過ぎると、少し余裕も出てきて、ゴソゴソと夜中に動き回りはじめます。
玩具作りは、もう少し後ですが、今日(4日)は娘と一緒に走り初めをしました。

公園の周囲を、ゆっくり走りました。何だか妙に生暖かく、着込んだトレーナーがうっとおしい。そう思ってると、やはり雨がパラパラ。正月中はずっと天気が良かったのですが、ここにきてちょと崩れてきたかな。

以前は、走るとなると、呼吸を荒くしてまで走り込んでいました。部隊での年に一回の体力測定もありましたし、訓練中にも走り込むので、とにかく走るとなれば、苦しい程に走ってましたが、今ではそんな走りは滅多に無く、比較的のんびり走ってます。娘と走ってるせいもあるけれど、健康の為にはそのほうが良いように、思う。

脚で蹴らず、頭を上下せず、走るようにしてます。黒田鉄山さんの剣術や柔術の世界に魅せられてから、成るべく筋力トレーニング的な運動は避けてますが、10代の私の娘くらいの年なら、基礎体力を付けるには、ランニングや筋トレも必要かとは、思ってますので、それ相応な事は、一緒にしてます。どんな世界に生きるにせよ、身体こそ第一の資本ですから、丁寧に作ってやりたいですね。

私自身は、元の体格、骨格がヤワでしたから、後付けのトレーニングで出来た身体は、大した物ではありませんでした。その事が却って、今の身体の使い方の、助けになってたりもしますから、どっちがどう優れてるとは、一概に云えません。筋力も大事でしょう。特に、母のリハビリを見るに付け、筋力の衰えが如何に身体を使えなくさせてしまうか、という事を実感してます。

それでも、部分的な筋力トレーニング運動のメニューなどは、どうにも無味乾燥に思えてしまうのですが、巷では人気があるようです。私の思い違いも多いかもしれない。

今年は年始から、部屋が片付いていて、気持ちがいいです。それで、奥にしまい込んでた民族衣装のコレクションなんかも、引っ張り出せるようになりましたので、少しずつでも、ブログやサイトで紹介していきましょう。
これは中国雲南省のミャオ族(苗族)の使っていた、赤ちゃんを背負う、負ぶい紐。これは紐の部分がカットされていて、残念なんですが、本来は左右に帯状の紐が付いてます。実際に使い込まれた物ですから、端々が摺れて、変色もしてますが、実用品だからこそ、細かで美しい刺繍が施されてます。

黒く見える布地の部分は、藍染めによるもの。濃い紺色です。ここまで深く染めるには、何度も染めを繰り返した事でしょう。それに豚の脂か何か、塗り込んで木の棒で叩きなめして、強度と防水性も持たせてあります。相当手間のかかった布地と、刺繍です。
刺繍のアップ。下描きなしで、思い思いに刺繍されてますが、民族的な統一性と伝統を持っているようです。広く俯瞰すれば、民族衣装の形やデザインは、地中海や北欧から東に流れて南米まで、どこか共通性も見られるものです。

そこから何か、強引に論説を語る気はありませんが、西から東へのデザインの伝播は、感じます。なので殊更に、これがミャオ族独自の文様であるとは云えないでしょうが、民族的な感性の中に刷り込まれている文様である、とは云えるでしょうね。

で、これは祭りや結婚式に限った物では無く、普段からこういった刺繍の衣装を着て、日常生活はもとより、農作業までこなしている所が、近代文明化した国家の民族の衣装とは大きく違って、魅力のあるところです。

手にもってみると、重たいです。この写真の刺繍はまだ、それほどでもありませんが、細かい物になると機械で刺繍したかのような、細かさと密度と正確さで、刺繍されてます。もう本当に驚きです。

私の作る玩具など、この刺繍の一部分ほどにも及ばない物ですが、せめて横に並べて不釣り合いにならないような、存在感の作品を作ってみたい。

2009年11月8日日曜日

天幕野営必携

キャンプです。普段は土日の忙しい身ですが、今回は休みがとれましたので、土曜日の晩から、キャンプ場に出かけました。場所は車で、松山市内から1時間ちょっとの所にあります、久万高原町の千本高原キャンプ場です。

深夜に車輌ごと、陣地侵入しましてから、ランタンの明かりの下で、天幕設営を行いました。
で、その晩はそのまま就寝。設営中は気が付きませんでしたが、一夜明けてみれば、紅葉の美しい景色に囲まれてました。

後から聞けば、先週の久万高原は、薄氷の張るような寒さだったそうですが、この日曜日は暖かく、キャンプにはうってつけの日和でした。

あまり遠出しない家族ですが、簡単なキャンプは年に数回は行ってます。テントはモンベル社のムーンライト3人用。設営も簡単ですが、何より形と色が気に入ってます。世界一美しいテント・・・かな?

