2009年9月28日月曜日

列外1、事故1、その他異常なし

型とパーツを組み合わせて、完成予想図作ってみたりして、こういう事やってるときが、一番楽しいかも。プラモデルもそうだけど、製作中盤に入るとつい、途中の部品を組み合わせて、完成の姿を先読みしてしまうのだけれど、あんまりやりすぎると飽きて来て、完成に至らなかったりするもんだ。
今回は、タイヤの仕上げ研磨の時間を計りました。ボール盤にくわえた8㍉丸棒に、タイヤをセットして回転研磨。17個で約42分。1個あたり約2分半。研磨材は180番手から始めて、220,320,400,600,800,1000と、7種類使い分けするので、結構時間も掛かります。途中どれか抜かすと、研磨傷が残ってしまうもんです。それなら始めから、仕上げ研磨などしないほうが、まだ賢い。
時間短縮なんて云うならば、余分な個数まで作らなきゃ良いのにって、思うんですが、さにあらずで、今回も結果的に余分を作って助かりました。写真のタイヤにカリンの薄板で作ったホイールを埋め込みましたら、サイズがやや大きすぎたか、叩き込んだ拍子にひび割れが入ってしまった。ちょうど写真真ん中あたりに、亀裂がみられますね。

「あ・・」って声も出て、どうにも認めたく無い数秒間の後、「あ〜あ・・」って認めてしまうのが、なんとも悔しい。でも今回は余分を1個作ってたので、作業の中断も無く、進める事が出来た。逆に、余分作って事故も無く、本当に余ってしまうと、それはそれで寂しかったりする。

ホイール(今回は直径27㍉)のカリンも、円定規使ってニードルでけがいて、ケガキ線に沿って研削成型しますが、埋め込む穴径より、気持ちキツめに削り出します。接着は瞬間接着剤でするものの、それだけでは心もとないので、穴にキツく埋め込む事で、剥離を防ぎます。

その場合はやはり、刃物工具で切り抜く円よりも、手作業で削り出す円のほうが、理想のサイズを得られますが、時々はこんな風に失敗もします。

2009年9月27日日曜日

ストップウォッチの夜

ヤマドリオートを4台作るとなれば、タイヤは16個必要です。予備の1個も入れて、合計17個のタイヤを作るのだけれど、今回はそれぞれの作業の、所要時間を計ってみました。私以外の誰の為にもならない記録ですが、お暇ならば、お付き合い下さい。

材は厚み20㍉、幅45㍉のブラックチェリー。これに40㍉の直径でデバイダー使って円を引き、中心に8㍉の車軸穴と、27㍉のホイール穴を、先に開けます。ここまで仕込んだら、さあ、ストップウォッチ使って計測開始です。
バンドソウで、墨線に沿って大まかに材を切り抜いていきます。この機械は出力が350W前後しかないので、繊維方向に沿った切り込みでは、スピードが落ちたり、刃が暴れたりし易くなります。結果は約9分。一個あたり30秒くらいですか。
荒く切り抜いたのを、今度は120番手の大型ベルトサンダーで、一気に成形研削します。これが約11分30秒。一個あたり、約40秒。バンドソウで切る時よりも、墨線に沿って慎重に成形しますから、時間がかかりますね。
更に、240番手のベルトサンダーで成形の仕上げを行います。先程の120番手の研削痕を消しながら、形の最終仕上げ。なので慎重に研磨するのと、番手が高くて研磨速度が遅いため、更に時間がかかりました。約17分。一個あたり約60秒。

3工程の合計所要時間は、1個あたりで130秒くらい、約2分とちょっと。
先の仕込みの時間と、更にこの後の面取り加工、仕上げ研磨などもありますので、実際の所要時間は、1個あたり5分近くかかります。これが早いのか、遅いのか。

場合によったら、最後の仕上げ研磨をかなり、省略しても良いかもしれませんが、一度ピカピカの製品を見てしまうと、中々そうもいかないようです。

もし、木のタイヤ作りの名人が居たら、どれくらいの早さと、正確さで作ってしまうんだろうか?なんて、居もしない名人の技を夢想しては、それに追い付けるように頑張ろう!なんて考えたりする。名人なら、もっともっと早い筈だ。たぶん。

2009年9月26日土曜日

寿命を削り

ヤマドリオートの新作を製作中。もうちょっと、手の込んだデザインの玩具を考えてたけれど、まとまらなかったので、ここは無理をせず、取り敢えず単純なヤマドリオートの新作に、手を付けました。

単純でも、木の玩具ならではの制約は付いてきますので、作れる形までまとめ上げるのは、意外と難しいものです。

それに単純なら尚更、深夜まで時間を潰し、寿命を削り、貯金を減らしながらも、作る価値のある物かどうか・・・と云う事が切実になってくる。完成して一晩置いて、翌朝見た時に落ち込んでしまうのも、悲しいものです。

私は何故か、トイレで座ってる時に、一番落ち込んでる場合が多い。あそこでは妙に落ち着いて、色々と考えてしまうせいか?
研削作業の工夫。バンドソウでカットし刳り貫いた、角面の削り出しをし易くする為に、角毎に斜めの切り込みを少し、これもバンドソウで入れてあります。
ベルトサンダーで、墨線に沿って研削する時に、ベルトの縁に、材が干渉しないように、この切り込みを入れてあります。以前は小径のドリルで貫通穴を開けてましたが、ここは完成後は隠れるところなので、この場合は、バンドソウで済ませた方が早い。

