たくどうさんの、コメントでヒント頂いて、ボール盤でスパイラルビットを回転させて、フライス盤のような、仕事が出来ないか、やってみました。
ビットの回転数は、関西ですので60Hzの毎分3600回転。ルーターなら1万回転はするので、回転不足は始めから解ってます。加工材は、柔らかな朴の角材。
最初に、5ミリくらい縦に削り込んでから、スライドテーブルで横移動させたらば、ビットが大きくブレて、加工面がひどく荒れました。それが加工箇所の右端の部分。
なので、縦の送り(深さ)を2ミリくらいにして、ドリルで穴開けする様に、ビットを何度も上下して開けながら、少しずつ横移動の繰り返し。
左端までいったらば、ビットを降ろしたまま、材をスライドさせて戻し、側面と底面をならします。
ドリルでホゾ穴開ける時の、作業要領とほとんど変わりませんが、ドリルと違って、底面が奇麗に仕上がる。
少しずつ、深さを増しながら、繰り返し作業します。
縦方向にも、移動してみました。あくまでも少しずつ、ゆっくりが基本です。ドリルで穴開け出来るんですから、ルータービットでも、加工出来ない訳では無い。
フライス盤の様に、ボール盤で加工出来るかと云えば、大量生産には全く不向きながら、趣味で使う分には、少しは使えるかな?という感じです。或は、治具作りなど限定的な用途なら、使えるかもしれない。
いかんせん、回転数が低すぎて、ビット本来の加工能力は引き出せません。
ワセリン。怪我の治療剤として、工房に常備してます。怪我、火傷等の外傷の場合、消毒薬で消毒したら、しっかり水洗いして、今度は消毒薬を洗い落とさないと、傷口が消毒薬に負けて、治りが遅くなるそうです(健康な細胞まで死んでまう)。
なのでむしろ、場合によっては消毒薬は塗らない方が、良い。水のある所なら、水でしっかり傷口の汚れを洗い流す。
で、水洗いしたら、このワセリンを塗るのが一番良い。ワセリンは薬では無いけれど、肌の細胞に一番やさしく、細胞の再生を助けてくれる、働きがあるそうな。
それを昔、テレビの授業で知って、驚いた。それからは、ワセリン教の信者になっている。
乾燥肌なので、冬はこのワセリンを全身に塗っている。始めはベトベトして気持ち悪いけど、そのうちに肌がミズミズしくなってきます。
と、前置きが長くなったけど、今日はこのワセリンを、鼻の穴に塗りました。このところずっと、鼻の中の出血が止まらず、困ってるんですが、作業中はマスクの他に、鼻にワセリン塗って、微細粉塵や刺激臭から鼻の粘膜を、守ってみる事にした。
保護と治療の両方の効果を期待してます。上手くいくと、良いですが。
12/10 追記:ワセリンの効果は直ぐに現れて、鼻腔内の出血は改善されてきました。今後も継続的に塗って行きたい。(塗るのは綿棒で塗ってます)
2 件のコメント:
ヤマドリさん今日は
ボール盤では、回転数が低いからやっぱり無理みたいですね、でも1個2個作るならなんとか使えそうです。
私はワセリンでなくラノリンを使っています。
羊の毛の油を精製したものでニュージーランド製です。ラノリンは合わない人があるそうですが、私は問題ないようです、これを手に塗っておくと瞬間接着剤が指についても簡単に剥がせます。毛穴を塞ぐので、漆かぶれにも多少は効き目があるようです。
たくどう様、こんばんは。
そうですね、全く使えない訳では無いです。
瞬間接着剤が、剥がせますか!
ワセリンだと、どうなのだろう。これも、実験してみましょうか(笑)
ワセリンはベタベタするので、木工工作する時は、手を洗っていますから、駄目かなぁ。
羊の毛刈りの経験はありますが、農家の野良っぽい羊で、油まみれで大きな毛玉になってて、凄くベトベトして、大変でした。
でも、かぶれた訳ではないので、私も大丈夫かもしれません。
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