雨天に備えて、テントの周囲に排水溝を掘ったりする指導がされる場合もありますが、設営地の周囲に平地が多ければ(大抵のキャンプ場はそうですが)、排水溝の構築は却ってテントの周囲に水を呼び、逆効果です。何もしないほうが、賢明です。頑張って掘る程、水難に合うのは必須です。・・・な経験を、した事があります。

雨水がテントに流れ来るような、傾斜があれば、そこから水の流れを他所に誘導する水路を掘ってやるなどの対策は、必要でしょう。
少しばかり土を掘り返して、炊事壕の構築。壕は浅く簡易にし、丸太をもって飯盒支柱の土台とします。掘り出した土は奥側に積み上げます。ここは、風の向きが良く変わるので、あまり風向きは気にしません。

主な薪は、工房の作業で出た杉やパイン材の端材です。着火の際は、キャンプ場で集めた小枝を使います。娘の髪の毛が、危ないですね。この後すぐ、結わえさせました。
炊きあがった飯盒メシ3合分。飯盒メシを失敗しないコツは、コメをといだ後の、水に浸す時間にあります。炊飯器では、30分浸せば良いですが、飯盒では最低1時間は浸したほうが、良いですね。2〜3時間でも、構いません。炊く前にしっかりふやかしたほうが、結果焦げたり、芯が残ったり、し難いです。・・・と、私は思います。
今回は、妻子がマシュマロ焼きにハマってました。バーベキューで残った炭火で、マシュマロに焦げ目を付けて、食べるそうです。私も一口いただきました。暖かいアイスクリームみたいな味。表面はカリッとして、中はドロっと。面白いっちゃあぁ、面白いかな。

アメリカでは、これがバーベキューの定番だそうだ、と、ラジオ英会話教室で情報仕入れたらしい、娘が云ってました。・・・本当かどうか知りません。
構築した炊事壕は、元の通りの大地に戻しておきます。ここで薪を焚いたなんて、これっぽっちも解らないように、します。その為には、壕を掘る時に、表土の植生を幾つかのブロックに切り分け、シャベルですくい取って、他所に保管しておきます。

焚き火のあと、水をかけて消火したらば、土を埋め戻し、表土のブロックを被せてやります。仕上げに上から、落ち葉などかけてやれば、最新鋭の偵察ヘリが低空で侵入して来ても、もう見た目では解りません。

偵察ヘリが来なくても、原状復帰してやれば、後の人が心地良く使えますね。キャンプ場の焚き火跡の、黒い燃えさしの散らかった跡は、興ざめする物です。

2009年11月6日金曜日

里芋の葉

卓上式ベルトサンダーを自作したのがきっかけで、機械配置が変わりました。小型のバンドソウ2種を隣接して配置しましたが、これが非常に都合良いです。

手前のグリズリー社製のバンドソウは、曲線カット専用で、パーツの切り出しに使いますが、奥の銀色の藤原産業製は、ベルトサンダーを装着してますので、カットしたパーツの研削を、移動せずに直ぐに行える訳です。集塵は掃除機ホースを隣に付け替えるだけ。照明も兼用で使ってます。

始めっから、こうすれば良かったのだけど、これだってまた、機械が増えれば、配置が変わる可能性はある。

ベルトサンダーは機械ごと、やや前のめりに、傾けています。これは材に付けたケガキ線が、照明で良く見えるようにする為です。角度によって線の見え方が違ってきますが、成るべく見え易い角度を探しながら、研削するのは、加工の正確さもさる事ながら、眼の健康の為にも、必要ですね。
目玉を、円定規使ってニードルでケガキ線いれて、バンドソウで大まかにカットして、銀色のベルトサンダで研削します。これは作業途中の写真。