実際にこういった形の研削をしてみると、解るのですが、この切り込みが無いと、ちょうど角の所の研削が、やりずらい。
研削し終わった部材。切り込みがないと、ここが丸く残り、嵌め込みパーツの角と干渉し易くなって、迅速な作業の障害になり易い。ちょっとした事ですが、私には大事な作業のコツです。

2009年9月21日月曜日

マッチ箱な旅行

私の仕事は、土日祝日のほうが忙しかったりしますが、今日は半日休みを頂いて、家族で小旅行に出かけました。目的地は、住まいから目と鼻の先にある、松山城!。
ストレートに行けば、歩いて登って20分程なので、玄関でてから逆方向の駅に進み、市街電車に乗ってトコトコと約5分、松山市駅で降りました。ちょうど松山観光の目玉、坊ちゃん列車が止まってました。

松山市街地を走る伊予鉄道の市街電車は、写真左の通称「チンチン電車」と、新型で低床式の今風なデザインの物、それと写真右側の「坊ちゃん列車」が走ってます。この蒸気機関車型の列車は、実際の動力はディーゼルですが、外観などはかつて、松山市を走っていた機関車の実車に忠実に復元された物で、毎日普通に営業運行されてます。

地元民ながら、伊予鉄道の各列車のカラーリングや、スタイルには、時代を超えて飽きのこない、センスの良さを感じます。子供の頃からずっと、大好きです。
駅を降りましたらば、松山らしく、とっても短い地下街を通って、松山随一の繁華街でショッピング。とは云っても、親子揃って寄るのは画材屋か、本屋ばっかり。ずうっと賑やかな通りを抜けて、着いた所が松山城のロープウェイ乗り場。我が家と正反対の位置の山麓にあります。

ロープウェイ乗り場って云っても、城のある山の標高はせいぜい、132メートルなので、乗ってみれば、あっという間に着いてしまう、何とも松山な規模のロープウェイ。でも、ここにはロープウェイのほかに、リフトも並走してたりする。観光旅行なら、ここはリフトに乗って、ちょっとした遊園地気分も味わいたい。

このリフト、私が通ってた高校の教室の窓から仰ぎ見れば、山の茂みの切れ目から僅かに、見る事が出来て、授業中は良くこのリフトの運行を、ぼ〜っと眺めてました。

写真中央に写ってる後ろ姿が、私の娘。高いような、低いようなコースを3分ばかり、短いコースなので、ゆっくりと進みます。大人片道150円でした。
リフトを降りて、もう暫く登ると、そこに松山城の天守閣が見えてきます。写真では左下の構造物が天守閣。右上に仰ぎ見えるのは、城門の構造物。松山城の詳しい事は、面倒なのでこちらでどうぞ。

この小旅行、不定期に時々、家族でしてますが、最後は山頂売店で、アイスやソバなど飲食して終わりです。どちらかと云えば、これが一番の目的だったりする。今年は何故か、メニューからソバが消えてたので、娘はうどんとカキ氷を、私と妻はトコロテンとアイスを、食べました。

この小旅行、何が嬉しいかって云えば、最終目的地と自宅がほぼ、同地点って事で、観光終えて、リフトと反対方向のルートから、山を降りれば、もうお家が目の前。
煩わしい帰りの行程が無いのが、あまり遠出したがらない我が家向きって感じです。

で、今日は電車に乗って、繁華街で買い物して、リフトに乗って、お城を眺めて飲食して、そこそこ観光旅行っぽくて、いい感じでした。

今度は、松山と云えばここ、「道後温泉」を観光してみるつもりです。

2009年9月18日金曜日

快適工房環境のススメ

オフ・コーポレイション社で販売されている、サイクロン集塵システム(ダスト・デピュティー)を購入して、テーブルソウの集塵機に繋ぎました。集塵機側のホースを強引に差し込んで、紐で括ってあるのが見苦しいけれど、取り敢えず今はこれでご勘弁。

性能は、オフ・コーポレーションさんの謳い文句通りに、奇麗に粉塵を分離してくれますし、小さな作業場にも都合の良いサイズです。サイクロンシステムと繋がった蓋の脱着も、意外と簡単です。下のバケツから、ゴミ袋にポイなので、ゴミ捨ても煩わしくなさそうです。
更に簡単にって思って、バケツ内にゴミ袋を入れて、蓋をしてみました。このまま集塵しても、ゴミ袋が集塵機側に吸い込まれるって事は、ありませんでしたが、吸い口を塞ぐと、多少は吸い込まれるかもしれません。
(09.12.20追記:後日、ゴミ袋装着したまま吸引した所、ゴミ袋が掃除機側に吸い込まれる事例が発生致しました。お気を付け下さいませ。)
バケツ容量に対して、袋がやや大きすぎでもある。で、これはやめて、オリジナルのままで使う事にしました。

吸引稼働すると、負圧がかかって、蓋が内側にシナリます。なので、この装置の寿命は、この蓋の寿命次第だなって思った。この蓋の素材が劣化して負圧に耐えられなくなれば、もう使えないけれど、サイクロン部本体は壊れそうにないので、下の部分は自作すれば、ずっと使い回し出来そうです。

