2010年5月2日日曜日

刃物注意

仕事から帰ると、何やら娘の機嫌が悪そう。あからさまでは、無いけれど、「私は今、機嫌がちょっと悪いわ」な空気を、尻尾みたいにぶら下げている。

そのまま、知らん顔して夕食し、夜勉の数学をしましたが、機嫌の悪いせいか、単純な計算間違いが続くので、とうとう、原因を尋ねたのだけれど、元々遠回しな云い方をする子なので、
始めは良く解らなかったのだけれど、どうやら、小遣いを貰えてない事に関する、不満のようだ(今もハッキリしないけど)。

娘は、解り易い子なので、すぐに正反対の事を云う。なので、「私は、お金には興味が無いんよ。」なんて、未練たらたらな感じで、解説する。「何故、あんな紙切れが、物の価値と同じになるのか?」なんて、子供哲学な事も訴えてくるので、私も一所懸命、例え話を駆使して、説明したけれど、一通り話しが弾むと、それで満足したのか、笑顔になって、お風呂に入って寝ました。

知恵の無い頃の単純さも、面白かったけど、小賢しい知恵も付いてくると、ある種の緊張感も生まれて、難しくもあるけれど、新鮮です。
曲線切り用の、バンドソウの刃口付近のテーブルに、刃物注意のマーキングをしました。

バンドソウは、比較的安全な工具の位置付けですが、写真のような、小さな部材の曲線切りの際は、刃先に指が近付いて危険です。特に切り終わりの、刃が材から飛び出してくる一瞬は、危ないですね。それで、刃口付近に、このようなマーキングをして、自分に注意喚起してます。

ケガだけは、すまいぞ。

2 件のコメント:

たくどう さんのコメント...

バンドソーも結構怖いですね。
私のは、刃幅51mmあるので、直線だけしか切れません。小さいものは糸鋸を使います。
糸鋸で象牙などの小さな部品を切り出す時は
捨て板に瞬間接着剤で接着して捨て板ごと切ります。

ヤマドリ さんのコメント...

たくどう様、こんばんは。
コメント有難うございます。

バンドソウ、中々怖いです。
一昨年だったか、地元(松山市)の新聞に、
空から、何かの金属片が降ってきて、工場の屋根を突き破った、なんて記事が載ってまして、
金属片の写真を見ると、木工好きには見慣れた、バンドソウの刃の破片が写ってました。
(記事には、何の金属片か不明って、書かれてましたが・笑)

工場近くの、製材所の大型のバンドソウの刃が折れたのが、
機械の隙間を高速ですり抜けて、天井破って飛んで行った物と、後ほど判明しました。
人に当たらなくて、良かったですが、中々恐ろしい事故でした。

・・・捨て板なら、たぶん合板など使われるのでしょが、
その合板も、ラワン合板が店頭から消えてより、
今や貴重品になってきた、感があります。

切ってる材より、合板のほうが、高価だったりして。