どの辺りまで研削するかと云えば、ケガキ線の中間あたりを研削します。外側だと、穴に入らない場合があり、内側だと隙間が大きく見えたりします。
ケガキ線の中間あたりが、緩すぎず、キツ過ぎず、打ち込む穴に、心地良い抵抗で入ってくれます。

今日は、ベランダで育ててた里芋の、収穫を行いました。プランター栽培ですが、結構取れるものです。不作の時もあったけど、今年は豊作でした。

もっとも、収穫が目的で育ててる訳ではなく、あの大きな葉っぱが大好きで、観葉植物として毎年植えてるわけです。で、腰の高さほどある、自作した花壇の上に置いて育てると、夏には里芋の葉っぱのトンネルが出来て、それはそれは、楽しゅうございます。

日本での里芋は、稲作文化伝来以前から、主食として活用されて来た植物だそうで、稲作にまつわる行事の中にも、里芋文化由来の物が、多くあるようです。そんな事を知ったのは、大学時代に知った、照葉樹林文化に関する文献からですが、それ自体は授業で習った訳でなく、友人の本棚に入ってた本から知った訳です。その友人は、卒業前に突然死して、その本は今も私の本棚に収まってます。

大学中退してからは、体中に葉っぱを付けて、自分が森と同化する仕事もしたりして、そういう時は本当に楽しゅうございました。

子供の頃は、ツツジの鉢植えの手入れするのが好きな、オヤジ趣味な子供でしたが、これも花はどうでもよくって、春先の青々とした葉っぱが何より好きでした。小さな葉っぱが密集した森の茂みのように、生えてますから、森のミニチュアみたいな姿も、好きな理由でした。

日本の稲作以前、つまり、神代の時代のそのまた昔の、深く暗く生い茂った森の環境に似合う食用植物ならば、サラリとした稲穂ではなく、泥臭い里芋のほうが、やはりよく似合う。原始の森の、食べられる化石かもしれない。

2009年11月3日火曜日

ハエ叩き

今、こんなの作ってます。名前はまだ未定。色んな形を考えてはみるけれど、結局はこういった涙滴型の車に戻ってしまいます。涙滴型は木の玩具として、理想的な形の一つと云って、良いかもしれませんね。
バンドソウでカットしたパーツの切り口のカエリ(バリ)を、軸付きドラムサンダーで軽く削って除去してます。こんな仕事は、板に貼ったペーパー使って、手で作業してもいいのだけれど、数が多くなると、手作業も煩わしい。機械でするなら、ボール盤利用のこれがいいです。

切り口のカエリを残してサンディングすると、材が定盤上で浮いて、サンディング面に対して斜めに当たってしまうので、宜しく有りません。面倒ですが、こういう作業もこまめにしたほうが、結局は後の作業が楽になる。
一旦はテーブル式にした、プロクソン社のベルトサンダーですが、こんな小型の機械でさえ、置き場所に困ったゆえに、テーブル部分を分解されて、上向きに設置されてます。でもって、丸棒のエッジ研磨に使いますが、同じくプロクソン社製の小型テーブルソウを同時に稼働して、削ってはカットし、の繰り返しを行います。

カットされた丸棒は、回転するノコ刃に弾かれて、何と!自動的に手前のケースに落ちてくれます。なので削り、切断、回収が、ほぼ同時進行ですすみます。今日試しに計ってみた所、ダボ用に使う4㍉径の丸棒長さ7㍉で16個、削ってカットし終わった時間が50秒ほどでした。一個あたり大体、3秒ですね。

ところで、自衛隊の射撃では、射手の横にもう一人、大きなハエ叩きのような金網持った隊員が控えてて、射手が撃つ弾の空薬莢の、銃から飛び出してくるのを受け止めて、下に落とします。これが中々、銃を撃つより緊張するもので、ございます。

受け止め損ねると、空薬莢はヒュ〜ンとあらぬ所へ飛んで行って、後で探すのに、苦労するはめになります。見つからない時は、どうするかと云えば、見つかるまで、這いつくばって、探すのでございます。こんな事して空薬莢回収するのも、勿体ない精神が旺盛な自衛隊ならではで、ございます。

私のダボも、時々あらぬ方向に飛んで行きますが、そんな時はチマチマ探したりせず、さっさと余分の丸棒をカットします。そういう時はなんとなく、アメリカンで、リッチな気分です。