装置自体は軽いので、吸引方向に重心が傾き、倒れ易くなりますので、バケツの底に重りを入れてます。それか、何らかの手段で固定してやる必要が、ありますね。
フェスト社テーブルソウの集塵ポートとの接続部。ノコ刃周りは全面、カバーで覆われてます。とは云え、吹きこぼれる粉塵もそれなりにある。特に、集塵機の集塵力が落ちてくると、それが顕著になりますが、今回のサイクロン導入によって、些かなりとも改善されてくれれば、良いのですが。

ちなみに、写真左上のオレンジのフィルターは、気密パッケージ化された動力部の為の吸気フィルター。パッケージ化されてるため、動力部はメンテナンスフリーです。逆に云えば、故障した時が怖い。
毎年大きな機械を一個、購入するようにしてます。今年はこちら、カーブのキャニスター式集塵機。今迄は旧タイプを使ってましたが、ダストバックの性能が、大量の微細粉塵を出すドラムサンダーの連続使用について行けなくなってきて、困ってましたので、このキャニスターフィルターが装着出来る新型に、思い切って買い換えました。

フィルターの外周には、目の細かい金網が貼られていて、フィルターの破れや変形を防いでくれてます。で、フィルターの面積も、今迄の袋状の物に比べて数倍増えてますから、風の抜けが良く、稼働しても下のビニール袋があまり膨らみません。ビックリ! 抜けが良い分、吸引力も増えた筈です。きっとそうだ。
写真奥に見えるのが、粉塵小僧のドラムサンダー。新しいフィルターにはハンドルが付いてますが、これを回すと、中でフィルターのヒダを振動させて、付着した粉塵を下に落としてくれる、有難い装置です。

今迄は、フィルターが詰まってくると、ドラムサンダーからモヤモヤと、粉塵が吹き出してたのですが、これからは、このハンドルをグルグルすれば、また、心地良い吸い込みが復活してくれるようになる、と、期待してます。・・・高かったんだから。

2009年9月13日日曜日

足でスウィッチ

これは、ボール盤のテーブルに置いて、角度の付いた穴開けや、任意の間隔で連続した穴開けをする時に使う、自作治具。久し振りに出番がありましたので、写真を撮りました。

やや、傾けてあるテーブルで、15㍉間隔で穴を3個ずつ、開けてます。今の所、出番は意外と少ない治具ですが、とっても便利です。
ボール盤の、向かって右側、作業者の右脚が来る所に、フットスイッチを、自作してあります。ホームセンターで売られてる、家電用のフットスイッチをそのまま使い、カバーを兼ねた板の部分を蹴ると、スイッチが押され、電源が入ります。

一度開けかけた穴に、再度ドリルやカッターを降ろす時に、刃先がすでに開いた穴の中に入った状態で、電源を入れないと、軸がぶれて穴がずれてしまうのですが、そうすると両手が塞がりますから、その時にこのフットスイッチが、役に立ちます。

材をバイスなどで固定出来れば、両手は塞がりませんが、バイスのセッティングに時間かかるし、私の場合、手で保持出来る物の方が、多いですし。

不意の稼働で怪我するとイヤなので、オフは成る可く機械本体のスイッチでします。

私が怪我する割合の、一番多いのが、ボール盤の作業です。手で持った材が滑って回転し、指を切ったり、火傷したりします。あ!って思っても、とっさには指が離れずに、回転する材との摩擦で指紋も無くなりそうな程、皮膚が溶けます。

特に丸い形の小さな材は、要注意ですので、成形前の角張った状態で穴開けするか、小型クランプなどを併用して、指で直接材を保持しないように、してます。

2009年9月12日土曜日

電車の修理工場

これは、4年くらい前に、娘が昔通ってた幼稚園に寄贈した、電車の玩具。長さが14センチくらいの、小さな玩具です。私の妻が読み訊かせの会で、今でもその幼稚園に時たま通ってますが、この電車が壊れたので、修理して欲しいと、私の所に戻って来た次第です。

さて、車輪の軸が見事に抜けてますね。丸棒を穴に突っ込んだだけでは、たとえ接着剤を流し込んだとしても、強度は保てません。もっとも、大人に上品に、コロコロ転がす分には、問題ないのでしょうが、幼稚園児のハードな遊びには、耐えられないという、良い見本です。

これは、車輪から作り直すつもりです。何にしても、良く遊んでくれて、有難う。壊してくれて、有難う。
奥に写ってるのは、サイズを変えて、後で作り直したもの。ここで見ていただきたいのは、車体に赤の帯で使った、パドゥックの色が、紫外線で全く別の色に変色してる所です。作り直した奥の方は、陽に当ててないので、まだ鮮やかな赤ですが、手前のは幼稚園で、陽に当たったのでしょう、見事に黒紫に変色してます。この部分は、次はカリンを使って作るつもりです。
車輪の問題をどうするか、と云えば、結論は既に出ておりまする。こうやって、ダボを車軸に打ち込んでおくのじゃ。写真のはネコ車での作例。手間はかかりますが、外れるとハッキリ解った以上、しないといけませんね。

