先日の切り抜きに、色を塗ってみました。水研ぎせずに、そのまま塗りましたが、全く問題ありませんでした。これは、良いかも。
上の写真は、エッジに斜めに筆を当てて、輪郭線を付けている所です。私は、輪郭線のある絵が大好きです。輪郭線こそ、絵です。なので、輪郭線を付けます。
輪郭線が付く事で、より絵画に近くなります。絵画、というか、イラスト、或は漫画、コミックですね。木の作品を、よりサブカルチャー化する手段として、色塗装と輪郭線に、着目してます・・・何となくそんな感じって、事です。
輪郭線は、あまり神経質に引いてしまうと、後々大変ですから、試験的な作品でも、意識してラフに引きます。作り手の緊張感は、他に伝わり易いでしょうから、そうしたほうが良いように、思いました。
塗装後は、スポンジサンダーで、仕上げ研磨します。300〜800番手くらいで、仕上げる。サンダーが当たりにくい所は、気にせず残します。それくらいの、作り手に余裕を持たせた作品でないと、続かない。
いつものように、ミネラルオイルを塗って、車輪付けて完成。何の予定もなしに、出たとこ勝負で作りましたが、それなりに作品になりました。逆に、却ってそれが良かったかもしれないですね。
取り敢えずこれが、クラミックな玩具の入り口です。
2 件のコメント:
ふむむ・・輪郭線を描く・・・
なるほど~
輪郭線が平面性と立体感、両方を強調しているような感じです。こんな方法があるのですね。とっても面白い!
私もおもちゃ作りで。何時か生かしてみたいです。
のほほん様、こんばんは。
ふむむ・・っと唸って頂いて、有難う御座います。(笑)
他の工芸の分野で、先例も有るかもしれませんが、
あまり見ないですね。
どちらかと云うと、やっちゃいけないような、感じです。
書道で書いた字を、なぞって2度書きするような・・・。
こういうところが、素人の独り作業の、
強みかもしれませんね。
でも、スタイルとして定着できるか、まだ解りません。
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