良かった所。
車輪はともかく、他の部分は全く壊れてません。本体の貼り合わせ、円形パーツの埋め込みも変化無く、ミネラルオイルの艶も、子供達の手の油と相まって、残ってました。
汚れの付着が目立ちましたので、写真を撮った後、濡らしたタオルで汚れをゴシゴシ、拭き取りましたが、ツルツル感はほとんど損なわれてませんでした。

こうやって、過酷に遊んでもらって、その結果を見るのは、何より勉強になって、嬉しいです。だいぶん嬉しかったので、お返しする時にまた、他の玩具も追加で寄贈しようかなぁなんて、考えてます。

2009年8月21日金曜日

即席麺の美味さ

ボール盤用のキーレスチャックを2種、購入致しました。どちらのサイズもかなり値の張る物で、ボール盤本体買うのと左程変わりません。

写真上は、マキタ卓上ボール盤に取り付けた、ジャコブステーパー(JT)No.6で、掴み能力13㍉までのタイプ。スピンドル径が適応するとは云え、機械本体に対して、やや大きめなチャックです。というより、これは機械のほうが小さいのだ。右に置いてあるのが、オリジナルのチャック。比べると、キーレスタイプのサイズの大きさが解る。
こちら、写真下はJTNo.1で掴み6.5㍉までのキーレスチャック。ボール盤本体より高価。右に置いてあるのが、オリジナルのチャック。もう爪が壊れて使えない。

モーターベルトも冗談みたいに質が悪く、使い物にならなかったし、チャックもすぐ壊れるし、まあこういったところで、価格を安価に抑えてるのでしょうが、壊れたお陰で、キーレスタイプに変換する決断も出来たので、後はモーターさえ壊れなければ、良い機械です。

安物だけど、ドイツのファイン社のロゴマーク貼って、高級感出して遊んでましたが、ベルトもチャックも、本当に高級になりました。
実際の使用感など、詳しい事はいずれ、ウェブサイト内で発表したいと思ってます。

「竜の船」の塗装作業は、中々進みません。色んな部分で、手を焼いてます。もしかしたら、玩具の範疇を逸脱してしまったかなぁ、なんて思ってます。中々気が乗らない。

例えば、即席麺の美味しさと、生麺の美味しさは、全く別物であるのに、即席麺に生麺の美味さを求めてしまって、結局どちらも中途半端になってしまうような、そんな感じです。
即席麺のロングセラーほど、生麺とは違った味を持ってますね。安っぽさ、駄菓子っぽさほど、逆に美味しいような。

僕の「絵本玩具」も本来は、日清のカップヌードルとか、チキンラーメンとか、徳島製粉の金ちゃんラーメン(西日本限定?)とかいった、ベタな即席麺の風味が一番似合ってるような、気がしてきました。背伸びしすぎると、才能が追いつかないし、すぐボロが出てしまう。

とにかく、早く仕上げなければ、次に進めませんね。
あ〜、がんばろう。

2009年8月15日土曜日

ゾウムシの鼻

ホームセンターで売られている、藤原産業製の防塵マスク2種。向かって左側のほうが、お値段が高かったかな。ちょっと前までは、右側の丸いフィルタータイプを使ってました。これも、時々モデルチェンジされてるようですが、以前のも、今回のも、決まってゴム紐の取り付け部分が、1年経たぬうちに壊れてしまいます。
横から見た図。右側のマスクのゴム紐取り付け部は、痕跡も残さぬほど、砕けてしまってます。成形された部品の厚みが、とても薄いのです。簡単にボロンと崩れます。排気口付近も崩れました。他は色々工夫され、改良されているのに、何故ここがこれほど脆いのか?

一方、左側のタイプの取り付け部は、厚みがあって、しっかりしています。まだ1年使い切ってませんので、この先どうなるか解りませんが、壊れそうな気配は無さそうです。やや値段の高いだけの事はあります。

性能はそう大して変わりませんが、スタイルは丸い方が好きなので、この壊れ易さがうらめしい。で、今は左側のゾウムシみたいな鼻で、作業してます。こちらは、マスクの気密点検装置が付いていて、やや本格的です。丸い方も、吸気口を手の平で塞げば、気密点検出来ます。手で塞いで息吸って、マスクがペコンと潰れれば、気密が保たれてる状態ですね。

自衛隊に居た頃、山中での演習に行ったりすると、色の着いた煙幕が焚かれ、ガスマスク着用となるのですが、風の無い時など、煙が動かず、そのままガスの状況が長く続いたりする時がある。

不眠不休で疲れきってるので、これ幸いに、マスクの中で寝ました。なので、ガス攻撃が待ち遠しかったりした。窪地はガスが溜まるので、本当は避けるべきですが、上官に見つからないように、わざと窪地に入って煙に隠れて爆睡です。他の人もそうらしく、その時のシ〜ンとした空気感は、今でも思い出せる。

煙が晴れると、状況終わりでマスクを外します。爆睡してても緊張してるので、声が聞こえると起きてしまうのが、うらめしい。本当に毒ガスなら、眠るどころでは無いでしょうね。
今使ってるのは、粉塵マスクですが、木工粉塵とて油断してると、身体(特に肺、鼻)に病害をもたらしますので、こまめに正しく着用したいですね。

2009年8月14日金曜日

アツアツでヒヤヒヤ

「竜の船」のパーツの水研ぎをしました。その前に、同じ写真の横軸ボール盤使って、320番手で「ならし研磨/造語」をしました。両方で、約4時間、何度か休みは入れながら、このボール盤を稼働させました。

真夏では、深夜作業と云っても、狭い室内の温度は高く、そんな環境でボール盤を数時間回し続けると、モーターが焼けそうに熱くなります。これが一体、どれくらいもつのか、少々ヒヤヒヤしながらアツアツのモーターで作業してます。

理論上では、モーターのコイルに巻かれた皮膜線の皮膜が、溶けなければ良いのだから、外から送風機の風なども送って、強制的に冷やしてもいます。

モーター冷やすなら、空転させて冷却フィンを回してやるのが一番良い、とは知っているけれど、働かせ過ぎも良く無かろうと思って、途中で止めて、他の作業を暫くしたりもします。
趣味だけで作るなら、数時間も回転しっぱなしって事も少なかろうけれど、多少なりとも量産を目論むなら、こうした機械ストレス対策も考えておかないと、いけないなぁ。

このボール盤には、ハンドドリル用の、キーレスチャックを咬ませてあります。先端工具の取り替えがし易く、水研ぎの水ハネで金属のチャックが錆びるのも、防いでいるつもりです。

先日壊れた小型卓上ボール盤用に、ネットでチャックを調べた所、結構簡単に見付ける事が出来た。で、チャック式の3倍近くするけれど、ボール盤用キーレスチャックも欲しくなった。
かなり作業時間の短縮に、貢献してくれる筈だ。

2009年8月12日水曜日

座って考える

「竜の船」船体部分。奥に写ってるベルトサンダーで、輪郭を削り出すのですが、このように貫通した穴の開いた部材は、研削時に研削粉が、穴からこちら側に吹き出して来て、作業に集中出来ません。ので、こうやって研削面の反対側に、マスキングテープを貼って、作業します。

研削研磨ばかりの私の作業ですので、集塵機の集塵バッグもすぐ詰まり、風量が落ちます。今使ってる、旧タイプのカーブの集塵機を、キャニスターフィルター式に変えたいのですが、本体から買い換えないと駄目なので、躊躇してますが、そろそろ潮時かなぁ。もう1台、14インチのバンドソウも欲しいのだけれど、一度に両方も買えないし、さてどうしよう。
と、思ってたら、三共コーポレーションの小型卓上ボール盤のチャックが、壊れました。三つ爪の一つが、可動不良になった。安い中国製だし、始めからチャックの咬み具合も悪かったので、予想はしてましたが、さて、これまたどうしましょう。

メーカーに同じチャックを発注した所で、またすぐ壊れるだろうし。同じサイズで国産の物があれば、高くても手に入れたいけれど、ああ、探すのも面倒だなぁ。
部品の成形終わって、仮組みしてみました。色を塗ると、見栄え良くなりそうです。このあとは、根気のいる水研ぎ、塗装、仕上げ、完成、お披露目、と続きます。

当たり前でしょうが、概ね図面通りに組み上がってくれてます。以前は出来ないと思ってたデザインですが、色々経験積むうちに、何とかなるようになりました。今後の問題はやはり、女の子の顔ですね。顔で全てが決まってしまう。

何か作る度に、違うキャラを作ってたのでは、塗装が大変なので、一つ定番の女の子キャラクターを、作った方がいいかもと、トイレに入ってる時に考えてました。

2009年8月11日火曜日

沢山のパーツ

切り出した「草竜」2体分のパーツ。恐竜の骨の化石みたい。大小合わせて70個以上あります。1体分でも、今までで一番多い部品数です。
貼り合わせる材の、位置決めダボを打つ、穴開けをしてます。ダボは4㍉の丸棒で作ります。もうホームセンターでは、ラミン丸棒は売られてませんが(変わってヒノキが使われてますね)、まだ買い置きがあるので、それを使います。丸棒の木口を、ベルトサンダーに回転させながら当てて、角を丸くしながら、8㍉に機械でカットします。今回は一度に60本作りました。
ウォルナットの芯になる材の両面に、それぞれメイプルの板材を貼り付けます。一種の合板ですね。瞬間接着剤で貼り合わせ、セッターな雰囲気の箱に入れてやります。セッターは、硬化時間の短縮や強度保全に役立ちますが、作業者の健康保全には役立ちませんので、しっかり換気するか、こうやって微量で閉じ込めて使います。

接着してから、一部作業の不手際が発覚。墨線に沿った削り出しが不完全なまま、接着してしまった部品がありました。あとで、鑿や手ノコ使って、何とかしよう。
パーツが増えると、とたんに不手際が発生してしまうのも、ちょっと悲しい。

2009年8月10日月曜日

飛べ、テーブルソウ

ドイツのフェスト社製テーブルソウの割刃。ノコ刃と連動して上下してくれますが、それ以外にも、指で摘んでこうやって、引き出したり、格納したり、出来ます。

割刃はテーブル下で、グリスを塗られた2枚の金属板に挟まれて、ボルトで締め付け固定されてますが、このボルトを少し緩める事で、外から手で上下出来るようになってます。

このノコ刃は、他社の物を付けてますが、やや小振りな為、割刃の頭を少し削ってあります。
最近では珍しく、縦切りフェンスを付けて作業しましたので、写真を撮りました。切り終わったあとに撮った、再現写真。

黒い押し棒は、このテーブルソウに付属してた物。左側の角材治具は、左手で材を固定する時の治具。これで材をフェンス側に押し付けます。

ノコ刃は64枚刃の横切り用のままです。頻度の少ない縦切り用に、一々交換するのも面倒。時々、ちょっと焦げが付きます。

ノコ刃カバーは自作の物。テーブル上に更に、スライド板載せてカットする時に、オリジナルの物は大きすぎて、つっかえてしまうので、小さく自作した次第。上にパイプ付けて、集塵機に繋いでます。
縦切りフェンスのスライド部分。沢山のノブやら摘みが付いていて、微調整が可能ですが、私には宝の持ち腐れです。このフェンスは、どちらかと云えば、大きな合板を精密に、沢山カットするのに、適していると思うし、このテーブルソウ自体が、そういった作業用の機械です。

左端に、合板で作ったスイッチカバーが見えます。丁度、左足のモモの所に来ますので、軽く脚で触れて、電源切る事が出来ます。

機械デザインは、お国柄が良く出ますけれど、このテーブルソウも、昔のドイツの航空機や戦車のデザインを思い起こさせる。旧ドイツ軍の戦車なんて、デザインから仕上げまで、隙がないほど格好良く見えるのだけれど、デザインも仕上げもへったくれもない、ソ連の戦車にコロコロ撃破されているのだから、実用と云う事に関しては、見た眼程ではなかったのだろう。

このテーブルソウも、丁寧な仕上げや、高性能な各種機能が盛り沢山なのに、テーブルの平面精度は2流品という、アンバランスな部分がある。もっともこれは用兵、ではなく用途の問題なので、仕方がないと云えばそうだし、そんなところが却って、今は好きなのだけれど、相当高価な買い物だったので、当初のショックは大きかった。

航空機で云えば、ドイツのジュラルミン製の超大型輸送機を、東洋の小国が見栄はって、大枚はたいて買ったものの、狭い自国の空では飛ばせず、仕方がないので翼を少し切り取って、これまた狭い格納庫に保管されているのを、呆然と眺めてる、感じだった。

今では、そんなショックも乗り越えて、楽しく便利に使っています。何よりも、格好いいから、いいや。

2009年8月1日土曜日

ヤマドリオート

女の子の顔を、消しゴムハンコで描きました。これはこれで、いいのですが、玩具自体はつまらん物になりました。ので、写真は顔だけ。

消しゴムハンコ、上手な方は、本当に奇麗に彫ってます。比べると恥ずかしいくらいなので、私も真剣に、消しゴムハンコの彫りの練習しようかなぁって、ちょっと思った。

皆さんそれぞれに、得意な分野をお持ちですが、私なんかは泥臭い表現は得意だけど、可愛らしい雑貨向きなデザインは、ラナちゃんを描く大塚さんくらいに、苦手です。苦手なので、勉強しようと思ってますが、後付けな感性は、すぐにそれとバレてしまうのも、恥ずかしい。
以前解説した、車軸が車体底面に位置する、「底軸型」の車軸が通る下駄部分。ここでは、下駄のパーツが本体に差し込まれてますが、簡単な工作の物では、ボンドで貼付けられています。このタイプは、比較的良く見るのではないでしょうか。
2個作ったうちの一つの、人形をやめて座席に変えてみました。このほうが、玩具の車らしくていいです。今まで、ちょっと考えすぎたかもしれない。作り易いので、商品にしてもそんなに高価な物には、ならないでしょう。

こんな風に、目玉も人形も無い、単純な車の玩具で、「ヤマドリオート」っていうカテゴリーを作ってみました。自分で買うなら、こういった玩具のほうがいいかもしれない。これもまた、色んな種類を作ってみたいです。

新作の写真はこちら

2009年7月29日水曜日

小型卓上ボール盤は偉い

車に乗せる女の子の顔を描くのに、細筆で描き上げてみましたが、難しい物ですね。
当然ながら、パーツ毎の顔も変わりますが、同じ個体の左右の顔も変わってしまうし、目の表現方法も定まってないから、途中から白目を入れたりして、どうにもぎこちない。

線は、薄い色を重ねて徐々に濃くして行くのですが、微妙に、にじんだり、濃すぎたり薄すぎたり、で、何となく汚らしく仕上がってしまう。それより、基本的に最初は一発描きなので、緊張して思い通りの眼がかけない。

目の表現方法だけで云えば、ミッフィーちゃんみたいに、とっても単純化すると描きやすいのだけれど、何だかあからさまに、逃げましたって感じがあるので、気が引ける。

紙に描いたり、塗ったりするのと、多少勝手が違ってくるので、自分の描きたい線が描ければいいけれど、それが難しいとなれば、それ用の線やデザインを考えないとイケナイ、と云う事なのだろう。ああ、めんどう。
それで、練習の意味もあって、顔のパーツを更に4つ、作りました。写真は13㍉のドラムで、鼻筋のラインを削り出している所。このドラムは、直径13㍉(実質加工径は15㍉)が最小なので、キャラクターデザインする場合、この径までで削れるラインでないと駄目!って事を前提に考えないといけません。

木工作の場合、このようにデザインに対する、加工の都合上の制限が、幾つも生じてきます。

ところで、この一番細い径のドラム加工を、最も効率良くこなしてくれるのが、写真に写っている、三共コーポレーション社製の小型卓上ボール盤です。回転数が3200〜6200までありますが、大体4000回転くらいで使ってます。これほど小型で幅広く高速回転してくれるボール盤は、他には無いかもしれません。

で、高出力高回転の宿命として、トルクが弱く、材を強く押し付けると、回転が弱まるのですが、その為に材の焼き付きが生じ難くなって、却って好都合だったりする。
手動で上下動も付けられるので、作業効率も、その小型なボディの割には大きいです。

中国製の安価な機械、という根本的な不安感は、ついてまわります。チャックも噛み合わせが悪く、モーターベルトなど笑ってしまう程、ボロなので、ミシン用ベルトに付け替えたりもしましたが、この13㍉径のドラムサンダー用の機械としては、これより大きく高価な、他のどの機種よりも一段上の仕事をしてくれます。

2009年7月25日土曜日

工房の湿気とカビ対策

ここ数日、普段は雨の少ない松山市でも、降雨が続いてます。断水の心配から解放されて、喜ばしいのですが、湿度が高くなるので、木工する向きには喜ばしくありません。

特に家具工作のような、精度を要求される木工なら、木の膨張収縮の差が激しいこの時期は大変でしょうが、精度を要求されない私の木工でも、工房環境全般で注意を要します。

工房内の湿度計が、80%を常時超えるようになると、湿気でカビが発生したり、機械の金属部分が激しく錆びたりします。

カビは、治具の素材でよく使う、MDFの板、それも汗や汚れの付着した部分から、発生し易いです。一度発生すれば、奇麗に拭いた後でも、同じ所からまた発生します。他に、壁に打ち付けてある合板なども、足下部分にカビが発生します。

湿気は足下に溜まりますので、こういった素材の物は、成るべく高い位置に置くようにしています。壁の場合は、壁と物(機械)の間に成る可く隙間を空けて、空気が通りやすくしてやります。

カビ対策として先ずは、部屋の換気扇を、降雨前から止めてやる事が大事ですね。
翌日雨天の予報があれば、前の日から換気扇を止めます。1〜2日の雨天であれば、これだけでかなり違ってきます。外は雨でも、外気が積極的に入らなければ、作業場は70パーセント以下のままをキープ出来ます。

湿度が高くなってしまっても、工場扇、扇風機などを1日中回して、部屋中の隅々まで、空気が滞留しないようにしてやれば、カビの発生はある程度防げると思います。もっとも、これは私の作業場が広く無い(約8畳)から、効果があるのかもしれませんが。

換気扇の取り付け位置で、一つ疑問を感じたのには、業者さんに頼むと、吸気口を足下に、排気口を天井付近に、取り付けるパターンが多いように感じますが、これは湿気対策としては、甚だ宜しく無い位置でして、足下の大量の湿気を、そのままに吸い込んでしまいます。部屋の空気を対流させる為に、高低差を付けるのは解りますが、それなら排気口を足下にしたほうが、実用的ではないかと思う。

私の作業場では、もう排気口の場所は変えられないので、足下の吸気口を塞ぎ、出入り口の引き戸の腰くらいの位置に、吸気用の穴を開けました。

まとめると、
・湿度計の設置。
・天候に応じた換気扇の作動と停止。
・吸気口を高くしてやる。
・工場扇等利用した、部屋の空気の全体的、継続的な撹拌と対流。
・足下にカビ易い素材を置かない。

などが、私の行っているカビ対策です。

2009年7月12日日曜日

ドラムサンダーの水平調整

以前作った「ザリガニ」の画報を描こうとしたのですが、一週間考えても、良い案が浮かばないのでやめました。代わりに、その前に作った「エビセン」の画報を描きますが、これはちょっと絵物語風に描きたいと思ってますので、時間が掛かりそうです。多少の資料集めも必要だし。

作りながら画報も考えて描く、のは大変ですが、好きな事ですから何とかしてみようと思ってます。「ヤドカリ」だって、描けんかなぁ、やめよかなぁと思いながら、描けたし。何とかなる筈だ。
ドラムサンダーのドラムの水平調整をしました。このつまみを、左右に回す事で、ドラムの水平を調整します。つまみは、両側のネジで固定されてますので、先ずこれを緩めます。
現在の、定盤とドラムの水平度を計るのには、ペーパーを一回取り外して、隙間測定定規など使って調べますが、手っ取り早く調べるなら、こんな風に板に墨付けて、軽く当てて手動で回転させてやると、大体の感じが解ります。ただし、板自体のソリも微妙にあれば、正確さには欠けます。それに、ペーパーが巻かれてあるのと、無い時との水平の度合いも、微妙に変化してしまう。
で、私はどうしてるかといえば、こうやって薄い板を左右の両端と、真ん中に差し込んでは、手に伝わる抵抗の感触で計ってます。実際に削る状態での測定なので、案外上手くいきます。
人間の手の感覚は、上手く使って、かつ、信頼してやれば、以外と役に立つものです。
ステンレスの水平定規を、材の対角線状に当ててみたところ。こんな機械で手押しの研磨ですが、まあまあ使える程に、平面が出てくれます。

機械ですし、所詮卓上型なので、どうしても癖は出てきますが、その辺は手押しの際に、伝わる手の感触で推し量り、研磨の向きやスピードを変えたりして、辻褄を合わせてやれます。ここでも、手の感触は重宝してます。

2009年6月29日月曜日

ドラムサンダーの便利

目玉のパーツを作るのに、丁度いい厚みの端材を使って、作りました。長さが7センチ程の板に、黒檀の目玉パーツを埋め込んで、ドラムサンダーで面一に研削してやります。こんな小さな材でも、送り板を使って、手押しで研削してやれば、機械的に素早く作業できるのが、私の強みです。

プロクソン社に、卓上型の自動カンナもありますが、それ以外では、このサイズの材の機械的加工は、難しく危険かと、思います。私の使っているパフォーマックス社製のドラムサンダーも、オリジナルのままでは、このサイズの加工は、材が跳ね飛ばされる恐れがあって、危険です。

定盤を固定の飛行甲板式にして、材を送り板に載せて固定して、送ってやる事で、安全に小さな部材の加工が出来ます。なので、一度厚み決めした板の小さな端材など、他に利用し難い物でも、再加工、再利用が可能です。ケチですが、今風に云うと、エコです。加工された部材。220番手の2回通しで、埋め込んだ黒檀の余分を削って、面一にしました。セッティングから加工終了まで、30秒くらいです。サンダーの研磨痕は、320番手のソフトドラム研磨などで消してやります。

ひろ〜い作業場に、ドラムサンダーが10台くらい、番手やサイズなど、各種取り揃えて囲まれた中で、作業できれば、本当に楽だろうなぁ〜って、思います。ペーパーも、一度ロールでセッティングすれば、目詰まりを検知して、自動取り替え式だったりすると、なほよろし。

ただし、普通に材の厚み決めするなら、自動カンナ盤のほうが遥かに便利なんでしょうが、そうなると手押しカンナも必要で、もうどちらも置く場所がありません。ひろ〜い作業場で、ドラムサンダーと手押しと自動に囲まれた作業を、してみたいです。

2009年6月19日金曜日

手押しルーターテーブル?

絵にかまけいて、木工の話題がありませんので、自作工具の紹介をします。これはポーターケーブル社製のルーターを装着した、ルーターテーブルです。テーブルはMDFで作ってます。家具なども、作ったりしてましたので、ルーターテーブルは念願の機械でしたが、実際に完成した頃には、もう家具を作る予定も無くなって、出番を逸してしまいました。私の玩具工作では、12㍉軸のルータービットは巨大すぎます。なので、フェンスを変更して、垂直出しの用に特化した手押しカンナ風の機械に、作り替えました。心臓部のルーター。ポーターケーブル社の、古いタイプ。建築用金物で固定してます。作り替えた、フェンスの主要部。ビットは12㍉のスパイラルビット。定盤から45㍉までの高さまで加工出来ます。上の板は、指の事故を防ぐ保護板。加工材の厚みギリギリまで降ろして、ビットと指との接触事故を防ぎます。ビットの手前、←が書かれてある側のMDFの側面を、0.数㍉削ってあります。それが為、ここを基準に送られる材は、0.数㍉分削られていきます。つまり、手押しカンナ盤が横倒しになった状態ですね。

始めは、普通の幅広フェンスを作ったものの、中々定盤との垂直が出せずに悩んでたのですが、もう一つ、以前から自作して使ってました、トリマーテーブルでもこれと同じ事をして、上手く加工出来てましたので、そのまま原理を応用しました。

この仕組みだと、テーブルとビット軸の垂直さえ確保出来れば、フェンス側の平面や垂直精度はほとんど関係ありません。送り側と受け側の切り口が、平行でさえあれば、構いません。

肝心の垂直調整は、写真手前の、「シマル」と書かれた穴に埋め込んだ六角ネジで調整します。反対側にも、もう一つ付いてます。このネジはルーターの定盤を押し上げ、押し下げして、軸を前後に変化させます。前後の垂直さえ確保出来れば、仮に左右が傾いていても、作業には問題ありません。

家具用材の加工には、難があるかもしれませんが、小さな部材の加工には、大変重宝します。特に、手押しカンナ盤では大変危険な、30㎝以下の長さの材も、ストレス無く、安全に行えます。写真のこのフェンスの長さは45センチで、片側21センチ程度なので、あまり長い材は扱えませんが、60センチ程度の材でも加工してます。

削り屑は、手前の保護板と仕切りに阻まれて、ビット穴から、ほとんど吸い込まれます。加工時の騒音も、ルーターがボックスに囲まれてますので、左程大きくなく、卓上手押しカンナ盤に比べれば、相当静か、と云ってもいいくらいです。使用するビットはたぶん、スパイラルでないと、上手くいかない様な気がしますが、詳しくはわかりません。

良い事づくしな記事ですが、あくまでも、小物主体の加工用では、あります。私は材をバンドソウで挽き割る時に、垂直が必要なので、その為に使ってますが、ちょっとした加工でも、重宝してます。こういう機械を作れるのも、ネットでスパイラルビットなど、簡単に購入出来る仕組みがあってこそ、ですね。